「アベノマスクの追加配布って、希望した事業所だけじゃなかったの?
もともと誰も使わず余らせているというのに」
「アベノマスクまた届いた!もう要らんちゅーに。」
こんな声があちこちの事業所から上がっています。
なぜ「要らない」と言うところに無理くり送りつけるのか、
どこまで私たちの税金を無駄遣いする気か、
わざと国民に嫌がらせしているんじゃないですか。
世界中で失笑された愚策中の愚策、アベノマスク配布。
多くの国民の批判に真摯に答えるなら
国民に謝罪して、もうマスク配布から足を洗うべきです。
7月末に、加藤厚労相が
「希望する事業所だけに送り、あとは備蓄する」
と方針転換したのに何やってんねん。
【news23】「希望していない」のに“アベノマスク”が次々届く?!
昨日のニュースで、閣僚の靖国参拝を見ました。高市早苗の斜めストライプの黒マスク姿、何故かゲシュタポの女将校に見えておぞましく感じました。
わが妹はすかさず、品がないね!!
式服に黒マスクと決めたんだろうけど、つけるなら白だね、と一言。
あの方々には礼儀以前に、靖国に行く意味を考える能力はないんだとあきれ果てています。
でも、戦後教育の酷さは恐ろしいですね。
私は70代、妹も60歳後半、なのに妹は何故靖国に行っては駄目なの、戦犯が祭られているのは分かるけど・・・。いつまで韓国は慰安婦だの騒いでいるんだろう…。いくら私が説明しても本質を理解できません。同世代、姉妹でもこの差がどこから生まれるのか。
働く必要もないのに、老後のためにと働き、難しく気の滅入るようなことは自ら調べたり知ろうともせず、テレビで疲れをいやすのに笑いを求めて日々が過ぎてゆく。
それでも自民党政治には批判的でも、テレビに映る小池都知事の本質は見逃してしまう。
わが妹の例をあげましたが、よほど知ろうと言う気持ちが強くないと、イメージ戦略にやすやすとだまされてしまう国民の方が圧倒的に多いのだと思います。
そして戦後教育で、きちんと戦争の教育をしてこなかったことが、70歳代でもいびつな戦争史観を持っている人を生み出している。
正直、妹のような人は普通で、私のような人間は少数派だと感じています。
これでは、よほど大きな事が無い限り政治的な大きなうねりは怒らないのかなと、少し失望気味です。
私にも考え方の異なる兄と姉がいます。現在70代前半の兄は、かつて本州の大学で学生自治会長などやって、当事北杜夫だの松本清張だの読んでいた中学生の私に、「こんなくだらん小説ばかり読んでないで黒田寛一を読め」とか言っていたくせに、故郷北海道に帰っていつの間にか近所の自民党の支持者になっていました。
長姉は高卒後東京に出て就職し、職場のサークルに参加して赤旗を購入し始め、それは何十年も変わらなかったようです。支持政党は一貫して共産党でしたが、10年前、まだ68歳だったのに病没しました。
次姉は高校生のとき付き合った男の子の影響でしょうか、「女は男に従うべきだ」みたいな考えを形成したようです。社会の風潮・掟に「郷に入れば郷に従え」的にやってきた様子が時折故郷に帰った時感じられました(今も余り変わっていないんじゃないかなあ)。
私は小学生の時からひねくれ者で、「天皇誕生日は休みなのに私の誕生日は休みじゃない。私も自分の誕生日ぐらい休みたいわ」とか言って、家族に呆れられていました。自我が強いタイプなのでしょうか。
同じ両親から生まれた4人のきょうだいも、このように、誰と、どんな事件と、どのような書物と、どんなときに出合ったかでまるきり違ってくるんですね。
ちなみに父は旧社会党支持、母は自民党支持でした。母と私はよく激しい政治の議論をしていましたが、それが私の考えを鍛える機会になりました。
面倒ですが、議論することは自分をも他者をも広げたり深めたりするささやかな学習の場なのかなと今思えます。