現在、東京の国立新美術館では、ウィーン美術史美術館とブダペスト国立西洋美術館所蔵の 「THE ハプスブルク」 展が開催されています。
ハプスブルク家が主に夏の離宮として使用したシェーンブルン宮殿 [Schloss Schönbrunn / Schönbrunn Palace] は、1565年に神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世が土地を買い、1693年にレオポルト1世がハプスブルク家の狩猟のための別荘をこの地に建て、マリア・テレジアが居城にすることと決め、彼女の在位時代に現在の形に完成させました。
これは、宮殿の大庭園グレイト・パルテア [Großes Parterre / The Great Parterre] から見た宮殿の姿です。
※パルテアとは、庭園の中で花壇と芝生や通路を美的に配列した部分のことを指します。
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