にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

うれしいニュース

2008年10月17日 | 日々のこと
高校に教育実習に行ったときの教え子のひとりが、かねてからの夢に一歩ちかづいたとのお知らせが。

いままで、塾や予備校で教えたり、教育実習で教えたり、家庭教師をしたりしてきたのですが、どういうわけかわたしは生徒運がよいようなのです。(ちなみに昔から先生運もかなりよい。)

たいていの場合、生徒のほうがしっかりしているので、わたしのほうが「先生だいじょうぶ?(博多弁だと「先生だいじょうぶと~?」となる)と心配される羽目になり、どっちが先生なんだかわからない状況に陥るのですが。(当時中学3年生だった家庭教師先の生徒には、どういうわけか進路相談にまでのってもらってしまった)。

教えることそのものよりも、「先生」と呼ばれることが苦手でたまらないので、じつは、「先生」と呼ばれるお仕事をしているときは、たのしいよりも、苦しいほうが大きい。

大げさに考えすぎるのだとわかってはいるけれど、「先生」と呼ばれるたびに、先生なんかになりきれない、自分のふがいなさが重たくのしかかってきて、苦しくなる。

それでも、わたしはたくさんの素敵な生徒たちと出会ってきて、それらの出会いは、いつも「生徒」ではなくて、ひとりの「ひと」との出会いでした。

ブログに何気なく描いたわたしの絵をいちばん最初にほめてくれたのも、もと教え子だったし、「うたと笑顔を忘れないようにね」というメッセージを、教育実習の最後の日に書いてくれたのも、うけもっていたクラスの生徒のひとりでした。(おそらくその生徒は、わたしが古典よりもうたが好きなことをみぬいていたに違いない 笑)

陽ざしがやわらかくさしこんでいた教室で、寝不足の目を腫らしながら、両手に抱えきらないくらいたくさんのことを学ばせてもらった10年ちかく昔の夏。

みんな元気かな~。またいつか、会いたいものです。

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2 コメント

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ふふふ (にわとり)
2008-10-24 22:14:19
わたしはほんとうに先生に恵まれてきたので、余計に「先生」というものに対してプレッシャーが大きいのかもしれません。

でも、いまにして思えば、熱血先生も、テキトー先生も、それぞれ魅力的な先生だったなあと思います。

去年の夏に高校の職員室に遊びに行きました。ずいぶん知らない先生が増えたとはいえ、やっぱりわたしにとってはとても懐かしい場所でした。

教育実習、ほんとに行ってよかったなあと思います



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うふふ。 (mai)
2008-10-23 22:51:36
私は先生運は結構強いかもしれないです。
下手をすると同級生よりも話が盛り上がることも(笑)

自分がツイてるほうかっていうと疑問ですが、人の出会い運に限ってはなかりよいほうだと思います
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