床下浸水で孤立状態の私ですが、アベ首相の秋葉原での言葉
「こんな人たちに負けるわけにいかない」
が頭から離れません。
国民全体の利益のために働く仕事が政治家です。
その国民が首相に対して「帰れ!」「アベヤメロ!」と言ったからと言って、
事もあろうにその国民を敵とみなし、
「負けるわけにいかない」と対抗する姿勢を取りました。
自由党の山本太郎議員が、自分への酷い野次に対して
「ありがとうございます。そんなあなたも守りたい。」
と答えたのとあまりにも対照的じゃないですか。
次の日から、ネット上に
「こんな人たち」とはどんな人たちなのか詮索して、
始めは「共産党が組織している」という猪瀬元東京都知事の愚かな発言があり、
共産党から「選挙最後の日にそんなことしている暇はない!」と
一喝されていました。
その後、「組織された左翼活動家グループ」という投稿が散見されましたが、
中に、日の丸を振りながら「アベヤメロ」と叫んだ人がいたり、
声がどんどん周囲に広がっていったりしたことも、
全て左翼活動家グループのしたことだと言うのはかなり無理があるでしょう。
この間のアベ政権に対する不信が、
国民の中に大きく膨らんでいる証左だとみるのが普通です。
しかし、自民党ネットサポーターズ(ネトサポ)は、
これは左翼活動家たちの妨害行為で、
国民の声ではないとやっきになって言っています。
そして、こともあろうにアベ首相自らが、
「秋葉原の〈アベヤメロ〉は一般市民ではなく左翼活動家の妨害」
という投稿に「いいね!」をしていたというです。
自分に反対する者は国民ではないと言っているのに等しい行為です。
これです、戦前「非国民」と「国民」をその人の考え方で分けて差別し、
「非国民」➡左翼➡逮捕➡監獄と拷問に持って行った一連の流れは。
何だ、日本って、ほんっと歴史から何にも学んでいない人が多いですね。
やっぱり、学校教育できちんと日本の近現代史を教えないから、
また戦争したがる人が増えてきちゃったじゃないですか。
私は自分であれこれ情報を調べ、自分の頭で考え、
個人として決断し行動するようにしています。
選挙でも、あちこちの政党や個人をバランスよく(笑)投票しています。
私のような政治に関心のある庶民もアベ首相たちに言わせると
「左翼活動家」なんですね。
なぜなら、私がもしあの時秋葉原にいたら、私も迷わず
「アベヤメロ!」と言ったでしょうからね。
他に私が自分の怒りをアベ首相に直接伝える方法ないですから。
選挙は小選挙区制度で投票数の割合を正確に反映していないし~。
必要に応じてグループや政党に参加しようがしまいが、
市民として自律的に考え、行動する人は日本中にたくさんいるはずです。
国民の三大義務、納税・勤労・教育も、自分のできる限り
精一杯頑張ってきたそうした庶民に対して非国民呼ばわりするのは、
権力を握った者が、
庶民の思想信条を差別選別し、レッテルを張り、
支配しようとする攻撃=犯罪に他なりません。
「若い時の苦労は買ってでもしろ」とはよく言ったものですね。
お金持ちの中にも、広い心を持って、優しい目線の人もたま~にいますが、アベや菅、麻生らは真逆ですね。
悪の世界から間違ってこの世に這い出してきたのかと思うほど、冷酷で、残虐で、自分のことしか考えない利己主義者たちだと判定せざるを得ません。自分らだけであちらの世界へ帰ってほしいです。庶民を巻き添えにせず。
山本太郎さんは苦労して大きく成長してきた国会議員ですね。その視点は私もいつも敬服しています。
苦労知らずで恵まれて育った人には、お金や仕事で苦労した人の事を想像できないのでしょうね。
山本 太郎 議員 を見倣いたいと思います🙋