毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「選挙特集『忌野清志郎から湯川れい子さんへの手紙』」 2012年12月16日(日) No.536

2012-12-16 12:15:38 | その他情報
昨夜のラジオ番組でポップス音楽評論家の湯川れい子さんが、
脱原発活動家、衆院選新人候補の山本太郎を支援する渾身のメッセージとともに紹介したのが、
12年前、忌野清志郎が湯川れい子さんに当てて書いた手紙だという。
(私は聞いていない。残念だ。)

「ココログ里子のブログ」さんが写真を紹介してくれているので拝借した。
ココログ里子さんからは、“今日、お出かけの前に見てください”とのこと。






ちっちゃくて読めません、という人。
はいはい、私が書き出しました(泣きながら)。読んでね。
(改行はブルーはーと責。文そのものは変えていません)

〈キヨシローの手紙〉
地震のあとには戦争がやってくる。
軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。
国民を馬鹿にして戦争に駆り立てる。
自分は安全なところで偉そうにしているだけ。
阪神大震災から5年。
俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。
TVをつけると5ヶ所程から火の手がのぼっていた。
(これはすぐに消えるだろう)と思ってまた眠った。
6時間後に目が覚めると神戸の街は火の海と化していた。

この国は何をやってるんだ。
復興資金は大手ゼネコンに流れ、神戸の土建屋は自己破産を申請する。
これが日本だ。私の国だ。

とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って返り咲いた政治家。
弟はドラムを叩くシーンで、僕はロックンロールじゃありませんと自白している。
政治家は反米主義に拍車がかかり、もう後戻りできゃしない。
そのうちリズム&ブルースもロックも禁止されるだろう。
政治家はみんな防衛庁が好きらしい。
人を助けるとか世界を平和にするとか言って、実は軍隊を動かして世界を征服したい。

俺はまるで共産党員みたいだな。普通にロックをやってきただけなんだけど。
そうだよ。売れない音楽をずっとやってきたんだ。
何を学ぼうと思ったわけじゃない。
好きな音楽をやってるだけだ。
それを何かに利用しようなんて思わない。せこい奴らとは違う。
民衆をだまして、民衆を利用して、いったい何になりたいんだ。
予算はどーなってるんだ。
予算をどう使うかっていうのは、いったい誰が決めてるんだ。
10万円のために人を殺すやつもいれば、
10兆円とか100兆円とかを動かしている奴もいるんだ。
いったいこの国は何なんだ。
俺が生まれ育ったこの国のことだよ。

どーだろう、・・・この国の憲法第9条は、まるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか?
戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。
俺たちはジョン・レノンみたいじゃないか。
戦争はやめよう。
平和に生きよう。
そして、みんな平等に暮らそう。
きっと幸せになれるよ。

 
「ココログ里子のブログ」http://cocologsatoko.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/20121215-5632.html





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「選挙特集『なぜ“選挙行った~?”と促さなければならないのか』」 2012年12月15日(土) No.535

2012-12-15 19:00:53 | その他情報
ここんとこ、本来ならば好きでもない政治について、
しかも選挙という、一人一人が考えればいいことについて、
あれこれ書き込んできた。
これは余計なお世話なのだ。
しかし、書かずにはいられなかった。

一人一人、じっくり考えて投票したらいいのだが、
現実の日本は、そうでない人がてんこ盛りいる。
威勢のいい言葉遣いや、有名な名前に惹かれて投票した例は今までいくらでもある。
て言うか、そのパターンが非常に多い。
そういう人たちの一票って、はたして値打ちがあるのだろうか。
何にも考えずに、宗教仲間の運転するマイクロバスで投票会場まで運ばれて、
「○○って書けばええねんな。」と、
杖を付きながら投票会場に向かうお爺さんも見たことがある。
しかし、その一票は値打ちがあるのだ。
そういうことで国家の政治が決まっていくのだから。
これでは政治が好きになれるわけがない。

それとは別に、考えようとしても、
正反対の立場の政治家たちがバラバラに自分の正当性を主張する。
百家争鳴、情報が錯綜しすぎて、
本当に大切なことが解りづらくなっている今日此の頃でもある。
自分が(これ、大切だな)と思えるものを、
友人・知人と(さらには未だ見知らぬ人とも)検討し合い、共有したい気もする。
井戸端会議的発想だ。
それがこの選挙特集の趣旨だった。


それだけに留まらず、私はまだおせっかいなアイディアを考えている。
明日は、友人知人に
「選挙行った~?」
「大事な権利だから、その一票使おうね~」
などと声をかけて、(政治なんかつまらねえよ)と思っている人を少しでも選挙に向かわせる工夫だ。
なぜそんなことをするのか。
そういう人のほうが感受性が鋭く、思慮深いと言えるからだ。
事実、今の日本の政治は実に情けなく、つまらなく、目も当てられない状態なのである。
そして、それを「一票」で支える考えない人々・・・。
内橋克人さんじゃないけど、まさに「悪夢のサイクル」である。

一体、どうしたらこの情けない状況を変えることができるのだろう。
それは決して、家で布団かぶってテレビを見ることではない。
政治家たち、国民たちを「アホばかりだ」と罵ることでもない。
どうしようもなくちっぽけであるところの、自分の「一票」を使うことしかないのである。
深く考える人のも一票、
な~んも考えていない人のも一票。
これが選挙制度だ。

下手な鉄砲数打ちゃ当たる。
ちがうな。
千丈の堤も蟻の一穴から崩る。
反原発デモのうねりが、それを示している。
民主主義は、みんながそれぞれ、一生懸命いいことを考えなければならない制度だ。
誰かの脳みそを頼っていては、政治家たちに「愚かで騙しやすいアホ民衆」とみなされるのである。

明日はやはり、かなりめんどくさいけど
「選挙行った~?」と、友人・知人同士が互いに思考&行動を促しあって、
日本の民主主義を内容のあるものにしようではありませんか。

明日は投票に行こう~!




写真2枚とも「志村建世のブログ」http://pub.ne.jp/shimura/よりお借りしました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「選挙特集『小沢一郎・宇都宮健児・山本太郎&ジュリー反原発デモ参加』」 2012年12月14日(金)No.534

2012-12-14 22:24:14 | その他情報
毎週金曜日に脱原発デモが日本各地で行われている。
首都東京では今夜、国会周辺・首相官邸前(この二つの位置関係が分からないが)のデモに、
「日本未来の党」の小沢一郎さんが初めて参加したそうだ。
脱原発を掲げているので、当然と言える。
東京都知事候補の宇都宮健児さん、
「新党、今はひとり」の山本太郎さんももちろん。
そして、嬉しいじゃないですか。
山本太郎の応援にジュリーが駆けつけたと言うことだ。
そう言えばジュリーは「憲法九条を守ろう」とか歌っていると、スエミ姐さんが教えてくれたっけ。
以下は「晴天とら日和」さんのブログ経由で岩上安身 @iwakamiyasumiと田中龍作ジャーナルの速報転載。
「晴天とら日和」http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/
――――――――――――――――――――――――――




2012年12月14日(金)18:00 CH6 大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議(国会正門前)
■岩上安身 @iwakamiyasumi
1.12月14日(金)、首都圏反原発連合主催、「大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議(国会正門前)」の模様を報告。この日の抗議行動には、小沢一郎氏、山本太郎氏、宇都宮健児氏が参加し、スピーチを行った。

2.抗議行動開始から1時間20分、オザワコールに包まれて小沢一郎氏登場。小沢氏「ご紹介いただきました小沢一郎でございます。大変お寒いなか、本当に皆様の粘り強い行動に、心から敬意を表します。ご苦労様でございます」

3.小沢氏「衆院選、明確に脱原発を期限を切って主張しているのは、未来の党だけであります。我々の主張に対して、色々な所から攻撃が寄せられております。経済がおかしくなる、電力が足りなくなると言われておりますけれども、決してそんなことはありません」

4.小沢氏「私は、自分の信念として、自信を持って、脱原発はやれば出来ると考えております。しかしながら、この総選挙において、脱原発は必ずしも広がっておりません。私は非常に心配しております。なぜ、そうなってしまっているのか」

5.小沢氏「選挙の前から、脱原発が選挙の争点から外されてしまっているのです。新聞でもテレビでも、脱原発という言葉を使わないよう雰囲気にあります。日本の社会が、マスコミを含めて、既得権との癒着の中の組み込まれてしまっているのではないでしょうか」

6.小沢氏「民主主義は、数であります。多数決です。国会で、脱原発の考えを持っている人が多数を占めなければ、どうしようもありません。結果が出せません。皆さん、どうぞよろしくお願いいたします!ありがとうございました」



宇都宮健児さん、本当によく立候補してくれました!最後まで頑張って。(ブルーはーと)


「若者がちゃんと打って出てくれた」と64歳のジュリー。=14日、JR荻窪駅北口。撮影:中山栄子=

田中龍作ジャーナル
【衆院選・東京8区】太郎の応援にジュリーが来た 「原発を止めないと、何も始まらない」
2012年12月14日 22:06

JR荻窪駅北口ロータリー広場。ステージの前には、1時間以上前だと言うのに2、30人ほどの中年女性たちが群れをなしていた。今日は、ジュリーこと沢田研二さんが、長い芸能生活で初めて選挙の応援演説に入るというのだ。
 
 沢田さんは福島原発事故の後、F.A.P.P.(フクシマ・アトミック・パワー・プラント)という曲の作詞を手掛け、話題になっていた。「バイバイ原発」のフレーズが何度も登場する。
 
 午後6時過ぎ、沢田さんはサングラスにラフなTシャツ姿で現れた。この頃には1,000人ほどもいただろうか、広場には立錐の余地もないほど人が溢れ、後ろからは「押さないで」「見えないよ!」の声も飛び交った。
 
 「今、ほとんどの表現者が口を閉ざしている中、事故が起こるずっと前から皆さんに対してメッセージを発信し続けている、素敵な先輩がいます。」立候補後、多くの芸能関係者に「応援を」と声をかけては断られたという山本候補は、沢田さんをこう紹介した。
 
 「僕は、誰にも頼まれていないんですが、(憲法)九条を守ろうという歌とか、3.11の時の歌とかを勝手に書いて歌っています。そういう時は、気持ちが大事なんで、自分がそうしたいから、そうするしかない。選挙に出ようなんて気持ちはありません。もうただのジュリーです。正確に言うと、昔ジュリー、今ジジイです(笑)。でも山本太郎のように勇気のある38歳の若者がちゃんと打って出てくれました。」
 
 「以前から僕は、テレビで仕事がなくなったと聞いた時点で、何か力になれることはないかと思ってました。そうしたら声を掛けて頂いた。とにかく、今原発を止めることが一番大事なんだと。他のことは決まらないんだと。今日だって、地震が起こるかもしれないんですよ、そういう国に僕たちは住んでるんです。これはなんとかしなければいけない」沢田さんの力強いメッセージに聴衆が湧いた。
 
 「杉並区民でなくて残念です。区民なら一票入れられたかもしれない。昨日、どんなふうにやってるやろかと、ひそかに西荻で演説を聞きに行ったんですよ。ちゃんとチラシも渡されました。帰りに(推薦の)ハガキをもらって、切手を買って、電話帳を調べて杉並在住の知人、友人の名前を書いて封筒に入れました。応援の言葉をちょっとしか言えないのが残念です」。
 
 沢田さんの山本候補を見る目は暖かい。まるで太郎さんのことが心配でたまらない叔父さんのようだ。沢田さんは山本候補の肩を抱いて降壇した。反原発ソングを披露するかと思われたが、応援演説に徹した。演説が終わると、聴衆から「ジュリーありがとう」という掛け声と、拍手がわき上がった。
 
 山本候補は、「本当の表現者ですよね。自分の言葉にして、自分のメッセージにして。ちっちゃい頃見たジュリーですよ。ヒーローです」と感激しながら沢田さんを見送った。ジュリーが去っても、広場から人は去りはしなかった。再び山本候補の演説が始まった。
《文・中山栄子》


■本日12/14(金)首相官邸前抗議(国会前スピーチエリア)に参加!!
*小沢一郎氏(日本未来の党)
* 笠井 亮氏(日本共産党)
* 山本太郎氏(新党 今はひとり)
* 宇都宮けんじ氏(元日弁連会長)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「選挙特集『TPPは日本の国の形を変えてしまう』金子勝」 2012年12月13日(木)No.533

2012-12-13 18:25:18 | その他情報
この際、TPPについてのおさらいもしよう。
どう考えても参加しないほうがいいと、私は思う。
ダイヤモンドオンラインの「2012衆院選 日本再生の論点」12月13日から抜粋。
http://diamond.jp/articles/-/29366?page=2

____________________________

かねこ・まさる
1952年生まれ、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得修了。専門は財政学、地方財政論、制度経済学。著書に『新・反グローバリズム』(岩波書店)『失われた30年 逆転への最後の提言』(NHK出版)など


TPPは国の根幹を揺るがす
大きな変化を伴うものだ


TPPの経緯をもう一度思い出してほしい。始めは農業問題だった。都内でも大規模なデモが起きた。

しかし、徐々にTPPは農業だけの問題ではないという事が交渉分野を見ていくと分かってきた。あの当時は、TPPの全体像を掴んでいなかったのだろう。徐々に、農業以外のものが出てきた。例えば、自動車や医療などだ。

TPPはアメリカが積極的で、オバマ政権の通商政策の目玉だ。日本に大胆な規制緩和を迫ってくるだろう。アメリカ大使館のホームページに対日要望書があるが、このなかの何が出てきてもおかしくない。

TPP交渉に参加したときに、農業以外で日本の国に大きな影響を与えそうな分野として医療の問題が出てくるだろう。非関税障壁の撤廃を旗印に、日本の医療制度の変更を迫ってくると見ている。なぜなら、アメリカの産業界にとって、残された数少ない成長分野だからだ。

何がおこるのか。まず、薬の認可の仕組みが変わっていくだろう。アメリカの製薬業界にとって日本市場に参入しやすいようなルールにかわる。そうなれば、大量の安い薬、また日本で認可されていないような高額な薬等が日本に入ってくる。それは良い薬が入ってくるというプラスの側面もあるが、日本の製薬業界は大きな打撃を受けるだろう。 

また、最先端の医療器械などでも同じことが起きうるだろう。それは国民健康保険の適用外の治療になる。じつは、この状況は日本の医療制度の根幹を揺るがすことにつながる。

最先端の医療技術は、最初は保険外であることが多く、普及すれば国民保険適用されるのが一般的だ。昔、CTスキャンは日本に入ってきたときに、国民健康保険適用外だったがいまは保険診療の適用内だ。

しかし、今回はもし最先端の医療が入ってきて、保険適用外になったとき、民間の保険会社がその医療をカバーするような商品を開発し売り出すはずだ。そして、普及したとき、今まで行なわれてきたように国民健康保険の適用内にしようとした場合、民間の保険会社から、「自分たちの商売の領域を侵した」として、TPPにあるISDS条項(投資家対国家の紛争処理手続き)によって、日本政府を訴えてくるかもしれない。

そうなれば、国民健康保険によって日本の医療制度が保たれていたのだが、漸進的に変わり、高い民間の保険料を払える金持ちの人は先端医療を受けて長生きできて、貧乏人は国民健康保険で受けられる治療のみで、早死にするということにもなる。



交渉を途中で抜けるなど
日本にできるはずがない


日本政府に、途中で交渉から抜ける決断ができるのか。イラク戦争だって、アメリカに見捨てられるのが怖いからといって、欧州各国やカナダなど世界中の国が反対しているにもかかわらず、アメリカの言いなりになって戦争に参加した。

オスプレイも、ハワイ州が反対しているのに、日本は受け入れた。最近では沖縄でアメリカ軍関係者による犯罪が多発しているが、日本政府からは日米地位協定の改定等の発言が、まったく聞こえてこない。

アメリカが強く推し進めているTPPに、日本が交渉参加して、途中で抜けるなんていう事ができると、本気で思っているのだろうか。



いまの日本に規制緩和を迫るのは
風邪っぴきに乾布摩擦と同じこと


11月にバリで行なわれたASEAN会合で、アジアの包括的な経済連携を進めようと言う事が合意された。TPPに対抗する形でRCEPも本格的に話が進み始めた。アメリカ主導での貿易ルールを嫌って、ASEAN・中国が中心になって動いている。

私はTPPよりも日中韓FTAを早期に進めるべきだと思うし、RCEPでアジアの国々主導でルールを作るべきだと思う。そこにアメリカが入ってくるなら、アメリカ側がアジア諸国のルールにあわせてくださいよ、というのが正しい道筋だろう。

TPPをきっかけに規制緩和し、農業や産業のイノベーションを呼び起こそうという声もあるが、TPP云々の話ではなく、いま日本に求められているのは日本の産業構造をどう変化させて、活力を戻すかということだ。アメリカのルールに従って、規制を緩和し、ある意味ショックを日本経済に与えるということをTPP賛成派は言う。

しかし、それは風邪をひいた人に、乾布摩擦して直してこいと言っているようなものだ。ショックを与えれば、何かが出てくるというものではないことは、小泉「構造改革」で証明済みである。

もしアメリカから学ぶべきことがあるとすれば、むしろ90年代の情報スーパーハイウェイ構想のような戦略的思考ではないのか。TPPなどのように、単純な抽象化した市場モデルから考えるのではなく、具体的な産業や経済の実態に即して、現実の日本経済の問題点を洗い出して、そこから成長戦略を練り上げていくのが、日本がやらなければならないことだ。


※RCEP……東アジア地域包括的経済連携。日中韓印豪NZの6ヵ国がASEANと結んでいる5つのFTAを束ねる広域的な包括的経済連携構想。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選挙特集「マスコミ報道『自民圧勝』はウソ?!」 2012年12月12日(水)No.532

2012-12-12 21:43:28 | その他情報
「真実はいつもひとつ!」

いくらコナンが訴えても、ニセ「真実」が多くのマスコミによって大量に流布されているので、
どれが本物の真実なのか、目を凝らして注意深く観察し、分析し、判断しなければなりませんね。
「自民圧勝」「未来伸び悩み」キャンペーンによって、
(小沢~嘉田に人々の目が行かないように)という意図をありありと感じるブルーはーとですが、
先日、九州長崎県の島原市長選の結果が出ました。
桑名市長選に続き、また、勝ったのは自民じゃな~い!
というわけで、速報を伝えてくれた
「健康と経済を考える人」さんの記事をコピー&ペーストしますね~。

紫:「健康と経済を考える人」さんの文
黒:読売ニュースの引用

―――――――――――――――――――――――
正しい情報を探すブログ
http://ameblo.jp/kennkou1/

地震、放射能、経済、政治、気候変動などに関する情報を書いているブログです。
ブログの引用、紹介はご自由にどうぞ。(リンクを張ってくれると嬉しいです)

ツイッターは@kennkou1です。
重要な話などはメールへ→ kennkou1usagi@mail.goo.ne.jp


「マスコミの自民党圧勝報道は嘘!?」

古川隆三郎氏が民主、自民、公明推薦候補を破る!島原市長選」
2012年12月12日 21時13分28秒NEW !
テーマ:政治経済

総選挙に先駆けて行われた島原市長選の結果が出ましたのでご紹介します。

マスコミは「自民党単独過半数か!?」と自民党が圧勝するかのような報道をしていますが、

今回の選挙では自民の推薦を受けていた候補が負けてます。

桑名市長選でもそうでしたが、市長選ではマスコミの報道内容とは異なる選挙結果が出ている傾向が強いです。


☆島原市長選 古川さん初当選
URL http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20121210-OYT8T01308.htm
引用:
 島原市長選は9日投開票され、元市議で新人の古川隆三郎氏(56)が、

再選を目指した現職の横田修一郎氏(66)(いずれも無所属)を破って初当選した。

投票率は、過去最低だった前回をわずかに上回った。

 古川氏は民間出身の経営感覚をアピール。

市庁舎建て替え計画の事業費削減や子育て支援策の充実、観光や農産物のブランド化などを訴え、

組織に頼らない「草の根」の戦いで支持を広げた。

 当選の知らせを受け、同市西八幡町の事務所に姿を見せた古川氏は、支持者と万歳三唱し、

「子育てや教育に特に力を入れ、もっと明るく元気のあるまちにしたい」と抱負を述べた。

 横田氏は、民主党や公明党、自民党の島原、有明支部などの推薦を受けて組織戦を展開したが、

衆院選と日程が重なったこともあり、十分に機能しなかった。

 ▽当日有権者数 3万9166人▽投票者数 2万7510人▽投票率 70・24%(前回70・19%)
(2012年12月11日 読売新聞)
:引用終了

☆号外!マスコミ報道と真逆が・・長崎・島原市長選
URL http://blogs.yahoo.co.jp/hattor123inakjima/31321219.html%E3%80%80%E6%95%97%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%8F%BE%E8%81%B7%E5%B8%82%E9%95%B7%E3%81%AF%E3%80%81


☆過去記事:マスコミが取り上げない三重県桑名市長選!桑名市長選では嘉田未来の塾生が圧勝している現実!
URL http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11422856287.html

桑名市長選では市長のリコールなどが発生していたので、

住民の不満があったという理由が考えられますが、今回の長崎市長選ではそのような問題は発生していないのに、市長が負けています。

しかも、報道記事によると敗れた横田市長は政党や企業など約450の推薦を集めていたとのことで、普通に考えれば、目立った汚職や問題を起こしていない市長が負けるはずがないのです。

なのに、今回の市長選では市長が敗北してしまっています。

もしかすると、今回の総選挙では誰もが予想しなかった結果が出てくるかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選挙特集「原発再稼働阻止、消費税増税廃止、TPP不参加ー植草一秀」2012年12月11日(火)No.531

2012-12-11 19:06:27 | その他情報
まだどこの誰に投票するか決めていない人が約半数だという。
まだ決めていないアナタのために、
今週は、(これは、これは!)のお役立ち記事をコピー&ペーストする。
今日は植草一秀(経済評論家)の巻。

――――――――――――――――――――――――――――――――
植草一秀の『知られざる真実』

「マスコミの伝えない政治・社会・株式の真実・真相・深層を植草一秀が斬る」
2012年12月 9日 (日)

第46回衆議院総選挙の投開票日まで1週間になった。


有権者の約半分が投票先をまだ決めていない。


過去の総選挙データを元に考えると、全有権者の2割の得票を得た勢力が政権を担う。


ただし、480議席のうち、300議席が小選挙区であるから、多くの小選挙区で一票差でもよいから第一位の得票を獲得することが勝利のカギを握る。

メディアは自民圧勝の情報を意図的に流布しているが、まだ投票先を決めていない勢力が民自維新以外の政党に投票を集中させると、まったく異なる結果が生まれる。

情勢激変の可能性は低くない。


すべての有権者に投票所に足を運んでもらわねばならぬ。

そして、この、いわゆる支持政党なしの主権者に、日本の「未来」に必ず清き一票を投じてもらわねばならない。



何よりも重要なことは、今回の選挙が「政策選択選挙」であるということだ。


【原発と消費税とTPP】についての結論が今回の総選挙後に決定される。

今回の総選挙結果が、この三つの重要問題の結論と直結する。


したがって、この三つの問題に的を絞って主権者国民が判断を示すことが絶対に必要だ。


このことは明白である。


日本の「未来」を定める三大テーマと言って過言でない。


ところが、マスメディアがまったく見当違いの報道を続けている。


景気・経済成長、社会保障問題、憲法改正などを重要争点として提示しているのだ。


「消費増税の是非」を掲げているマスメディアはほとんどない。


その背景に「TPR」がある。財務省の世論操作プロジェクトの名称だ。


TAXのPRだから「TPR」で、言葉の上でPRとされているが、実際は「情報操作」である。私は、大蔵省がTPRを創設した際の事務局メンバーであるから、この情報に間違いはない。


財務省が「消費税増税の是非を問う選挙」という選挙の位置付けを封殺している。この「行政指導」によって、中日新聞=東京新聞を除くほぼすべてのマスメディア=マスゴミが、「消費税増税の是非」の文字を一切報道しない。

しかし、消費税増税は本来、今回の総選挙の最大のテーマのはずである。


原発問題が生じたから、主役の座を原発に明け渡した感があるが、本来は今回の総選挙で、国会が主権者国民の意思を踏みにじって決めた消費税増税「案」について、最終判断を下す必要があるのだ。



そして、原発再稼働問題



選挙目当てで、各政党が「脱原発」もどきの発言を示しているが、当面の最大の問題は「原発再稼働」なのだ。


原発再稼働を始めれば、なし崩しで原発利用継続に移行する。


民主党などは、「1930年代の原発ゼロを目指す」としているが、「目指す」というのは、「原発ゼロにはしない」と同義である。


民主党が20年も30年も先のことを約束して信じる者がいるなら、信じる者が愚かと言わざるを得ない。


2009年の明確な約束さえ、踏みにじって居直る政党の、20年先の「目指す」方針など、意味は皆無だ。


要するに、総選挙後のことを考えるなら、「原発再稼働」を認めるのかどうかが焦点なのだ。


「原発反対」の意思を持つ国民は、「再稼働を認めない」ことを明示する政党に投票するしかない


明確な約束を示し、しかも、信用できる政党だけが、清き一票を投じる対象になる



そして、TPP


日本がTPPに入るということは、名実ともに日本が米国の植民地になるということだ。日本の諸制度、諸規制は米国化されることになる。


コメ農業は破壊され、日本の伝統、文化、国土は限りなく破壊される。


公的医療保険制度が破壊され、金持ち以外は十分な医療を受けることができなくなる。


この道を選ぶのかどうか。


それを決めるのは主権者国民。その決断のタイミングが今回の総選挙である。



原発・消費税・TPPの最重要争点を隠すことをメディアが誘導している。


裏側には財務省のTPR=情報操作活動がある



この事実を日本のすべての有権者に知らせねばならない。


そして、これまで投票所に足を運ばなかった主権者、そして、まだ投票先を決めていない主権者に、投票所に足を運び、原発・消費税・TPPについて、意思表示することを強く促さねばならない。



全有権者の2割が動き、


「脱原発=再稼働阻止、消費税増税廃止、TPP不参加」


の意思を明確に示せば、選挙結果が大きく変わる



12の政党が乱立しているが、新党改革と新党日本を個人商店とすると、10の政党で争われることになる。このうち、


民・自・公+国・みん・維新の6党は、


対米隷属=原発・消費税増税・TPP推進勢力


と考えて良いと思われる。


これに対して、


未来・共産・社民に大地の4党が


自主独立=原発・消費税増税・TPP反対勢力


と考えて良い。


原発・消費税増税・TPP反対の主権者国民はこの4党に投票することが正しい選択である


小選挙区では、この政党のなかで、当選可能性のある政党に清き一票を投じるべきだ。


共産党が300に近い候補者を立てているから、ほとんどの選挙区に、最低でも一人はこの陣営に属する候補者が存在すると思われる。


比例は、このなかで、自分の考えにもっとも近い政党を選べばよい。


日本の主権者国民の判断で、


原発再稼働阻止、消費税増税廃止、TPP不参加


をどうしても決めなければならない
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「インターネットで選挙に備えよう」 2012年12月10日(月)No.530

2012-12-10 18:36:40 | 日記
日本では選挙日が近づいてきましたね。
様々な政党が名乗りを上げて日本の将来をどうするかについて主張しているので、
どの政党を選択するか、比較検討しなければなりませんね。

先日偶然、「投票マッチング」サイトに行ってしまったので、
どれどれと、トライしてみました。

①日本政治.COM(β) http://nihonseiji.com/votematches/

②毎日ボートマッチ(えらぼーと) - 毎日新聞 http://mainichi.jp/votematch/

①の結果、私の考えに最も近いのは昨日は「社会民主党」、今日は「日本共産党」。
何だ、定番だなあ。

②も2回やってみました。一度目は、画面がなかなか変わらないのに苛立ち、
やたらクリックしていたら、
次の画面の「核武装賛成」を押してしまったのがヒジョーにまずかったです。

二回目は第一位、やっぱ「社会民主党」。そっか~。そんなに愛着ないけど、そうだったのかあ。
第二位が「新党日本」だと告げられました。
はて、「新党日本」て?あのマスゾエとか言う奴のとこじゃないのかい。
おぞましや、と思って確認したら、違いました。
元長野県知事の田中康夫さんとこでした。なんとなくホッ
彼の言で(なるほど!)と頷けるのが、
「大衆消費文化の申し子として右手から出てきて自分は何も変わっていないはずが、
世の中という舞台全体がどんどん右に動いて、今は一番左に立たされているような気がする
」(wikipedia)
というくだりです。
これから何年、こんなムードが日本を覆うのでしょうか。
まさか、また戦争に向かってGO!などとならないことを祈るばかりです。

でも、twitterやfacebook、mixiなどで、
政治を自分の課題として、意見を発信する人たちの存在も目立っています。
このような存在が確固たるものであれば、
昔の大政翼賛会に再び日本全体が覆われるということはないでしょう。
そう信じたいものです。
もし、そうなったら、日本脱出。
それしか道はありません。

昨日、mixiでアイスランドさんが発していたTPP情報を例として載せますね。
(mixiは中国でも自由に開ける

「TPPをよく知らない人へ」
※10分25秒から
<http://www.youtube.com/watch?v=YMwTt7dQSmw>

日本は震災国なので諸外国と比較して厳しい耐震基準が設けられています。
そのため施工作業が煩雑になり、施工期間も長くなりがちで、費用もかさみます。
米国は建築サービスや建築材料を輸出するために耐震基準を緩和しろと要求される可能性があります。
いざ震災が発生したときに震度4ぐらいの地震で建築物が倒壊することもあるかもしれません。

公共事業についてはアメリカの大手建設会社が参入しやすく制度を変えろと日本に
アメリカ政府を通して要求しています。
耐震技術などに疑問が残る外国企業の参入を認めたら危なすぎます
しかも公共事業が日本の景気対策にならなくなります
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「浴衣試着会~八一公園日本語コーナー」 2012年12月9日(日) No.529

2012-12-09 16:43:54 | 中国事情
テスト作りの長い日々が終わって一息つく間もなく、
金曜日の「浴衣(ゆかた)試着と撮影会」
土曜日の南昌市内八一公園での日本語コーナー参加と
今週もまたドタバタと忙しかった。

「浴衣試着会」はJICA職員の岡田先生が女性用15枚、男性用7枚の浴衣持ち込みで、
浴衣の歴史や着方などを紹介してくれるというものだ。
日本文化に親しむチャンスの少ない財大生にとって貴重なひとときとなった。
着てみると、なんとまあ、身内贔屓じゃなくて、みんな本当によく似合っていた。
(うわ、三四郎か芥川龍之介!)(うわ、「ハイカラさんが通る」!)
(うわ、色っぽ~い!)(こっちは小学生の金魚すくいか)
と、会場は中国なのか日本なのか、ワケわからん状態だった。
カメラを持っていくのを忘れたので
誰かメールで写真を送ってと頼んでいたのにまだ誰も送ってくれない。
そのうち送られてきたら、また、このブログで紹介したい。

翌日(昨日)は朝からバスで南昌市内へ。
10時前、八一公園内の日語角に着いたときは、
既に5、6人の学生と日本人の先生が日本語で話していた。
3年生の吴さん、陳さん、黃さん、董さん、そして私の5人は早速その仲間に入れてもらった。
最終的には15人~20人ほどが集まって12時半までペチャクチャお喋りを続けた。
池の辺で風情があるとは言え、立ちっぱなしでかなり疲れた。
6月に旧4年生と出かけた際にも参加していた顔ぶれも何人かいた。
きっと、ずっと続けて参加しているのだろう。すごい人たちだ。

嬉しかったのは、久しぶりに丁勇先生のお顔を拝見したことだ。
江西省最大のスピーチ大会「江鈴杯スピーチコンテスト」の創設者である先生から、
今年のスピーチ大会が中止になった経緯をお聞きした。
まず、4月の石原「尖閣諸島購入」発言によって不安定要素が生まれ、
10月13日に延期したところ、
今度は日本政府の「国有化」とそれに伴う反日行動の嵐に見舞われた。
1校だけのイベントなら開催できたが、
江西省全体からいろんな人々が集う「江鈴杯」はリスクが大きすぎた、ということだった。

あの時は、日本語学科の学生たちも他人から、
「大学で何を専攻しているの?」
と聞かれて、自分の専攻を口にできなかった。殴られるか、
そうでないにしても酷い言葉を投げつけられる可能性が大きかった。
辛かっただろうと思う。

それにしても、あれからたった2ヶ月しか経っていない。
この切り替えの速さは何なんだ。
集まって日本語を話していると、(何だ、何だ)と首を突っ込む通行人も多い。
しかし、誰ひとりとして不快感を顕にする人はいなかった。
これもまた、いかにも中国的な現象なのだ。

途中、少し離れたところで割と年配の男2人が声高に口論を始め、
仕舞いに殴り合いになってしまった。
近くにあったプラスチックの椅子を振り上げて、顔面蒼白、本気の喧嘩だった。
私たちが手をこまねいていると、ヽ(´o`;
さすが中国、
周りのおじちゃんやおばちゃんたちが、
なだめに割って入り、二人を引き離してあげたのである。
特に二人のおばちゃんは、喧嘩相手を追おうとする間に入り、
まあ、まあ、とか上手に言ってはなだめすかし、ようやく喧嘩は終わった。
一人のおばちゃんはなだめている間も、ずっとカップ麺を食べ続けていた。
スゴイ。
しかし、その時、フッと我が愛する「大阪のおばちゃんたち」の姿がオーバーラップしたのだ。
スエミ姐さんを筆頭とする大阪のおばちゃんパワーも、
決してこれに負けていない面がある。

【昨日の学習】大阪と南昌の女性たちは、かなり似ている



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「真珠湾攻撃・ジョン=レノン殺害の日に」 2012年12月8日(土)No.528

2012-12-08 17:41:04 | 日記
1941年の今日、日本がハワイの真珠湾を奇襲し、太平洋戦争に突入した。
1980年の今日、アメリカでジョン=レノンが一人のファンに殺された。

ジョン=レノンの殺害は私がまだ20代の頃の出来事で、
キャーキャー言うようなファンではなかったが、驚き、また、とても残念だった。
ファンのくせに自分が好きな人を殺すとはどういう心理か、私には理解できなかった。
(とんでもないファンがいるものだ。これもアメリカという爛熟社会の暗部か?)
と、当時は行ったこともないアメリカについてあれこれ想像したものだ。
今、ストーカーが闊歩する日本社会でそんなことが起きても、
肯定は決してしないが、不思議でもなくなっている。
(ジョンが生きていたら、どんな人になっているだろう)と想像するのはちょっと楽しい。
そして、やっぱり最後は残念な気持ちに戻る。
オノ=ヨーコやポール=マッカートニーは、きっと、ジョンの分を深く生きているのだろう。

リアルタイムの「ジョンの死」に比べ、
「真珠湾攻撃」という言葉は、学校で習った歴史上の単語で、
自分とは何の関係もないと、他人事だった。
「第二次世界大戦」も「日中戦争」も、
(遠い昔に愚かな政治家と国民が引き起こしたことだ)と、
むしろ自分との関係をあっさり、すっぱり断ち切っていた。
自分が日本人であるということについても、
生まれる国を選べないかわりに、愛着も持たない、というスタンスだった。
中国に来て暮らすと、
日中戦争が決して、現在と切り離された遠い世界の出来事ではないことが
否応なく実感される。
どんなに自分の意識がコスモポリタンでも、
ここでは、自分が日本人であることを常に周りが要求する。
事実、私は生まれも育ちも日本で、れっきとした日本人である。
一人分の責任を引き受けるしかない。

実は私は、
以前、友人がメールで送ってくれた「りゅうりえんれんの話」(茨木のり子)を、
いつ、どのように学生たちに紹介しようか、ずっと緊張しつつ時期を窺っている。
中国人の心には、65年以上前のことが、まるで昨日起きたかのような生々しさで
深く刻まれている。若い学生達もそうだ。
そんな彼らに、
独善性にに陥らず、しかし、なんとしても紹介したい。
日本が戦争で何をしたかを、
痛みとともに確認し、向き合い、行動している日本人がいることを
知ってもらいたいのだ。
恥じ入り、消え去りたい心と戦いながら・・・。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「鼻毛通知代理サービス会社」 2012年12月7日(金)No.527

2012-12-07 22:06:45 | その他情報
「バカもほどほどに」
とよく言われるが、
ここまでおバカに徹すると、
なにか清々しさのようなものを感じる。

日本では鼻毛が鼻孔から覗いている人を発見すると、
(ああ、なんてことを!この人にどうやって気づいてもらうべきだろう)
と悶々とするのが、一般である(んじゃないかな)。
しかし、そーゆうことは非常に言いづらい。
特に日本人は誘われて断るのにも気を遣い、
「ああ、とても行きたいんですけど、その日はちょっと・・・・・・。」
などと言葉を濁す民族だ。
どうして「鼻毛が出ているよ」などと露骨な発言ができようか。
ということで、こういう会社ができた。
どうも本物の会社らしい。
社名は「鼻毛通知代理サービス『チョロリ』」。
http://hanage.info/









本校の女子学生で鼻毛がチョロリの人など誰もいない。
しかるに男子学生はどうであろう。
おそらく女子学生の中には、心中(出てるよ、出ているんだよ~!)
と叫びたい気持ちを抑えるのに苦労している人が少なからずいるはずだ。
実は私は、もう卒業した女子学生の一人に、
「先生、先生からなんとかさり気なく注意してください。私たちが言うと角が立ちますので。」
と頼まれたこともあるくらいなのだ。

「鼻毛通知代理サービス『チョロリ』」は、国境を越えて、
ここ中国でもトップ企業にのし上がるのではないだろうか。
マーケティングリサーチしてみたらどうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「尖閣/釣魚島問題へのまっとうな視点~孫崎享氏」 2012年12月6日(木) No.526

2012-12-06 20:20:54 | その他情報
尖閣/釣魚島の領土権を巡る問題をあれこれ考えてきた。
このブログを読んで、
日中両国民が冷静、かつ多面的にこの問題を考えるためにと、
日本から「pigo」さん(もちろん見ず知らずの方です)がたくさん資料を添付ファイルで送ってくださった。

また「逝きし世の面影」さん、「南出信者」さんから貴重なご指摘をいただいた。
それらを中国の学生たちと共有したいと思う。
しかし、授業では政治に関して発言することを禁じられている。

卒業生に少しずつ資料を送っていたが、日々の仕事にかまけて最近ストップしていた。
そんなときに孫崎享さんの記事を見つけた。
一つ一つの言葉が、腑に落ちる。
ちょっと長いが、
中国の学生のみならず、日本の友人・知人にもぜひ読んでもらいたいので、
全文を貼り付ける。
(出処は「日経ビジネスオンライン」)

「元外務省国際情報局長、孫崎享氏に国境紛争の処方箋を聞く」
聞き手・まとめ 篠原 匡 
2012年11月28日(水)


孫崎 亨(まごさき・うける)氏
1943年旧満州国鞍山生まれ。66年に東京大学法学部中退、外務省入省。英、米、ソ連、イラク、カナダ在住。駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。防衛大学校教授を経て、2009年に退官した。「日本の国境問題」(ちくま新書)、「日米同盟の正体――迷走する安全保障」(講談社現代新書)など著書多数。


尖閣諸島を巡って、日本政府は「日本固有の領土であり、領有権の問題は存在しない」という主張を繰り返しています。この考えが日本の世論を覆っていると言っていいでしょう。ただ、日中平和友好条約を調印した頃の世論は、領土問題の存在を明確に認めていました。
例えば、1979年5月31日付の読売新聞の社説には、「日中双方とも領土主権を主張し、現実に論争が存在することを認めながら、この問題を留保し、将来の解決に待つことで日中政府間の了解がついた」と書いてあります。どちらかというと保守的な読売新聞ですら、尖閣諸島を巡る領土問題を明確に意識していました。

 ところが、今はどうでしょう。世論全体が領土問題は存在しないという見解に染まっており、1979年の読売新聞の視点は社会のどこにもありません。9月に開かれた自民党総裁選の候補者も領土問題に対して強硬な人たちが並びました。日本全体が右傾化していると言っても過言ではありません。その遠因を探れば、米国の影響が大きいのではないでしょうか。
 いわゆる「棚上げ論」の存在を日本政府が否定し始めたのは、私の感覚では1995年頃です。日米関係の流れで位置づければ、より鮮明になるでしょう。米国よりも国際社会との連携を目指した「樋口レポート」が登場したのは1994年のこと。衝撃を受けた米国は、東アジアの位置づけの再定義と日米同盟の重視をうたった「ナイレポート」を発表。それが日米同盟を重視した95年の防衛大綱につながりました。


「日米同盟の深化とともに日中友好が後退した」
 こういう雰囲気の中で、尖閣諸島問題に対する見方も変わってきたと思うんですね。
 「ナイレポート」以降、近隣諸国との協調よりも、日米安保条約の下、米国の力で日本の安全保障を図るという方向が鮮明になりました。その考え方は徐々に醸成され、2005年の「日米同盟:未来のための変革と再編」にいたりました。町村信孝外務大臣とコンドリーザ・ライス国務長官が話し合い、共通の戦略目標を定めたものです。日米同盟の深化とともに、「日中で仲良くしていこう」という雰囲気は後退したように思います。
 
 北方領土に関して言えば、領土問題の帰属を未解決にしておくことで日本とソ連を分断する、という意志が冷戦時代の米国には間違いなくありました。
それでは、尖閣諸島はどうか。沖縄を返還した時に、米国が「尖閣諸島は日本の領有」と明言すれば何もなかったのに、米国は「領土問題については中立」と言った。
 これによって、尖閣諸島は日中間の問題になりました


「日中関係にくさびを打った米国の深謀」
 それと、石油の問題も大きい。尖閣諸島がここまでクローズアップされたのは、1960年代末に国連が石油の存在を指摘したためです。しかも、この頃は原油価格が1バレル1ドルだった。なぜ、オイルショックの前にわざわざ東シナ海の原油埋蔵量を調査しなければならなかったのでしょうか。
 もう1つ言えることは、田中角栄が日中国交正常化に踏み切った時、大統領補佐官だったヘンリー・キッシンジャーは「一番おいしいパイを取られた」と激怒したと伝えられています。日本は吉田茂・元首相以来、米国よりも先に中国市場に入ろうとしてきました。それに対して、米国は常にストップをかけてきた。あくまでも推論ですが、日中間にくさびを打っておくという発想をしても全然不思議がないと思います。

 9月26日の日中の次官協議で、中国の張志軍・筆頭外務次官は「両国指導者が合意した共通認識に戻り、両国関係を安定的に発展させる正しい道に早く戻さなければならない」と発言しました。これは、「中国は棚上げで構わない」ということでしょう。主義主張を押しつけるより、棚上げによって紛争を解決する方が重要と判断しているわけですね。
 結局のところ、中国は世界秩序を壊して世界秩序からはしめ出されることよりも、世界秩序を守る側に回って利益を得た方がプラスと考えている。それが中国の姿勢だとすれば、日本側が仕掛けなければ現状維持を受け入れるでしょう。その代わり、日本が状況を変えて領有権を強く主張すれば座視しない、というスタンスだと思います。


「島を獲得したら資源総取りはやめよ」
  私自身は「島を獲得したら(資源を)総取り」という考え方をやめるべきだと思います。島の領有権については、合意点を見出すことは難しい。しかし、「漁業」「資源」とプロジェクトをばらしていけば、どこかに必ず合意点があるはずです。
 私はフランスのアルザス・ロレーヌ地方に学べると考えています。この地域を巡って、ドイツとフランスは激しい領土紛争を繰り返しました。第二次世界大戦後はドイツの敗戦によってフランスが獲得しています。これ以降、ドイツは、奪われたものを奪い返すという選択肢を取らず、奪われたものを欧州全体のものとする制度を求めました。


「紛争解決は独仏に学べ」
 それにフランスが呼応。紛争の火種だったルール地方は欧州石炭鉄鋼連盟が管理することになりました。アルザス・ロレーヌ地方の中心都市、ストラスブールも、欧州議会本部が置かれるなど欧州の都市としての道を歩みました。敗戦によってドイツは大幅に領土を失いましたが、その一方でEUの盟主となり、存在感を発揮しています。名より実を取ったと言うことができるでしょう。
 反日デモが起きたものの、日本の貿易相手は圧倒的に東アジアです。領土問題や歴史認識など紛争の火種はいくつもありますが、日本にとって東アジアとの結びつきは切っても切れない。そうであるならば、領有権は棚上げし、資源開発などで実を取った方がいいのではないでしょうか。


「ポツダム宣言にさかのぼって考えよ」
 いずれにせよ、日本人は領土問題の歴史的な経緯を全くと言っていいほど勉強していません。すべての大本にあるのは1945年のポツダム宣言です。ここで、本州、四国、九州、北海道は日本の領土だが、その他の島々の帰属は連合国側が決めることになりました。その後、1945年9月に降伏条件を詰め、1951年のサンフランシスコ平和条約で確認しています。
 「その他の島々」に関しては、ポツダム宣言の時点で「固有の領土」という議論が通用しなくなっている。それにもかかわらず日本は、この流れとは違ったところで領土論を展開しているんですね。領土問題は正しい認識なくして前進しません。国境や領土に、もっと関心を持ってほしいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「三度目の南昌の冬」 2012年12月5日(水) No.525

2012-12-05 19:48:08 | 中国事情
今週、南昌は暖かい。
週間天気予報も最高気温10℃~14℃の☼晴れマークが並んでいる。
ふと大阪の気温を見ると、今日は9℃とか。
毎回、帰るたびに南昌は寒い、寒い((((;゜Д゜))))と訴えているのに、
こりゃイカン。逆だ。

しかし、言わせてもらえば、
南昌の寒さの真髄は、外気温ではない。
外も部屋の中もほとんど同じか、部屋の中の方がもっと寒いことが辛いのである。
思えば一年目は部屋にいて、
(ここに人間が生きているんだぞ~!!!)と叫びたかった。
(なぜこんなに寒い目に遭わなければならないんだ、私には暖かく生きる権利があるんだ!)
と、涙が出るほど辛かった。

エアコンは3つあるが、潰れかけのようなものばかり。
その上、電気代は半端じゃない。
エアコンに頼らず、夜はすぐに布団に入って宿題の丸つけをしたこともあった。
プリントがクチャクチャになったので、それは間もなくやめた。
着膨れて、電気ストーブを背中に凍える手でパソコンのキーボードを打った1年目だった。

3年目の今は、もう余裕だ。
なんかね、コツが分かったんだよね。
まず、無駄なエアコンは全然つけていない。
電気ストーブをこのパソコンが置いてある机の下に移動してから、
足の裏が凍えて固まったり、手がかじかむこともなくなった。
窓には、ビニールテープでテーピングをし、春まで窓は開けない。
さらにカーテンも常に閉めて寒さを防いでいる。
晴れの日の昼間だけ半分ぐらい開け、外の明るさを部屋に入れる。
また、壁と床の境目にはダンボールを10枚ほど置いて隙間風を防いでいる。
その上、内側起毛のブーツを室内履きにした。
歩くたびに仕事中のキャリアウーマンみたいに「カツ!カツ!」と音がたつが、
二階のメルダットさんは黙ってくれている。
ありがたや。
もちろん、腰には使い捨てカイロ。
ユニクロのヒートテックの重ね着で、今は5枚着ている。
余裕で暖かい。

日本の皆さん、
こうすれば冬の暖房費が相当節約できます。
皆さんは、ぜいたくなんです。
言っとくケド。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「日本の皆さん、テレビ見るのはやめましょう」 2012年12月5日(歌) No.524

2012-12-04 21:12:33 | 日記
日本の皆さん、
もうテレビ見るのはやめましょう。
テレビを見ていると、頭が麻痺して深くものごとを考えられなくなります。
「日本人、総白痴化」を予言した大宅壮一はこの点では的を得まくりです。

今日においては、
政治家までタレント同様、人心を一瞬でキャッチする刺激的かつ印象的な表現に腐心しています。
じっくり、ゆっくり話していては、テレビの前の誰も聞いてくれません。
リモコンでパッとチャンネルを変えられてしまうでしょう。

かつて私は、大平正芳総理大臣(当時)が国会答弁をしているのを見ましたが、
あれは凄かったです。
10秒間「う~~~。」次の10秒間「あ~~~。」そして、とうとう言葉を発したとしても
「わだくじわあ~、え~。」
と、実にゆっくりと時間をかけて、話すので、
私は(国会中継とは見ていると眠くなるもんなんだなあ)と感じたものです。

小泉純一郎総理大臣はそうではありませんでした。
メリハリのある言葉遣いで、一部分を強調・誇張する語り口はある意味で分かり易く、
途中から聞きかじった人でも(おや、面白いこと言う人だな)と思える表現力を持っていました。
巷では、
「小泉さんの言うことは、分かりやすいねん。」
とエライ人気を博し、「小泉劇場」というぴったりのネームまでつきました。

その頃からこっち、政治家は話し方が小泉さんに似てきました。
まるでキャッチコピーのように、耳に心地よく残る話を、
立て板に水のごとく、澱みなく、そして、抑揚もちゃんとつけて言うようになりました。
(政治家がテレビ視聴者に受けるように練習したのだな)と私は勘ぐっています。

中身そのものを考え、考え、丁寧に語る人を、
テレビを見ている人は受け付けるでしょうか。
前原、石原、橋下、石破、竹中・・・。
まあ、みんな、喋るわ、しゃべるわ、大変な勢いです。
まるでスピーチコンテストみたい。
大平さんなんか、今の時代に出てきたらどうなるでしょう。(ノ∀`)
政界一の読書家で理論家であった大平さんですが、
今の政治家のすごい剣幕で声高に喋りまくるムードの中で、
朴訥な彼の口調に耳を傾ける人はそんなに多くないのではないでしょうか。
30秒、否、10秒だって待てないと私は確信します。

さて私は、糸井重里を全面的に大好きなわけでは決してないのですが、
私が気づかないこと、言いたいのにモヤモヤして言葉にならないことを
彼はときに、スパッと言い当ててくれます。
テレビのことも彼はこう言っています。

テレビに出ている人は、みんな元気なんです。
 元気で、引き下がらなくて、大きな声で、
 ドキドキなんかしてなくて、眠そうじゃない。
 それは娯楽番組ばかりではありません。
 ありとあらゆる番組には、
 元気な人たちばかりが写っています。


普通の生活で、そんなに一部を強調したり、デフォルメしたりすると変です。
でも、政治家もテレビタレントと同列になってしまいました。
石原も、橋下も、全く元気で、引き下がらなくて、
ものごとをデフォルメしたり、一部だけを強調しています。
聞きやすいですね。
分かりやすいですね。
表面的には。

でも、政治家は本当はタレントじゃないです。
それなのにどうしてこんなふうになってしまったのでしょう。
国民が、政治家をそうさせたのだと私は思います。
多くの人々は小泉劇場をもてはやし、歯切れの良い彼の言葉の表層しか感受しませんでした。
聴衆のウケだけを狙って、
今の政治家の多くはポピュリズムに走っています。

そこで日本の皆さん、
テレビを消して、
普通の声で話し、ものごとを多面的に見る、謙虚な、昔ながらの思考方法を
復活させましょう。国民が冷静になれば、事態はずっと好転するはずです。
今、日本と日本人はどう見ても変です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「日本語能力試験どうだったかなあ」 2012年12月3日(月)No.523

2012-12-03 12:53:45 | 中国事情
昨日、半年に1度の日本語能力試験が南昌大学で行われた。
江西財大日本語学科からは、
初めて受ける多くの三年生と、再々度挑戦の四年生たちが参加した。
(二年生は多分、誰も受けないはず。隣の理工大二年生はN2〈2級〉を何人か受けると聞いている)
四年生は「背水の陣」といったところか。

実は、今回大学院進学を断念してまで、この試験に臨む人もいるのだ。
(そこまでして?)と、私としてはかなり疑問に思うが、本人は、
「日本語学科の学生として能力試験N1〈1級〉に受からずに、大学は卒業できません。
順番から言って、大学院はその後です。」
などと意地を張っている。
彼の進学希望は、第二専攻の金融関係だ。
その方面については非常に優秀だとクラスメートは太鼓判を押している。
おそらく財大大学院の中では難関の金融も彼なら一発で通りそうな実力があるのに、
彼は一年後にまわしてしまった。
(そんな順番、守らなくても・・・)と思える。
しかし、人生はその人のもの。本人の気の済むように生きるしかない。

一年前の我がブログを読むと、
やっぱり能力試験の話題を載せていた。
その時、N1に3度目の挑戦をした当時四年生の呂楊玉さん、王愛群さんは見事合格を果たした。
今はそれぞれ杭州のIT関連会社、広州の国際貿易会社で働いている。
王愛群さんは、少し前は香港の交易会に出かけ、来年1月には東京に出張するんだそうだ。
もはやバリバリのキャリアウーマンである。
去年は、教室でニコニコ(*^_^*)しながら、のんびり授業を受けていたのにねえ。

広州と言えば、今年の1月に、
私を樟樹市管内の故郷の農村に招待してくれた劉思婷さんが、
広州外語外貿大学大学院日本語専門で学んでいる。
というわけで、来年早々、大阪に戻る前に広州見物に出かけることにした。
反日デモが非常に激しかったところだが、
今は全く落ち着いているという。
南国で、今は二度目の春を迎えたような穏やかな気候だと聞いては、
ちょっとでも行ってみずにはおれない。
南昌から飛行機で300元程度+空港税で行ける。
果物が美味しくてたまらんそうだ。

約1ヶ月間かかったテスト作りも、ついさっき、よ~~うやく終わったしい~\(^ω^)/
さあ、心は早くも冬休みだ~い!わはは(-^〇^-)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「犬の精神疾患が増えているそうだ」 2012年12月2日(日) No.522

2012-12-02 19:30:14 | 日記
欧米では一般的だった猫や犬の精神疾患治療が日本で始まったのが20年ほど前で、
特に近年、治療に来院する犬や猫が増えているそうだ。
下のダックスフントの写真をよく見ると・・・。



↑そが動物病院ブログ(2008/9/4)から拝借

①頭にすっぽりヘルメットをかぶっている(これはよく見なくてもすぐに気づく)。
②尻尾がなんか短い、というか尻尾がちぎれてる?

このダックス君は「尾追い行動」(自分の尻尾をグルグル回って追いかける)や「尾噛じり」を
数週間繰り返していたが、ある朝、床に大量の血溜まりができ、
犬の尻尾がちぎれていた・・・。
飼い主が動物病院に連れて行くと、「常同症」=「強迫性障害」だと診断されたそうだ。
その病気の原因は、退屈、ストレス、不安、環境の変化など様々だが、
屋内で飼われることで人と犬の距離が近くなったことがベースにあるという。
やっぱりね・・・。
ものすごく納得。

さらに
「犬は大脳皮質の制御が人間より弱い分、
神経の伝達物質に気分が影響受けやすいのかも知れない。」
と人間の精神科医である和田秀樹氏の言。

確かに、飼い主が死んで犬が欝病になったとかは聞いたことがある。

昨年の3・11の後、ゴーストタウンになった福島の放射能汚染地域の道路を
避難所に連れて行けず、捨てられた犬たちが(牛もいたけど)うつろな目で彷徨い歩いている写真を見た。
動物たちを救うために決死の覚悟で救出グループが出向いたとも聞く。
そのとき、救助グループの人たちはどれほどの惨状を確認せざるを得なかっただろう。
動物たちが可哀想だ。
人間も可哀想だ。
極限状態だったんだ。

日本は、日本人は本当に取り返しのつかないことをした。
それでも、
取り返しのつかないことを取り返すために、たくさんの日本島の住人たちが
知恵を出し合い、力を合わせている。
政治が、その人々に追い討ちをかけないことを
お天道様に祈る。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする