元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ウラジロ・2~年齢
高尾山“5号路”に生育している「ウラジロ(裏白)」。ウラジロ科ウラジロ属のシダ植物で、名前の通り葉裏が白い。ウラジロは1年目は渦巻き状の芽が1対立ち上がる。2年目は前年の2枚の葉の間から葉柄を伸ばしその先端から新たに2枚の葉が出る。3年目も同じように葉が出て積み上がっていく。そのため段の数を数えればその株が何歳なのかわかる。写真を見ると1段目の葉は枯れているが、2段目、3段目まで数えられ、これは3年目の株ということがわかる。日本では3段くらいで終わるようだ。
正月の注連飾りや餅の飾りに使われるが、それは2枚の葉を夫婦に譬え、その次の代に夫婦ができて、またその次の代に夫婦ができるというように子孫繁栄の縁起物とされている。
正月の注連飾りや餅の飾りに使われるが、それは2枚の葉を夫婦に譬え、その次の代に夫婦ができて、またその次の代に夫婦ができるというように子孫繁栄の縁起物とされている。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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今度よく観察してみましょう。
普通3段で終わりですか、更に重なったら盛大な藪になりそう。
説明を読むまでは、一番下の枯れた葉は別の株だと思っていました。
>子孫繁栄の縁起物
なるほど、納得しました。
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