小説および映画 『天使と悪魔』 で、イルミナティのアジトとして使用され、誘拐された枢機卿が監禁されていたのが、サンタンジェロ城 [Castel Sant'Angelo] です。
映画では、この場所はセットではなく、実際に使用して撮影されました。
また、現在公開中の織田裕二主演の映画 『アマルフィ 女神の報酬』 の撮影にも使われ、ポスターにも写っています。
ローマを舞台にした映画では定番の場所で、古くはオードリー・ヘップバーン主演の映画 『ローマの休日』 にも登場します。
サンタンジェロ城は、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂から歩いて10分くらいのところにあり、秘密の通路で繋がっていると言われています。
かつては教皇達によって要塞として強化され、牢獄や教皇の避難所として使用されていました。
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