「アメリカ軍ははじめ、アフガニスタンを助けると言ってやってきた。
しかし、それはウソだった」
と言うアフガン現地の農民。
戦闘で荒れた土地を捨て、流浪の民となっていた農民たちが
中村哲医師が始めた用水路建設によって、再び戻り、土地を耕し、
ピーナッツや人参、カブを始め、水稲や小麦などまでをも生産して
笑顔で暮らせる村になって行く過程は動画で見ても感動的です。
〈衛生のため、栄養のためにはどうしても水がいる〉
中村さんが用水路建設に乗り出したきっかけは、医療活動の一環で
その地の人々が健康的に生きるにはどうしても水が必要だったからでした。
「将来日本から技師が来て、笑うような工事ではダメだ。
百年持つ用水路を作らなければ」
と、自らショベルカーを操作して地元の人たちとともに
25km以上に及ぶ立派な用水路を本当に作ってしまった中村さん。
なぜ、アフガニスタンの航空会社がが旅客機の機体に
中村哲さんの肖像を描いたか、動画を観ればよく分かります。
アフガニスタン 永久支援のために 中村哲 次世代へのプロジェクト(2)
他にもこのシリーズをはじめ、多くの中村哲さんの動画があります。
アフガニスタン 永久支援のために 中村哲 次世代へのプロジェクト(1)
https://www.youtube.com/watch?v=0Ed0cYN7iYw
アフガニスタン 永久支援のために 中村哲 次世代へのプロジェクト(3)
https://www.youtube.com/watch?v=H5jwEgsb6Yg
アフガニスタン 永久支援のために 中村哲 次世代へのプロジェクト(4)
https://www.youtube.com/watch?v=ztP_QP0k0sI
誤爆続くアフガンで中村医師 密着「緑の村と学校を作る」(1)・・・日本国家がこういう支援したらいいのに。
https://www.youtube.com/watch?v=7S0_S1S4PMQ
誤爆続くアフガンで中村医師 密着「緑の村と学校を作る」(2)
https://www.youtube.com/watch?v=kqsU11mkA-A
菜の花畑の笑顔と銃弾(1)・・・2008年に誘拐殺害された伊藤和也さんの活動
https://www.youtube.com/watch?v=LgjH0LNKatQ
菜の花畑の笑顔と銃弾(2)
https://www.youtube.com/watch?v=xBf-n9SO8Kc
菜の花畑の笑顔と銃弾(4)
https://www.youtube.com/watch?v=FFZqqsLxXbU
わたしも、中村哲さんの顔、文、記事を読むと、泣けてきます。多くの方々も同様の、もしくはもっと、もっと深い喪失感に苛まされているはずです。
普段私は無神論者ですが、こきおばさんがおっしゃるように、中村哲さんは神様みたいな方ですね。でも、神様の子供達が、また、立ち上がって行動を始めると信じます。私も爪の垢を煎じて、踏ん張らないと、と思うのですが、力が入りません・・・・・・。
私は今年8月末と、8年前の2回、直接講演をお聞きしましたし、山梨県民の手で「憲法ミュージカル」が2011年に「ドクターサーブ」を上演した時にもほんの少しですが裏方でお手伝いしました。
中村医師のことを描いた「ドクターサーブ」では、聴診器をショベルカーに変えて、用水路を作る姿が感動的でした。現地の人たちがメンテナンスできるようにと、コンクリートは使わず蛇腹籠や石積み、河からの取り入れ口も中村医師のふるさとでの工法をとりいれ、講演では信玄堤も参考にしたといわれていました。
この喪失感から、何とか立ち直り前を向いて歩きだすことに、周囲の人たちの力を頂いています。