皇帝ベルド亡きあと、かつての勢いを失ったマーモ帝国。その騎士アシュラムが、絶対的権力を与えるという太守の秘宝「支配の王錫」を求めて旅を始めた。パーンはその野望を阻止すべく後を追うようにディードリットやスレインたちと冒険に出る。しかしその秘宝はロードス各地に棲む5匹の古竜のいずれかが守っているらしい。硬く巨大な体躯を持ち、強力な魔術をも駆使する伝説の古竜にパーンは立ち向かうが!? 【解説:秋田禎信】裏表紙より
伝説の3作目よー
第Ⅰ章 狂戦士英雄戦争から5年たってもそんな感じらしいよ
アラニアは今、内戦のまっただなかにあった。
内戦中の一方の勢力ラスター公爵の命令で、
2人の傭兵と5人の兵士は税を滞納している村へ向かっていました
その村は、ここ数年というもの、自らの力で村を治めるからと言って、税を納めようとはしないらしい。何でも、スレインとかいう魔術師がザクソンの村人を扇動しているのだそうだ。これは邪悪な魔術師に違いありませんねぇ
しかも『腕の立つ戦士』までいるんだとか
細身の女ながらなかなかの剣の腕前である傭兵シーリスとしては、
報酬の大きさも含めてご機嫌なお仕事
そんな彼女の相棒は穏やかというか弱気な感じの青年オルソン
オルソンはめったに怒る男ではない。しかし、彼が本当に怒ると、それは誰にも手がつけられないほど激しいものになる。(´・∀・`)ヘー
シーリスたちがザクソンの村に着いた時、スレインは不在でした
責任者代理はスレインの弟子だという魔術師セシル・ファーレンス
しかし、自分ひとりでも何とかなる、とセシルは判断した。来てるのが2人組の傭兵だけならどうにでもなるな(楽観)
村の代表者(代理)が話を聞いてやるゾ!
「オレを侮辱するつもりか。ラスターの手先め!」挑発SLv10
「あら、侮辱だと理解できるだけの頭はあるみたいね。いかさま魔術師にしておくのは、もったいないわ。どう、あなた、アランの城で働いてみない。その髪の毛は、汚れ物の掃除をするにはきっと便利よ。雑巾がいらないものね」
セシルは 怒り狂っている!
アバズレめ魔術でとっ捕まえてあんなことやこんなことさせてやる(意訳)
「こんな単純な手にひっかかるとは思ってもいなかったけどね。正面から切りあう覚悟だってあったのよ」セシルm9(^Д^)プギャー
やったー邪悪な魔術師スレインを無力化したぞー
「そんな話は聞いてないわ!」シーリスm9(^Д^)プギャー
万事休すのセシルを救ったのは、精霊使いの女と魔法の剣を持った戦士
パーンは三年前よりも、さらに剣の腕を上げており、しかも魔法の剣の力もあってよほどの戦士でなければ太刀打ちできないまでになっていた。ほうほう
1巻で騎士志願の若者だったのが2巻で騎士隊長相当の実力者になり、
3巻ではそこからさらにレベルアップしたか
シーリスは実力差を認め投降しました
「もちろん、負けたのだから、あなたの言葉には何でも従うわ。わたしの身体が欲しいというなら、あげてもいいわよ。それで命を助けてくれるというならね」つまり3巻は開幕18禁展開・・・・・・パーンだからなぁ(溜息)
・・・・・・おや!? 精霊魔法で無力化した
オルソンの ようすが・・・・・・!
「つまり、怒りの精霊とやらに取りつかれた者が、狂戦士になるってことか」オルソンは『狂戦士』だったのだぁ
散々大暴れしてくれた狂戦士でしたが、どうにか行動不能まで耐えました
「なんだか、どうでもよくなってきた。二度とこの村に来ないと誓うなら、このまま帰ってくれていいぜ。その物騒な戦士を連れてな」もうどうにでもなーれ
そんなところに
「何をこんなところで油を売っているんです」スレイン到着
凡人なら何があったと大慌てで駆けつけるところやはり邪悪な魔術師は格が違った
スレインは何やら厄介事を持ち帰ったみたいだけど・・・・・・?
「今日は勘弁してくれ。明日でいいなら、竜とだって戦ってやるから」パーンは、なげやりに答えた。発言は引っ込められないこれマメな
シーリスとオルソンも連れていってスレインの家で詳しい説明
一般の人々でも、太守の秘宝の噂ぐらいは知っているはずだ。これなら何で持ってんの?という理由も納得できるかな
とにかく宝をただ貯め込んでるだけじゃカラスと変わらんし
マーモの皇帝ベルドの近衛隊長だったアシュラムが、
少数の配下と共に五大古竜のお宝ゲットだぜの旅をしているらしいゾ
アシュラムの狙いは他者を服従させる力を持つ『支配の王錫』らしいゾ
ロードス島は、アシュラムという男に、ひいてはマーモ帝国によって支配されてしまうのだ。阻止しなくちゃ
なおアシュラムはすでに5匹の古竜のうち2匹を倒した(!)模様
『ドラゴンと竜殺し』、戦うなら前者の方が楽だね論理的な回答だね
そんな訳で、パーン、ディードリット、スレインに
今回はレイリア、セシル、それにシーリスとオルソンを加えて旅に出るですぞー
「ねえ、本当に連れていくつもりなの?」ディードリットは、スレインに耳打ちする。まったくパーンは厄介事のブラックホールやでー(てきとう)
「たしかに厄介事を背負いこむことになるでしょうね。でも、それはいつものことでしょう。何の問題もなく、旅立ったことが今までありましたっけ」
第Ⅰ章終了時点でこの本的には4割終了
でも(上)なので物語的にはまだまだ序章でごんす