ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

超合金 超絶自動変形大鉄人17

2009-10-18 11:13:00 | その他東映特撮
スーパー戦隊シリーズではここ数年毎年この時期になると(一部例外はありますが)、電動ギミック内臓のロボット商品が発売されるので、今回のネタはそれにかこつけたものです。



本商品「超合金 超絶自動変形大鉄人17(ワンセブン)」は、1999年12月にバンダイから発売された商品で、ボタン1つで要塞17⇔戦闘17になります。・・・のですが、手元にあるのは故障しており、自動では変形不能となっています(苦笑)。ということで、以下の変形プロセスは全て手動で行っています。足首部分にダイキャストが使用されているため、超合金として発売されました。





このような変形プロセスで戦闘17から要塞17へと変形します。変形プロセス2番目の画像は、放送当時のDX超合金のパッケージ写真に撮影プロップのものが使用されました。最近では、「宇宙船」誌でもこの状態のイラストが表紙になったりしました。



主翼を展開させると、要塞飛行17になります。左側の“M-17”というのは、初期企画タイトルの「メガロ17」の名残です。ちなみに主翼の間の四角いブロックが変形の際のボタンです。



もちろん、シグコンマシンのミニチュアも付きます。劇中では、17の体内の工場で自動的に製造され、17が発するシグナルでコントロールされているという設定です。左から、サブマシンフライトモード、サブマシン、シグコンタンク、シグコンジェットです。




シグコンタンクとサブマシンは、足首に格納することができます。右側がタンク、左がサブマシンなのは、オープニング準拠です。シグコンジェットは主翼に置くことで発進直前のシーンを再現できます。当時品のようにスプリング射出はできません(笑)。



戦闘17時に主翼を広げることで、番組後半で多用された飛行モードにすることが可能です。

これが発売された当時は、今になって17の新商品が出るのかと嬉しかったものです。ボタン1つで劇中の変形が自動で再現というので、驚きもしましたね。

ついでなので、作品解説も。「大鉄人17」は、1977(昭和52)年3月から、「宇宙鉄人キョーダイン」の後番組として放送開始されました。原作は石ノ森章太郎先生で、同時期の石ノ森先生の実写番組は、「快傑ズバット」、「ジャッカー電撃隊」、「ロボット110番」がありました。17は巨大ロボットですが、自らの意志を持つロボットで、同じ石ノ森先生のキカイダーやロボコンなどの後継にあたります。

17のデザインは石ノ森先生のデザイン(後に弟ロボット・ワンエイトとして登場)をベースにバンダイがリライトしました。劇中の変形を再現した「DX超合金・大鉄人17」は大ヒット商品となり、翌年の「スパイダーマン」、翌々年のスーパー戦隊シリーズ第3弾「バトルフィーバーJ」から現在放映中の「侍戦隊シンケンジャー」に至るまで、連綿と巨大ロボットが登場するようになりました。

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