time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

Wien 2008 / Cafe Hawelka

2009-06-05 | gourmet

ウィーンの老舗カフェのひとつ、「Café Hawelka」(ハヴェルカ)です。
かつて、第二次大戦直後のウィーンに出現した、奇妙な幻想絵画を描く画家たちの一団 “ウィーン幻想派” の画家たち(フンデルトヴァッサーやヴォルフガング・フッターら)と、彼らの周辺の人たちの溜まり場だったカフェです。


戦前から内装が変わっていないという店内は、煙草のけむりがモクモクとたちこもり、壁には一面、コンサートや演劇、映画などのポスターが隙間なく張り巡らされています。
今でも芸術嗜好の学生たちの溜まり場となっていて、昼夜を問わず常連客らでいつも混んでいます。


ウィーンのカフェで、コーヒーと言えば、この “メランジェ” が定番です。ふわふわに泡立てた温かいミルクとコーヒーが、半々に入っています。
そして、このようにお水と一緒にシルバーのトレイで出されます。スプーンをグラスの上に置くのも、ウィーン流。


【Café Hawelka】

住所 ; Dorotheergasse 6, 1010 Wien, Austria
HP ; http://www.hawelka.at/ (ドイツ語・英語)
OPEN ; 8:00~26:00、日祝10:00~26:00 木曜休
ウィーンの目抜き通りグラーベン [Graben] の、ケルントナー通り [Kärntner Straße] から数えて3つ目の通り(ドロテアガッセ [Dorotheergasse])を左に入ってすぐ。
また、ドロテアガッセにある、オークション・ハウス “ドロテウム” [Dorotheum] から北へ歩いて行くと、左側にあります。


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。