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シロバナナガバノスミレサイシン

 子供の頃、大の鉄道ファンで時刻表が愛読書。当時はまだ走っていた新鶴見操車場のD51を見たり、上野駅や東京駅に一日いて発着する特急列車を撮ったりしていた。自然と鉄道蘊蓄にも詳しくなり、最北端や最南端の駅、標高の最高地点、難読駅名などずいぶん覚えた。その中で、一番短い駅名は『津』で、当時一番長い駅名は『東京競馬場前(とうきょうけいばじょうまえ)』(13文字)や『岩原スキー場前(いわっぱらすきーじょうまえ)』(13文字)だったと記憶している。今は『南阿蘇水の生まれる里白水高原(みなみあそのみずうまれるさとはくすいこうえん)』(22文字)とのことだ。
 さて裏高尾“日影キャンプ場”から“いろはの森”を進むとナガバノスミレサイシンが次々に顔を見せてくれるが、その中に花弁が純白のものがあった。葉が長く側弁の基部に毛は見られないので、コミヤマスミレやフモトスミレではなく「シロバナナガバノスミレサイシン(白花長葉菫細辛)」と判断した。この名前を数えてみると15文字で、ブログpart1から掲載した中で、エダウチスズメノトウガラシ(13文字)やシロバナエゾノタチツボスミレ(14文字)を抜いて一番長い名前になった。ちなみに一番短い名前は『イ』(=藺草)になる。シロバナナガバノスミレサイシンはスミレ科スミレ属の多年草。
コメント ( 20 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (平家蟹)
2020-04-11 18:21:01
植物名をファイル名にしているので長いのは見づらいです。
私の最長のはシロバナナガバノタチツボスミレ、これも15文字でした。
まだ長いのがあるかな。
 
 
 
平家蟹様 (多摩NTの住人)
2020-04-11 19:34:09
コメント有り難うございます。そちらも15文字でしたか。もっと長いのがありそうですが、この界隈にあるかどうかです。
 
 
 
Unknown (ディック)
2020-04-11 21:26:31
>子供の頃、大の鉄道ファンで時刻表が愛読書
へぇー、それは初めて知りました。
小学生向けの雑誌などでもいろいろ詳しく書いてあったから、私もある程度は…そういう一面がありました。
 
 
 
Unknown (YAKUMA)
2020-04-11 22:34:44
舌を噛みそうな名ですね。
色々なスミレに出会えて羨ましいです。
私は中学生の頃、上野から仙台までの東北本線の駅名を暗唱できました。
今は大宮までしか覚えていません。。。
 
 
 
スミレ (ぴー)
2020-04-12 07:01:12
色々なスミレ見せて頂いています。
今までエイザンスミレと思っていたのは違うのか・・・
今年は確認してみようと思いました。
タカオスミレがお気に入り!見てみたいです(=^・^=)
 
 
 
ディック様 (多摩NTの住人)
2020-04-12 07:39:58
コメント有り難うございます。鉄道関連の雑学本なども良く読みました。宮脇俊三著の『時刻表2万キロ』なども面白かったです。
 
 
 
YAKUMA様 (多摩NTの住人)
2020-04-12 07:42:12
コメント有り難うございます。これは長い名前でした。私は小学生の頃、東海道本線、山陽本線、鹿児島本線の駅名を暗唱したことがありました。今でも東海道本線は覚えていますが、新しい駅が出来ているので正しくなくなってしまいました。
 
 
 
ぴー様 (多摩NTの住人)
2020-04-12 07:44:35
コメント有り難うございます。葉が裂けるのはエイザンスミレだけでなくヒゴスミレも裂けます。タカオスミレは高尾山のあちこちに生えています。
 
 
 
シロバナナガバノスミレサイシン (地理佐渡..)
2020-04-12 08:19:24
おはようございます。

これは又珍しい種が出て来ました。
たぶんこちらでは見ないでしょう。
昨日山野に出ましたが、スミレサ
イシンはどんどん咲いてきていま
した。

 
 
 
寿限無 (ふらっと)
2020-04-12 08:21:50
確かに長いですね。
モモイロヒルザキツキミソウも長いですが13文字です。
シロバナナガバノスミレサイシンには恐れ入ります。
ところで南阿蘇・・・・は停車の時に駅名をちゃんと復唱でアナウンスしているのでしょうか? 聞きたいものです。
 
 
 
Unknown (alplant)
2020-04-12 09:13:09
高尾山に多いスミレですね。私も好みのスミレの一種です。
 
 
 
Unknown (山小屋)
2020-04-12 09:16:23
ナガバノスミレサイシンの白花種ですか?
高尾山に行きたいのですが・・・
なかなか先がみえません。

 
 
 
こんにちは (山ぼうし)
2020-04-12 10:16:07
当方、いまだにスミレは名札があるとき以外は敬遠しています。難しいです。

見たことはありませんが、シロバナヨウシュチョウセンアサガオなんてのがあるようですね。
 
 
 
地理佐渡..様 (多摩NTの住人)
2020-04-12 10:56:46
コメント有り難うございます。貴地は日本海側のスミレサイシンが多いのでしょうね。長葉のほうは太平洋側に分布しているようです。
 
 
 
ふらっと様 (多摩NTの住人)
2020-04-12 10:58:03
コメント有り難うございます。まさに寿限無のようです。モモイロヒルザキツキミソウも長いですね。南阿蘇のアナウンスは一度聞いてみたいものです。
 
 
 
alplant様 (多摩NTの住人)
2020-04-12 10:59:14
コメント有り難うございます。高尾山はスミレの宝庫ですね。これからも度々訪れたいと思います。
 
 
 
山小屋様 (多摩NTの住人)
2020-04-12 11:00:25
コメント有り難うございます。高尾山の山道は人はまばらですが、良き帰りの電車が心配ですね。
 
 
 
山ぼうし様 (多摩NTの住人)
2020-04-12 11:03:28
コメント有り難うございます。植物観察初期の頃はすべてスミレで一括りでしたが、名前を調べ出すと嵌ってしまいました。シロバナヨウシュチョウセンアサガオは17文字ですね。
 
 
 
シロバナナガバノスミレサイシン (かえで☆)
2020-04-12 12:06:22
そうそう~思い出しました。2007年、高尾デビューの頃、
シロバナナガバノスミレサイシンを写していました~♪
その後、地元の県民の森でも、出逢った事が有りました。
残念ながら、憧れの自生の「ヒゴスミレ」は未遭遇です。
 
 
 
かえで☆様 (多摩NTの住人)
2020-04-12 13:18:23
コメント有り難うございます。高尾山にはナガバノスミレサイシンが多いです。白花もたくさん見られます。ヒゴスミレは高尾山では稀に見られるようですが、写真は多摩市の緑地のものです。
 
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