ここ1週間で一気に秋が深まってきた菏澤です。
今日は最低気温2℃ー最高13℃でした。
朝、熱いインスタントコーヒーを飲み、目を覚ます日々。
今夏、大阪から6袋のブレンディを持参し、既に3袋目の封を切ります。
なぜか中国ではインスタント・コーヒー(ネッスル)が非常に高くて、
毎学期、3分の1の価格のを日本から持ってきています。
菏澤の「銀座(インズオ)」というデパートまでバスで出かければ、
インスタントではないコーヒーも買えますが、遠いのでいちいち行くのが面倒です。
全く別の飲み物を飲む感覚で、インスタントコーヒーに慣れ親しんできました。
昔、何であんなにコーヒーの淹れ方にこだわっていたのかしら(笑)。
朝8時、お湯を沸かしに台所に行って窓の外を見ると、
あら、数人が丸く盛り上げたセメントの中に水を張っています。
2階の共産党書記がわがままを言って、
ビルの前の道路にプールか池でも作らせるのかしら?
お湯が沸いたのでコーヒーを飲みながら、
じっと見ていると池ではなく、セメントと水を混ぜてこねくり、
道路に平らに広げて敷いていました。
そう言えば、昨日早朝からたいへんやかましいドリル音が炸裂していました。
なぜ土曜日の早朝から安眠を妨害するのか腹だたしくてたまりませんでしたが、
地下に何かを埋め込む工事をしていたのだなと、
今朝、じっくり観察して分かりました。
1時間後、池はすっかり消えました。
次の作業現場に向かうのでしょうか。
懐かしい三輪車がこの街には縦横無尽に走っています。
菏澤市民も、昭和40年代の日本の人々と重なって見えます。
なんで人は死んでしまうんでしょうね・・・・・・。
私も母、人生の師匠、姉・・・と、たくさんの人に往かれ、そのたびに、心に大穴が開き、広がり、諦めと寂しさを抱えて生きることを覚えてきました。
それでも、慣れません。もう一度、生き返ってくれたらどんなにいいでしょうね。
懐かしい三輪トラック、元気に動いているんですね。
そちらもこことさほど変わらない気温のようですね。
今朝は久しぶりの快晴で富士山がよく見えますが、台風の名残の強風が吹き荒れています。
これからの日本をうかがわせるように気がします。