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「『コロナこわいけどぉ、安倍の声聞いたら元気出た』謎の大量ツイートの真相?が何ともはや」No.3839

2020-04-09 23:34:47 | 日本の膿

ツイッターで、下の「まぐろ」という人によるツイート①と同じ文が

最初の5分間で15件もツイートされたのが②で、

内容上、当然、意図的な工作が疑われますが……

「ねとらぼ」というメディア(ソフトバンク系列)が

この現象を突き止めるべく、

最初にツイートした「まぐろ」さんと

その仲間「うっちー」さんにインタビューしたのを読んで、

何度も何度も感じる「日本社会の幼児化」感をまたしても噛みしめました。

記事の結論から言うと、

これは「アベ政権盛り上げ工作」を意図したものではなく、

内容ももちろん深く考えず、

「おじさん構文」と自分たちが呼び、話題になりそうなのを選ぶ

自分とフォロー仲間の遊び、あるいは挨拶?のようなものなんだそうな。

身内同士の遊びにツイッターを使い、その結果、

「工作ではないか」という反響に今さら驚いているとのこと。

ツイッターは全世界に向けて発信・拡散され、

人々に影響を与える情報装置であるということに全く無自覚で

ライン感覚で使う若者たちが跡を絶たないことが私には意味不明です。

内容は「自分たちは思想を持っているわけではない」と言いつつ、

社会の(メディアの)趨勢に思い切り影響されているのですが、

彼らは当然それにも無自覚です。

望むらくは、こうした超幼稚臭い人たちが

今回、突き止められたことで

自分のしたことが社会にとってマイナスの意味を持つと

ほんの少しでも自覚できますように。

(インタビューで全然追及しない「ねとらぼ」の取材者に対しても

「それでもメディアの端くれか!」と言いたいですけどね)

2月後半にも

「よく考えたらコロナウイルスにかかっている人

そんなにいないよね。噂の力ってすごい」

を複数のアカウントから一斉にツイートした人物がいて、

インタビュアーに対し、

「これはあくまでも自分の事業に関するものであり、

政府や各種政治関係者とのやり取りはありません」

とのうのうと言ったと。どんな事業やねん??

 

小さい閉鎖社会の中で生きているつもりの人たち、

その行為は、

いい加減で根拠のない情報をツイッターやYouTubeなどで

社会に広く拡散し続ける犯罪的なものです。

 

ーー付録:「まぐろ」とその仲間「うっちー」へのインタビューの一部

―― そもそもなぜこのツイートを投稿しようと思ったのでしょうか?

まぐろ:日ごろからTwitterの仲間うちで面白おかしいツイート(いわゆるネタツイート)を作成してコピペし合うという遊びを行っていて、その一環として今回のツイートを投稿しました。


―― ブログでも書かれていましたが、うっちーさんはまぐろさんのツイートを見て、自分のアカウントでもそれを投稿したわけですよね。なぜあのツイートをコピペしようと思ったのでしょう。

うっちー:なんでと言われると説明がすごく難しくて、前からこういうのをパクツイしあって遊んでいる方がフォロワーにいまして、その人とは割と仲がいいんですよね。その人がいわゆる「おじさん構文」をツイートするとそれを身内でパクツイしあう、というのが一種のスキンシップになっていたんです。遊びとかそういう認識すら持っていなかったです。

―― 不思議な感覚ですね……。どちらかというとうっちーさんのフォロワーが多いんですね。書き込む内容については単に「おじさん構文」というだけで、何か意図があるわけではない?

うっちー:そうです。別に僕たち自身が何かしら思想を持ってやったとかではないです。

全文は下からどうぞ。(ブルーはーと)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000209-it_nlab-sci「コロナこわいけどぉ、安倍の声聞いたら元気出た」――”工作疑惑"もささやかれた謎の大量ツイート、「最初の投稿者」に真相を聞いた
4/9(木) 22:46配信 ねとらぼ

 


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