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ヘリから来たものをジャングルへ受け流す

2007-06-13 20:07:51 | ゲーム
先日の例会では札幌辺境伯様とS&T「Winged Horse」を対戦しました。

札幌辺境伯様が指揮する連合軍の「オペレーション鳴子」に対抗して、我が解放軍は「ヘリから来たものをジャングルに受け流す(チョイ古)」作戦を発動しました。
内容は1)サイゴン地区の359基地に重点的に部隊を配備し持久を図る(359基地が陥落しない限り毎ターン2政治ポイントが獲得できる)。
2)第1騎兵師団は隣接する226基地が健在なうちは活動が制限されるため、その間にPleiku、Kontumを占領する。
あとは主導権を握り続けることとダミーの積極的な浸透を心掛けました。

第1ターンは計画通りKontumを襲撃、守備隊しかいないのであっと言う間に解放。
また、デルタ地区のRach Giaも解放。
連合軍はアイアントライアングルを攻撃し解放戦線1ユニットを除去しました。

第2ターンはPleikuを解放しデルタ地区でも勢いに乗りVi Thankを解放します。
一方連合軍はPleiku、Kontumに第1騎兵をはじめ米軍の総力を結集し両地を簡単に奪回します。

第3ターンでは北ベトナム軍を第1軍管区に浸透させ海岸沿いのQuang Naiを解放します。
ここで米軍は重大な決断を下します。
ハノイ側に後方拠点たるカンボジアに侵攻を開始しました。
国際非難(ハノイ側に政治ポイントを献上)にもかかわらず、米軍は守備隊しかいない拠点を次々と制圧。
米軍の陰に隠れて南ベトナム軍もカンボジアに侵入しようと画策しますが、これ以上の国際世論の反発を恐れ南ベトナム軍の侵攻は許可しませんでした。

第4ターンではデルタ地区にいた北ベトナム2個連隊がサイゴン地区のPhouc Leを解放、政治ポイントは50を超えました(連合軍は一桁だったはず)。
米軍はこのターンもカンボジア掃討を続けましたが、益少なく次ターンにはカンボジアから撤退しました。

この後は記録を取っていないのですが、アイアントライアングルが連合軍により占領されたり、第1軍管区のAn Hoa周辺を解放したりなどして11ターンで終了しました(シナリオ終了は20ターン)。
11ターン終了時で政治ポイントはハノイ側が圧倒でしたが、軍事ポイントは連合軍がもう少しで25ポイント差をつけようとしていました。
まさにサーチアンドデストロイの威力が猛威を振るいだしてきたところでした。
札幌辺境伯様の空中機動戦術は南ベトナム全土を縦横無尽に駆け抜けていました。
気分良かったでしょう?こちらはジャングルでも山でも海でも徒歩でしか移動できませんから。

【対戦を終えて】
システム自体は移動・(連合軍の爆撃)戦闘とシンプルで、それに連合軍の空中機動が加わる程度で作戦に集中でき面白いのですが、政治ポイントの調整が必要と感じました。
例えば制圧されているハノイ側ユニットに隣接されている都市は政治ポイントを献上しないなど、ちょっと考える必要があります。

さぁ、こういう時はあの方の出番です。
イジリー先生、お願いいたします。
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2 コメント

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ギルガメッシュ・ナイトメア・ビフォア・テト攻勢 (←何のこっちゃ?) (札幌辺境伯)
2007-06-14 01:54:37
 「跳びます!跳びます! 愛ちゃ~ん、出番ですヨ~♪」って、何を言わせるんですか陛下!!(←実は好きで言ってマス[笑])
 さて正気に戻りまして・・・。

 10日の例会ではWH対戦を誠に有り難う御座いました。でもあの日は茹だる蒸し暑さの中、しかも寝不足で臨んだ私はポカの連続で、陛下に於かれましては対局を十分に楽しんで頂けたかどうか・・・大変申し訳なく思って居ります。しかし、お陰様で私の方は念願だった「ヘリ飛ばしたい」夢を叶える事が出来、ホント「気分良かった」です(笑)。

 陛下が共産軍基地211と同359の貴重なNVA師団を異動なさらない事に暫らく疑問を抱いて居りましたが、あれは空爆( TE 結果)にも「持久を図る」為の一戦術だった訳ですね。確かにあの場合、攻勢よりも“篭城”の方が、1つのNVA師団に成せる事は遥かに大きいのかも知れません。
 政治得点と共産軍第3軍管区の特性上、Kontum の重要性にはもっと早く気付くべきでした! 同市は第1空中騎兵師団の傘下に在るのですから、あの様に幾度も陥落を許すなど、本当は絶対に許してはいけない筈でした。
 カンボジア侵攻もマズかったと思って居ます。いえ、越境攻撃そのものは、戦況によっては必ずしも悪くない手だと考えます。が、それもキチンと後詰を備えてあっての話・・・。ああした中途半端で杜撰な侵攻では得点の収支が合いません。
 それから、陛下のダミーの使い方は、とても勉強になりました。主任務である目くらましの他、ダミーであっても攻囲による得点を得られるのです!

 こうしてWHを何度か御相手させて頂き、陛下が最前仰っていた「部隊のマネジメント」という部分に、私は一番の面白さを感じました。
 特に余裕の全く存在しない連合軍は、ユニットの1つに、移動の1つに、ターンの1つに、全て綱渡り的な運用を迫られます。また一方の共産軍にしても、攻勢補給は6回に限られている上、それへ向けては「ジャングルでも山でも海でも徒歩」で部隊をコツコツと進めるしかありません。
 両プレイヤーが共に、派手な立ち回りに先立つ地味な遣り繰りにこそ腕前の要求される、実はルール量に比して非常に難しい ― つまりは楽しい!― ゲームだと推せるのではないでしょうか。

 ・・・にしても、「政治ポイントの調整」は必須ですネェ。『 No Prisoners!』もそうでしたけど、ミランダ氏とそのお仲間は、本当にディベロップ作業をしてるんでしょうか?
 ですが、それさえ巧くやれば、決して悪くないヴェトナムものである事に間違いは無さそうですね◎
 
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次は~、エルサレム~、エルサレム~ (Mどりっひ)
2007-06-29 23:32:22
札幌辺境伯様、返信が遅れまして申し訳ございません。

このゲームは、連合軍でも共産軍でもプレイ後は「ディアハンター」や「グッドモーニングベトナム」状態になるズッシリするゲームですね。

WGでもベトナムものが出るみたい(プレオーダー取ってる段階だったかな)ですが、ベトナムもの対戦パワー蓄積にはもう少々時間が掛かりそうです。

「WH」ですが政治ポイントの改善とプレイ時間の短縮が成し遂げられればより良いゲームに生まれ変われそうな気がします。

まぁイジるよりは「クルセイダーレックス」の準備を優先いたします。
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