にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

マディソン滞在記40

2013年06月25日 | 2013 マディソン滞在記
2013年6月24日(月)曇りのち雨

スーパーで見つけて買ってみた、こども向けのハーブティー。
喉にいいと書いてあり、パッケージがかわいかったので買ってみたのですが、
ほんとうにけっこう効きました。

こちらにいると、低い声でお腹からはっきりと話す女性が多いような印象を受けます。

わたしはどちらかというと普段の話し声がふわふわしているので、
自分の話し声はあまり好きではないのですが(歌っているときのほうがまだ気持ちが楽です)、
よくリチャードさんに

「そんな声じゃ共演者にはねとばされるよ。
もっとドスの聴いた声で話しなさい」

とからかわれ、

「ほらこんなふうに」

とルイ・アームストロングのような声で話すことを命じられたり、
サラ・ヴォ―ンの顔の動きをそっくり真似することを命じられたりします。
(車の中や、レストランの中など、いつでもどこでもやるように命じられるので、はずかしいし、けっこう大変です・・・笑)


"Feel coonfidence(自信を持ちなさい)"

というのが、リチャードさんがよくわたしにおっしゃる言葉で、
音楽だけでなく、生き方の部分で学ぶことが多いです。

「他人が何を考えているか、あなたをどう見ているかを気にするのをやめなさい。
他の人が知りたいのは、あなたが誰なのか、どんな人間なのか、ということであって、
それを知っているのは君しかいないんだからね。怖がらずに全部出しなさい。」

とも言われました。

食事のあとや、ちょっとした時間の合間に、
どちらがより大きな声や変な声を出せるか、
どちらが大きなビブラートをかけて相手を威嚇できるかを競争したり、
変な顔をして、先に笑ったほうが負け、というにらめっこみたいなゲームをしたり、
遊び感覚で色々教えて下さることが多いです。

さりげなく周りに気を遣ってくださる方なのですが、
いつも冗談を言っていて、深刻になろうとしても思わず笑ってしまいます。

楽しみながら、というのがきっと一番大切なんですね。



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