ONE EVENING~Is that you , John Wayne ? Is this me ? ~

歴史ゲームの対戦報告・紹介と温泉とアウトドアと料理とゆる~い話

史上最大のドミノ倒し

2007-05-23 00:23:50 | ワンイブ対戦
前回の対戦に続きS&T239「Winged Horse」を対戦しました。
陣営は変わらず、また国連監視団としてHIRO会長がご参加下さいました。
お二人ともお付き合いありがとうございました。

今回自由主義連合(以下連合軍)を率いるウエストMランド将軍は都市の防御を重視すること(共産主義陣営に政治ポイントをガッツリ取られてしまう)と第3軍管区のヘクス2513に火力基地とUS第1歩兵師団を配置して共産主義陣営(以下ハノイ側)「鉄の三角地帯」と359基地両方に圧力を掛けることを狙っていました。
しかし、振り返ると消極的だったかも知れません。

第1ターンはハノイ側のモー・クエン・ニック国防相は奇襲効果(連合軍は空中機動出来ない、US第1騎兵師団は攻撃に参加できない)を捨てて部隊を温存します。
一方連合軍は359基地に攻撃を掛けますが効果が上がりません。

第2ターンも目立った動きを見せないハノイ側とは逆に連合軍は第1軍管区の主力US第3海兵師団を第2軍管区に投入し、US第1騎兵師団、ROK首都(猛虎)師団と併せて226基地を攻撃しますが、はかばかしい戦果は上がりません(防御側全ユニットが除去となるのは3:1、4:1でも1のみ。守備隊と機動ユニットがスタックしていれば陥落までには相当の時間が掛かります)。

第3ターンには機会を窺っていた北ベトナム正規兵が海兵隊のいなくなった第1軍管区に来襲しDanang、An Hoa、Tam Kyが陥落します。
HueやQuang Triにも攻勢を掛けますが、守備隊と機動ユニットがスタックしていたので陥落は免れます。
第3海兵師団が奪回に向かいますが、Tam Kyを取り戻すに留まり、第3軍管区でも359基地への爆撃も効果を発揮しません。
危機に陥ったHueなどにはヘリを使った空中機動で部隊を送り込みます。
第1軍管区の都市群の陥落や攻囲(都市にハノイ側の機動ユニットが隣接していると政治ポイントが貰える)により政治ポイントでハノイ側が優位に立ちます(記録を取りませんでしたが10から15ポイント差がついていたはず)。

第4ターン、ハノイ側は再度Hue、Quang Triに攻勢を掛け、機動ユニットを除去し両都市は風前の灯火となります。
第3軍管区では「鉄の三角地帯」を制圧しますが、南ベトナムでハノイ側の部隊が駆け回り政治ポイントの差が開く一方です。

第5ターンにはついにHue、Quang Triが陥落し第4軍管区(デルタ地区)の都市にもベトコンが隣接してきます。
もう後がない連合軍はUS第1歩兵師団を投入した乾坤一擲の攻勢を第3軍管区のジャングルに陣取る敵に向けて行いますが、そこには精鋭北ベトナム師団が!
戦闘比は1:1。
サイの目は6。
結果はAE。
アメリカの若者を多く失う事となりウエストMランドは解任され、モー・クエン・ニック国防相は「ベトナムのフリードリッヒ大王」と呼ばれることになったでしょう。
メデタシ、メデタシ。

【対戦を終えて】
このゲームの戦闘では1ユニットの除去が多いため、2ユニットいれば1ターンで陥落することは希です。そこに増援を送り続けることが出来れば陥落をより長引かせることが出来るので完全に包囲して攻めなくてはなりません(ZOCが無いので隣のヘクスをすり抜けていきます)。
連合軍はアメリカ軍が軍管区制限を無視できるので、ピンチの軍管区にどんどん増援を遅れます。
空中機動のマネジメントが問われます。
空中機動をより効果的に運用できるプレイヤーならハノイ側の魔の手から南ベトナムを守りきることが出来るでしょう。
苦しみながらも楽しめました。
またやってみたいゲームであります。
コメント (3)
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