毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「雪の菏澤キャンパス There's snow in Heze」No.2157

2018-01-05 22:37:00 | 中国事情

試験が始まったとたんに雪が降りました。

山東省の中では温暖な地域の菏澤で積もる雪は2年ぶりです。

北海道育ちの私には雪なんか迷惑以外の何ものでもありませんが、

学生たちはツルツル滑りながらも、いつもと違う風景が嬉しそうです。


道路の除雪はもっぱら人間のちからで。

職員さんかボランティアか、ちょっと分かりません。

 

箒で除雪するスタッフにカメラを向けていたら、

「せんせー!」と日本語で声が。日本語学部一年生の2人でした!

 

3年生の試験風景。

閻さんが教室に向かう途中、

雪でぬれた大理石で滑って転んで遅れてきました。

中国の大学は、なぜどこでも大理石を使うのでしょう?

危なくてたまりませんよ。


この3年クラスは1年生のスタート時は13人でしたが、

2年生になるとき2名が他学部に移動し、1名他学部から転入してきました。

さらに現在、一人が青島大学に一年間交流生として行っているので全部で11名です。

この日は一人、緊急の用事で家に帰ったので10人しかいません。

 

日本から持参したDVD「犬と猫と人間と」(飯田基晴監督)を試験で使いました。

この教室はコンピューター・ラボなのに

教師用コンピューターは古式ゆかしく、ややこしいものは拒絶するので、

しかたなく自分のノートパソコンを繋いで使っています。

設備は見た目整っているのですが、全然きめ細やかじゃありません。

ちゃんとコンピューター専門の先生がいるのですが、

最新にヴァージョンアップしたりは絶対しません。

(いちいち学生なんかのためにやってられっかよ)と思っているのではないかと、

ある学生(名前は伏せます(笑))が推察しています。

 

雪が珍しい地方では、雪降りに傘をさしますね。

同じ山東省でも煙台ではありえないそうです。

つまり、しょっちゅう降るんですね。

北海道でも昔は誰も傘なんかさしていませんでしたが、

今はどうですかね。

 

帰り道、男の子とお母さんが雪だるまを作っていました。

   


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1 コメント

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 (こきおばさん)
2018-01-06 06:48:26
珍しい雪にはしゃいでいる学生さんたち。でも確かの大理石は困りますね。
そちらの雪だるまには眉があるのですね。おもしろ~い。

子どもの頃の旧満州の雪は、サラサラでしたから、雪だるまを作った思い出はありません。「粉雪サラサラ・・・」という歌を歌ったものでした。馬車をを引いている馬の鼻や口にもツララがついていましたっけ。
校庭にスケートリンクがあって滑りに行きました。

今年は凄い寒気団が来ているとかで、アメリカやヨーロッパでも凍死する人がいるとか。日本も来週末あたりから寒くなるそうです。
高齢者には辛い冬になりそうです。
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