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time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

Luxembourg 2011 / 大公宮殿

2011-05-08 | Luxembourg

ルクセンブルクは、世界唯一の大公国です。
これは、現在迎賓館や大公執務室として使われている、大公宮殿 [Palais Grand-Ducal] です。
現在の君主は、2000年に即位したアンリ大公 [Henri de Luxembourg] です。
この殿下、皇太子の頃から国民にとても親しまれているようで、風景のポストカードに混ざって、殿下ひとりのやお妃と一緒のポストカードがたくさん売られていました。

よくある宮殿は、門をくぐると建物までの距離がかなりある広い敷地ですが、この大公宮殿はかなりこじんまりしていました。
門には、ルクセンブルク大公国の紋章が輝いています。
  


正面入口には、両脇に衛兵が常駐しています。どこの衛兵さんもそうですが、微動だにしません。
 

宮殿の裏側は、比較的地味でした。
 

Luxembourg 2011 / 二層構造の街

2011-05-03 | Luxembourg

世界中で現存する、たったひとつの大公国(大公の称号を持つ君主によって治められている国)ルクセンブルクは、神奈川県と同じくらいの大きさの小さな国です。
そのルクセンブルク大公国の首都ルクセンブルクの旧市街は、深い渓谷と要塞によって高地と低地に分かれた複雑な二層構造になっていて、世界遺産にも登録されています。

高低の差は激しく、高い石橋の上を列車が走ります。


アルゼット河 [Alzette] が流れる低地は、グルント [Grund] と呼ばれる地区。
緑溢れる自然が広がっています。
 

Luxembourg 2011 / 大地に咲く花のように

2011-03-19 | Luxembourg

このたびの東北地方太平洋沖地震にて被災された地域の皆様、心よりお見舞い申し上げます。
そして一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。

先日、一週間の旅行から帰ってきた3日後、東日本を襲った脅威の地震と津波。
その瞬間、私は27階のビルのオフィスにいました。
新しいビルなので、耐震のための揺れが尋常ではなく、生まれて初めて身の危険を感じました。
当日は、バスしか動いていなかったので、2時間半かけて歩いて帰宅しました。
そして、翌朝はいつもの倍の時間をかけて出勤、エレベーターが停まったままのビルを階段で上りました。
まだご家族や身近な人の安否が確認できず、不安な毎日を送っている被災地の方たちのことを考えると、そんなことくらいでへこたれていてはいけないと切に思いました。

もうしばらくは、本来の旅行記事の更新は控えようと思っています。
今、自分にできることは、まず第一に節電。PCを使う時間を控えようと思います。

今日は、先日訪れたルクセンブルクの大地に咲いた花の写真を載せます。
この花のように、強く美しく、この危機を乗り越えてほしい・・・という願いをこめて。。。