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ジャケツイバラ・8~成長

 長池公園“尾根幹線口”駐車場脇に植えられている「ジャケツイバラ(蛇結茨)」。マメ科ジャケツイバラ属のつる性落葉木本で、ここにあるのは去年の春に知った。その時の背丈は50センチほどで蔓の太さは1センチにも満たなかったが、この日気付くと隣のカヤの幹に絡み高さ4メートル以上に伸びている。こんなに成長が早いとは思わず、花を付けるのはまだ何年も先だと思っていたが、これなら意外と早く花が見られるかも知れない。しかし絡まれたほうのカヤにとっては大迷惑。
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クヌギ

 別所やまざくら公園の丘の上に生育している「クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)」。ブナ科コナラ属の落葉高木で、このドングリは去年の花が熟したもの。ドングリが出来るまでに2年を費やすもの(=2年成り)は、クヌギのほか、アベマキ、ウバメガシ、ウラジロガシ、アカガシ、ツクバネガシ、ツブラジイ、スダジイ、マテバシイ、シリブカガシ、アメリカガシワ(ピンオーク)、アカナラ(=アカガシワ・レッドオーク)などがあり、一方、春に咲いた花がその年の秋に稔るもの(=1年成り)は、ブナ、イヌブナ、コナラ、ミズナラ、カシワ、シラカシ、アラカシ、イチイガシ、クリなどがある。
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クサボタン・3~果実

 キンポウゲ科センニンソウ属の「クサボタン(草牡丹)」。秋に萼片がカールした可愛い花を咲かせ、晩秋に集合果が出来る。痩果は長さ3~4ミリで綿毛の部分は10~12ミリある。花だけではセンニンソウの仲間だとは思えないがこの果実を見ると納得できる。写真上部に見える白い棒状のものは花後の姿だが結実していない。クサボタンは雌雄異株で株によっては果実が見られない雄株がある。また果実が出来ている雌株でも中には痩果の付いていない粃(しいな)と思われるものもある。これは奥高尾“一丁平北巻き道”のもの。
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アベマキ

 ブナ科コナラ属の「アベマキ(棈)」。関東地方から九州の山地に分布する落葉高木で樹高は15メートルほどに成長する。果実の殻斗には線形の鱗片が密に付きクヌギと良く似ている。葉もクヌギに良く似ているが、アベマキのほうがやや幅広になり、葉裏はクヌギは緑色なのに対してアベマキは灰白色になる。
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ムクロジ・2~果実

 傘平緑地の斜面に生えている「ムクロジ(無患子)」。ムクロジ科ムクロジ属の落葉高木で雌雄同株。樹高は15メートルほど。ムクロジは高木になるためにその花や果実をなかなか間近に見られない。落ちた雄花や果実は手に取って見ているが、何とか枝に付いた状態の花や果実を間近で観察したいと思っている。
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