ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーオーズ/OOO 「第9話 ずぶぬれと過去と灼熱コンボ」

2010-10-31 16:55:58 | 仮面ライダーシリーズ
クスクシエ付近の駐車場で車の爆発事件が起き、映司と比奈は現場に向かう。映司達が現場に着くとまた車が爆発。映司は比奈に誰かが爆弾を仕掛けたと言うと、物陰で腕に人形を乗せた1人の男がその様子をうかがっていた。映司はアンクから近くにヤミーがいるという連絡を受け、タカカンドロイドの後を追う。

ヤミーを発見した映司はオーズに変身し、一戦を交えるもヤミーの素早さに着いて行けず、ヤミーに逃げられてしまう。

アンクはメズールのヤミーに間違いなく、メズールのヤミーは巣から生まれるため一匹ということはなく、メダルを稼ぐチャンスのため巣を探せと映司に言う。映司はヤミーの起こす爆発と駐車場の爆発が似ていたことが気がかりだった。

ヤミーの食う欲望は物とか食べ物を欲しがる気持ちだけでなく、何かを破壊したいというのも立派な欲望だとアンクは言う。

カザリはオーズがライオンのコアメダルを持っていることにおかしいと感じ、他にメダルに絡む者がいることに気づく。

翌日。比奈の通う学校の近くで爆破事件が起きた。比奈は映司になぜ爆弾だとわかったのかと聞くと、映司は比奈に刑事さんの妹だけあって観察力が鋭いと言う。そして、
「オレ・・・旅の途中で内戦に巻き込まれたことがある・・・。お世話になってた村の人達と協力して、何週間か・・・」
と比奈に言いかけるとタカカンドロイドが飛来、ヤミーの気配を映司に知らせる。そして事件現場にはまた駐車場での事件で見かけた男が。男は
「気付いたようですね。新しい展開が期待できますよ。」
と人形に話しかけるように言う。

映司はオーズに変身し、ヤミーに立ち向かいながらつぶやく。
「でも・・・でも・・・内戦は激しくなるし、食料もなくなって、オレはボロボロで・・・情けなくて・・・村で一番最初に仲良くなったあの娘を・・・助けられなかった。」

ヤミーに苦戦するオーズの前にアンクが現れ、チーターメダルを渡す。オーズはタカトラーターに変身。そこにメズールとガメルが現れオーズは窮地に。オーズはコンボはヤバいというアンクの忠告を聞かず、コンボを作動。
「ライオン!トラ!チーター!ラタラターラトラーター!」
オーズはラトラーターコンボに変身。

オーズはメズールとガメルを退却させ、ヤミーにトドメを刺した。コンボを作動し、映司はその場に倒れこむ。そこには事件現場で出くわした男が。映司はヤミーを生んだ人間かも、とアンクに言うが、アンクは違うと言う。男は
「その通りです。ヤミーも爆弾も私ではありません。ある爆弾の好きな男がいましてね、観察中です。オーズの力もじっくり観察できたのは幸運でした。」
と言う。アンクが何者だと聞くと男は
「人はその人生を全うするまで何者でもありません。終わって初めて人として完成する。互いに良き終わりが訪れんことを。」
と言うとその場を去った。

里中が鴻上生体研究所をたずねる。職員が出迎えるとモニター越しから鴻上が
「ハッピーバースデー鴻上生体研究所!設立10周年おめでとう!我が財団の誇る天才・Dr.真木!我々のメダルシステムが完成したのは君のおかげだ!」
と高笑いする。そして事件現場にいた男が姿を現す。

爆弾魔の頭上にはヤミーの巣が蠢いていた・・・。


今回は新たな登場人物・真木が登場。今後の展開で重要な役割であることを匂わせています。

今回の爆弾事件と絡めて、映司の戦うためのバックボーンとして、映司が放浪中に出会った少女を救うことができなかったという出来事とシンクロさせながら映司がオーズに変身、ヤミーに立ち向かうというシーンが印象的でした。

今回はラトラーターコンボが初披露されました。相変わらず強いですが、アンクの言うとおりヤバいらしくその反動が映司に跳ね返ってくるというのも相変わらずなんですね。