GROOVIN' CATS SWING ORCHESTRA

京都木屋町RAGであった、友人が参加する社会人ビッグバンドのライブを聴きに行ってきました。

GROOVIN' CATS SWING ORCHESTRAという、３４年間続いている、老舗のビッグバンドで、かねてからファンなのでちょくちょく聴きに行かせていただいているのですが、今回はいつもにましてたのしむことができました。演奏も素晴らしかったし、会場の雰囲気もあたたかくて、居心地がよかった。（カウンターの隅っこで、ひとりでハイネケンをのみながら豚キムチ丼を黙々と食べていたわたしは、「大人の女」というよりは、むしろ「ナゾの女」だったような気がしないでもないですが・・・笑）

私自身、大学時代はビッグバンドに所属していたのですが、そのときのたのしかったこと、しんどかったこと、喧嘩したり、お酒を飲んだりしたこと、大好きだったメンバーのことなんかをいろいろ思い出しながら聴いていました。

社会人ビッグバンドは、音楽以外のお仕事を続けながら参加しているひとが多い分、メンバー集めや練習の面で、学生とは違った大変さがあるのだろうなあとおもいますが、34年も続けてこられたというのは、ほんとうにすごいなあとおもいます。

社会人ビッグバンド（あるいはアマチュアのバンド）のよさは、それぞれがたのしんで演奏しているのが伝わってくること。メンバーにプロのひとがたくさんまじっていたとしても、演奏のコンセプトが「仕事」というよりは、「自分たちがまずたのしむ」ことにおかれているということのような気がします。

こじんまりした編成も好きですが、ビッグバンドには、ビッグバンドにしかないたのしさがあるなあとあらためておもいました。いつかまた、単発でもピッグバンドでクラリネットを吹いてみたいなあとおもっているので、がんばって練習します！！