ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーW 「第39話 Gの可能性/バッドシネマパラダイス」

2010-06-20 16:56:09 | 仮面ライダーシリーズ
フィリップは若菜のことを思いつめているようだが、いたって平常心を装っている。

その時、鳴海事務所にTジョイ風都の受付係の女性・虹村あいが訪ね、劇場であい自身に覚えのない彼女主演の映画がかかっているという。別の映画を観に来たのに突然その映画がかかり、客が帰ろうとすると、出口が塞がってしまう。その映画は始まったら最後、終わるまで出られないのだ。そこにはドーパントの影が・・・。

翔太郎と亜樹子はTジョイ風都に向かう。翔太郎達は調査の協力をシネコンのマネージャーに頼むが、客の迷惑になるために許可しない。翔太郎は見たい映画にかこつけて劇場に潜入。

若菜は過去の自分と決別するために来人と戦ったと琉兵衛に言う。それを聞いた琉兵衛は嬉しがり、若菜のために作った女王の証をプレゼントするという。

翔太郎達が入った劇場のスクリーンから映し出されたのは、あい主演の映画・「ジェシカの彷徨と恍惚 傷だらけの乙女は何故西へ行ったのか 漂流編」である。駄作のオーラが出まくっていると翔太郎が劇場を出ようとするが、またしても出口がなくなっている。

冴子は加頭に何故助けるのかと聞くと、加頭はあなたが好きだからだと言う。それを聞いた冴子は心がこもっていない告白は初めてだと言う。加頭は、若菜が主導権を握って以来、ミュージアムの計画進行度は急速に回復しており、もはやあなたには若菜に太刀打ちできないために財団としてではなく個人の意志であなたを守ってさしあげますと言う。冴子はその場を去り、私という人間の価値を見せ付けなければならないと考える。

その映画の上映時間は7時間20分であり、なおかつ未完である。責任者出て来いと翔太郎が言うと、後ろにはドーパントが。ドーパントを追う翔太郎はフィリップに連絡。フィリップは検索を開始。犯人はジーンドーパントで、遺伝子を組み替え、別のものにできる、つまり生体組織に別の何かを加えれば、好きな形に変えられるのだ。もちろん、自分の体も。そのメモリは変り種である。ドーパントを追い詰めた翔太郎はフィリップと共にWに変身。ドーパントに挑むもドーパントの能力に翻弄される。ルナジョーカーに変身し、ドーパントを捕らえると、正体は引っ込み思案のシネコン職員・カワイであった。カワイは上映館の番号を偽装し、使っていない試写室に誘い込み、壁を作って閉じ込め、自分の映画を見せたのだ。映画の中のあいはカワイが自分を組み替えて演じていたのだ。後は照井の仕事だとカワイを連行しようとするWに亜樹子は考えがあると言う。

冴子は清掃会社の職員に変装しディガルコーポレーションに潜入し、前々夫の霧彦のナスカメモリを奪う。

亜樹子はカワイがメモリの魔力に打ち勝つために、カワイが監督のあい主演映画「聖戦士ジェシカ 改訂版」をプロデュースすることに。亜樹子の狙いはカワイとあいの恋を成就させようというのだ。そこにはウォッチャマン、真倉、照井も。

若菜は琉兵衛から、有機情報制御器官試作体・ガイアプログレッサーを受け取る。若菜はその輝きに見覚えがあると言う。若菜はこれで完璧になると琉兵衛から告げられる。そのためにはジーンメモリの力が必要なのだ。一方、冴子は左首筋にメモリコネクタを打ち込む。

映画の撮影中、若菜が現れクレイドールドーパントに変身。カワイを連れて行こうとする。翔太郎は真倉と照井に亜樹子達を避難させるように頼むとフィリップと共にWに変身。クレイドールに立ち向かう。Wはサイクロンジョーカーエクストリームに変身、プリズムビッカーを手にし形勢逆転。Wがトドメを刺そうとすると冴子が現れクレイドールをブザマだと笑いナスカに変身、Wの前に立ちはだかり、アクセルもトライアルに変身し立ち向かうもレベル3となったナスカに歯が立たない。

亜樹子が撮影中のカメラを守ろうとすると、カワイが筆談であんな画のために危険を冒すことはないとスケッチブックに書く。亜樹子が理由を聞くと、“一人で撮る、ジーンを返して”とカワイがスケッチブックに書いた・・・。


引っ込み思案の男・カワイが持つジーンのメモリによって琉兵衛が若菜に与えた有機情報制御器官試作体・ガイアプログレッサーが完璧なものになるほどジーンが重要なメモリだったという展開にはカワイのヘタレっぷりからは予想できなかったですね。

それにしても、落ちるところまで落ちた冴子がまさかナスカメモリで反撃にでるとは。ナスカ本体の色が霧彦の時と違い赤になっていましたが、何か意味があるのでしょうか。

カワイを演じた川野直輝氏は、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」でロンを演じていました。




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