毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

わ~い、南昌に春が来た~!!   2011年2月21日(月) No.69

2011-02-21 18:48:47 | 中国事情
 最高気温14℃-最低気温6℃。ああ、南昌にも春は来るんだなあ。
今日の散歩は、キャンパス内の中国銀行経由(2台のATMのうち1台が支払い機能停止なのを確認)して、「下露」というバス停まで暖かい日差しを楽しみながら歩いた。
歩いたと言ってもたった5分ほどのところだ。

 下露のバス停前には「中国人民解放軍空館」と看板のかかったバンとした建物があり、入り口は監視員が立っていた。この建物に限らず、多くの立派な建物の入り口には踏切の遮断機のようなものがあり、その横で守衛さんが出入りをチェックしている。
私の勤務先の大学もそうだし、学校関係はおそらくどこもそうだと思う。

 人民解放軍の建物の道路を隔てた向かい側には江西財経大学付属中学校がある。ちょうど、生徒たちが運動場にゾロゾロ出て来ているときだったので、柵の外からしばらく眺めていた。一番手前の列に並んでいる子たちはどう見ても小学校低学年に見える。

 そのうち音楽に合わせて始まったのは、やっぱり体操だった。日本のラジオ体操と似たり寄ったりだが、全く違うのは子どもたちや先生たちの服装だ。みんなてんこ盛りに着込んだまま、「イー、アール、サン、スー…」と身体を動かしている。(今日みたいに暖かい日でもこれかあ)と感心した。

 大阪では真冬でも、寒イボだらけの半袖体操服姿を子どもに強制していた。きっと今年もそのままやっているのだろう。登校時にマフラーはだめ、手袋もだめ、という大阪方式には、私は教員になってから辞めるまで馴染めなかった。何しろ故郷北海道では、「なぜ耳当てをして来なかったんだ!」と先生に怒られる土地柄。手袋をはめないなどもってのほかだった。
(このモコモコに着込んだ体操姿を見ると、大阪の先生たちは何と言うかな)と、ちょっと面白かった。
体操時間は5,6分で終わった。中学校のグラウンドに小学生と中学生が集合して体操をしているのだが、小学校にはグラウンドがないのだろうか。

 終わってさっさと教室に戻るかと思えば、大勢が校門のすぐ内側横に向かう。何があるのか知りたくなり、私も行ってみた。そこには小部屋があり、子どもたちが押し合いへし合い入っていく。門の外からガラス窓越しに見えたのは、パンや飲み物を選ぶ子どもたちの姿だった。おやつを買っているようだった。
何もかも日本の(=関西の)学校に比べて、のんびりしている。
「渡日の子の教育」とかが、大阪市で教育課題に上がっているが、この風土の違いも頭に入れたほうがいいんじゃないかな。大阪の学校って微に入り細に入り、決めてあげるんだよね。いらんお世話的なこともたくさんあると思う。

 午後から、楼さん(範さんが「楼さんと私とどちらの目が細いですか」と聞いたヒトです)、郭さん、2人の一年生が遊びに来た。楼さんはよく一年生の世話をしていると思ったら、大学が募集した月100元のアルバイト(一年生のためのアドバイザー)だそうだ。
 
 昨夜ぐらいから、Yahoo JAPAN!に繫がりにくい。こういうことがある度にハラハラする。インターネットは生活必需品なのだ。

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