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国際司法裁判所イスラエルに「ガザでの虐殺防ぐ措置命令」

2024-01-26 23:23:59 | 反戦平和

☆1月24日(水):800人が避難していた国連の避難所が戦車で砲撃され12人死亡、75人が負傷。イスラエルはやっていないと主張。

☆1月25日(木):人道支援を受けるために列に並んでいたガザ市民20人がイスラエル軍の爆撃で死亡。https://www.democracynow.org/

イスラエルがやっているのは戦争ではなく、ジェノサイド(民族大量虐殺)だ。

病院だろうが、避難所だろうが、「ハマスの拠点がある」から正当な攻撃だ

と主張している。

国連施設はさすがにハマスの拠点だとは言えないので

「知らない。やっていない」と嘯いている。

パレスチナ人の死者はついに25,000人を超えてしまったが、

ここにきて一筋の希望とも言える報道があった。

南アフリカが、

「イスラエルがガザに対して行っているのは

国際戦争犯罪のジェノサイドである」として

国際司法裁判所(ICJ:在オランダ・ハーグ)に提訴していたが、

ICJは今日26日、イスラエルに対して

パレスチナ自治区ガザでのジェノサイド(民族大量虐殺)を防ぐ

「あらゆる措置」を取るよう命じる仮処分を出した、とのことだ。

ガザで医療へのアクセスを確保することも命じた。

今まで病院だろうが、救急車だろうがお構いなく攻撃していたのを禁止したのだ。

このICJの命令は実働部隊がイスラエルを抑え込むことはできないが、

それでも拘束力を持つ。

⤵もう、こういうことはするなという決定だ。(志葉玲さんのだいぶ前の写真)

しかし、ネタニヤフ首相はICJの命令を無視して即座に

「ガザの戦争は今後も続ける。」と声明を発表した。

どうしようもない野郎だ。

⤵顔がめちゃ悪者だ。松本人志もそうだけど、人格は顔に出るんだなあ。

ネタニヤフ首相だけではない。

国家保安大臣のイタマル・ベン・愚ヴィルは

「反ユダヤ主義の偏狭な措置」とICJの命令を酷評し、

更には、イスラエルの存在を脅かすこのICJの決定を無視すると主張した、と。

もう、国際社会なんかどうでもいいと言っているに等しいイスラエルなのである。

   ⤵   ⤵   ⤵

いや、なんかさ、

1931年満州事変を起こして中国侵略を始め、傀儡国家「満州国」を建てた大日本帝国が

「満州国の無効」「日本軍の中国からの撤退」を求める中国に国際連盟に提訴され、

リットン調査団に「お前がやっているのは侵略だ」と断罪されて

国連を脱退したことを想起しますよね。

日本もイスラエルのようなことやってたんだ。

・・・・・・・・・

イスラエル、当時の日本がやられたみたいに世界から袋叩きされればいいのに。

しかし、欧米がクソだからなあ。(あ、だんだん言葉遣いが…;^ω^)

 

 

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