にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

音楽

2011年02月06日 | 日々のこと

このところ、いくつかの印象的な出逢いがあり、考えることがありました。

自分にとっての音楽とはなにか、どんな音楽をしていきたいのか、ということ。

たぶん、音楽に限らず、ひととむきあったり、つながったりすることととても深くつながっていると思うのですが、かんたんに、すぐ気持ちがよくなる音楽ではなくて、なにか生き方の芯を持ったもの。

同じ音楽やリズムを共有すれば、たしかに一時的に一体感を感じたり、つながっていると感じることができる。

でも、ほんとうに繋がるためには、一時的なものだけではなくて、そこに、お互いの断絶や、溝をうめるための言葉が必要なのだと思う。

一方で、言葉を信じるあまり、言葉にならないものを排除しようとすれば、大切ななにかを見失うことになる。

80歳を超えていっそう美しい、素晴らしい歌手の歌を聴いて、おそらくたくさんの涙や、出逢いや別れを身体に刻みながら歌い続けてきたひとりのひとの人生の重みを感じました。

まだまだ自分がどんなふうにしていきたいのか、明確なビジョンは見えないけど、自分の芯を見失わないように、きちんと向き合っていきたいと思います。


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