まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

有川浩「倒れるときは前のめり」

2016-05-13 06:58:35 | 読書のすすめ
昨日は暑かったんですが まだ30℃行ってないんだ・・・・


さて 昨日 久々に本屋さんに行きました。

そして 次の3冊を買いました。

あれ?まんじゅうさんって普通の本は図書館で借りる派では?
と よく見に来てくださっている方はお思いと思いますが
理由はのちほど。

買ったのは

古道具屋皆塵堂シリーズ5巻
輪渡颯介の「夢の猫」。

夢の猫 古道具屋 皆塵堂
輪渡 颯介
講談社


妖庵夜話第5巻
榎田ユウリ「グッドナイトベイビー」

妖奇庵夜話 グッドナイトベイビー (角川ホラー文庫)
中村 明日美子
KADOKAWA/角川書店


そして ハイキューの21巻のはずが 見つからなくて買ったのが

ハイキュー!! コンプリートガイドブック 排球本! (ジャンプコミックス)
古舘 春一
集英社


いや 3000円を軽く超えてしまい これは・・・・
とも 思いましたが・・・

そもそも 「夢の猫」は新刊コーナーにあると思ったのに見つけられず
店員さんに聞いてみたら
「あ・・・5月12日発売なので・・・あ・・今日ですね。」
と言われ 
あり? 4月中に発売だと思ってたのは別のだったかいな・・・と
その後 何人もの店員さんが ワタワタしてくださり
最後に登場した古参店員さんが
「あ・・・それは・・・たしか」
と 新刊コーナーに走ってくださり 持ってきてくださったのであった。

というわけで 何故 久しぶりにわざわざ書店に足を運んで買ったかと言うと・・・・

有川浩の「倒れるときは前のめり」を読みました・・・につながるわけです。

倒れるときは前のめり
有川 浩
KADOKAWA/角川書店


有川さんは今となっては 間違いなく日本のベストセラー作家の一人だと思うのですが
もともとライトノベル畑から出た方で
そのせいで 学校等では
「その本で感想文を書くな!」
と言われてしまうという不本意な扱われ方をしていました。
(私が学校に勤めていたころなので ほんの数年前です。)

誰もが思っていることや感じているけれども うまく言葉にできないことを
胸がすっとうするくらい サクッと書いてくださる作家さんを3人あげろと言われたら

くらもちふさこ
重松清
有川浩

だと私は思います。
3人とも大人にも子供にも分かる言葉で 重たいテーマもサクッと描く天才です。


ですが 「有川浩はライトノベル出身だから面接のときの本にはNG.」って
読みやすいことが罪ですか? と聞きたくなる。

そもそも そういうこと言う人(教師)は 有川浩読んだことあんのか?

デビュー作「塩の街」なんかすごいですよ。
この間読んだ「だれもが知ってる小さな国」ものすごく面白かった。

そんな有川浩のエッセイ集。
「倒れるときは前のめり」
坂本竜馬の言葉だか司馬遼太郎の創作。

常に前のめり的にいきている自分としては
なんか他人事とは思えない。


そんなエッセイの中で 有川さんが訴える。
本屋で本を買ってください。
特にハードカバーを。

それが次世代の作家を生みだす 投資になる。


そして阪神淡路の震災の被災者として訴える。

どうかいつも通りの生活をすることで 経済を回すことによって
被災地の人が裳℃の生活に戻れるようにしてください。

自粛と言う名の消費しない活動は 決して現地のためにならないと。

そんなわけで いつもは図書館にリクエストする2冊を購入してみました。
明日の新人を育てるいくばくかの足しになれば・・・

いがぐりおは 最近本屋さんへ行った?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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