引っ越し当初、あんまり何もしないのも暇だなぁと思ってですね。
ドイツ語にもそう自信がないので、困ったなぁとぱらぱらvhs(≒生涯学習センター)のサイトをみていたら、「寿司教室(初心者対象)」ってのがありまして。講師はドイツ人。
なにせ、寿司なんて買いに行くか食べに行くか専門で、手巻きを子供の時に作ったか?ってくらい。あとは、家で食べるというと母のちらし寿司くらいしか思いつかないから、、いいかもしんない。と思って。
どうせ「Sushiつくれ」って言われるしね。何かしらで。
巻きずしと握りずしを作ります。というのです。
ゆーても見てますからね。多少言葉が分からなくても、手順は分かるはず!
ということで、先日申し込んでいた奴に参加してきました。
時間つぶしとしては面白かったです。突っ込みどころはたくさんあったけども。爆
まず、(韓国だか中国だかの)米をはかり、洗います。
・・・レシピの最初の写真から可笑しいだろう(ーー;)
誰が最初からざるで洗ってんのよ。
そのあと、火にかけます。
・・・ひたしは?orz
沸騰して二分で電磁調理器のスイッチを切ります。
・・・無理だって。浸しすらしてないのにこんなんでできるわけないでしょ。Orz
↑半ば無理やり、もうちょっと火をかけたままにして、芯がゴリゴリはしているけど一応食えるご飯に仕上げた
あ、ちなみに、上記写真の解説は、
「米をざるに入れて水が濁らなくなるまで流水ですすぎます。その後、一時間ほどおいて水気を切ります」
と書いてあります。
・・・浸してください。
この前立ち読みしたSushiの作り方の本には、ちゃんとした手順が書いてあったので、その辺は作者によるようです。
次に、巻きずしを作ります。
きゅうりと、アボカドと、
ふんふん。
ニンジンを具にします。
・・・ニンジンですか。
↑でも結論から言うと結構うまかった
巻きずしって、比較的簡単なように思ってたけどむつかしいのね!
おにぎりと同じで、力いっぱい巻くとシャリがつぶれて餅っぽくなっちゃった。
でも、弱いと巻きが外れちゃうのね。
外はしっかり中はふわっとにするには、精進が必要です。巻き簾もらってきたので、練習しないと。
次に、握りを作ります。
酢飯を手のひらで親指サイズにまとめます。
上に魚を乗せます。
出来上がりです。
・・・おい。
それは寿司とはいわーーーーん!!!
素人相手だからうまくできんのは仕方ない。しかし、握れ!!!!!
もうね、こんなんが「Sushi」で、ちょっと料理上手なおばちゃんなんかに「私パーティーの時なんかは結構Sushi作るのよ」とか言われてるんだと思うと
周りのドイツ人は「Sushiって結構簡単なのね」とか言ってるし。
違うっちゅーねん。
生徒「日本人は、箸で食べるんですか?」
先生「それがマナーね!」
私「手でも食べますよ」
先生「日本では箸で食べるのがマナーよ!手では食べないわ。」
・・・ちょっと待て。
お前が寿司の何を知ってるというのだ。
生粋の、しかも寿司好きの日本人の私よりアンタのほうが寿司に詳しいとでも一瞬でも思ったのか?(――;
100円寿司から一人ん万円の寿司屋までだいぶ色々食ってるぞこっちは。
基本は箸だが、寿司に関してのみ、手で食べてもいい(というか、ツウは手で食べる)んだ!
まぁめんどくさかったので、あ、そう?と流しましたが。
こっちの人だったら主張するんでしょうが、、、エネルギーに溢れてるんだろうねぇ。昨日も屋台でお店の人と喧嘩するおばさんに遭遇しました。一山3ユーロなのか4ユーロなのかで全力で喧嘩してました^^;私は、喧嘩すると疲れるので、どうでもいいことは譲る派です。たまにほんとに怒るときがありますが、そのときは(喧嘩慣れしているこっちの人すら)若干怖いらしい。。。
シャリのサイズに突っ込んでくる先生。
先生「それじゃ大きすぎるわ!日本人はそんなに大きく口を開けないのよ」
・・・私日本人ですが。。。
まぁ、その時握ってたのは確かにデカすぎたんですけどね(爆
ミニサイズのおにぎりくらいあった^^;
ほんとねぇ、どこから来るんだろう、その自信。日本で30年生まれ育った私より、日本語でご挨拶もできない君のほうが日本に詳しいとでも思うのか?
ある意味興味深くもあります。
ただですね、わーきゃーいいながら共同作業をするのはとても楽しかったです^^
すごーい!おいしそー!!
上手だねー
いやー、失敗したわー。いやいや、大丈夫だって!!
これ入れちゃおっか!
みたいな。
先生も悪気があるわけじゃないしねー。大変ドイツ人らしく全力で独善的なだけで(笑)、いい人でした。
約1h半ほどで完成。
不格好ですorz
うもも。
が、お味のほうは予想に反し結構おいしかったw
食卓では、お箸を使えない人が続出し、プチお箸の使い方講座を開催してしまいました。
使いにくそうにしてるなと思ったら、下の一本を固定せずにトングのように使ってみたり、上の一本を親指と人差し指で動かしてみたり、色々いたので。
あと、外国人あるあるですが、醤油を皿に取りすぎて寿司が泳いでるーとかもちらほら見かけました。
まぁ、なんていうんですかね。
インド人が吉牛でカレー食べたような。
いや、なんか違うだろう感が半端ない感じになってしまいましたが。
総体的には行って良かったです。作るのは面白かったし、流れと求められそうなレベルは把握できたし。巻き簾と杓文字ももらったし(笑)
しかしなー。こちらのこだわりを完全にスルーされるのは、特に日本文化を紹介するときにそれをやられるのは若干不愉快だなぁ。
今回は、習いに行ったのこっちだったからまぁ、いいやと思っていた部分は大きいけども、今回だけではなく、前のWGでも似たようなことはあったので。たとえば、米炊いてる時に「沸騰してるから火を止めるわよ!」とか。これはジャパニーズスタイルだから、まだ止めちゃダメ!とよく静止していた。何回言ったらわかるんじゃー(と、たぶんお互いが思っている)。
まぁ、日本の「北欧インテリア」やら「洋食」やらもこちらから見たらそんな感じかもしれないし、そんなもんなのかなぁ。スパゲッティを箸で食うなよ、とか、ペペロンチーノにしょうゆ入れるなよ、とか、日本在住のイタリア人は思ってるかも。中華料理にしょうゆや味噌は要らないぞ!と中国人は思ってるかも。異文化交流ってむつかしいですよね。
ただ、日本だと「本場とは違うけどね」ってのが、必ずみんな意識の中にあると思う。こっちの人はもう自分が信じていることがすべて。なぜいけないの?とよく言われる。別にいいけど、それはすでに君のアレンジであって、日本のものじゃないよね。ってよく思う。
・・・って書いてて思った。今度言われたらそう言えばいいんだ。(爆)まぁ、そこから議論が発生するかもしれんが。
ヨーロッパ人の不思議さを感じる今日この頃です。。。←〆はこれでいいのか?
ドイツ語にもそう自信がないので、困ったなぁとぱらぱらvhs(≒生涯学習センター)のサイトをみていたら、「寿司教室(初心者対象)」ってのがありまして。講師はドイツ人。
なにせ、寿司なんて買いに行くか食べに行くか専門で、手巻きを子供の時に作ったか?ってくらい。あとは、家で食べるというと母のちらし寿司くらいしか思いつかないから、、いいかもしんない。と思って。
どうせ「Sushiつくれ」って言われるしね。何かしらで。
巻きずしと握りずしを作ります。というのです。
ゆーても見てますからね。多少言葉が分からなくても、手順は分かるはず!
ということで、先日申し込んでいた奴に参加してきました。
時間つぶしとしては面白かったです。突っ込みどころはたくさんあったけども。爆
まず、(韓国だか中国だかの)米をはかり、洗います。
・・・レシピの最初の写真から可笑しいだろう(ーー;)
誰が最初からざるで洗ってんのよ。
そのあと、火にかけます。
・・・ひたしは?orz
沸騰して二分で電磁調理器のスイッチを切ります。
・・・無理だって。浸しすらしてないのにこんなんでできるわけないでしょ。Orz
↑半ば無理やり、もうちょっと火をかけたままにして、芯がゴリゴリはしているけど一応食えるご飯に仕上げた
あ、ちなみに、上記写真の解説は、
「米をざるに入れて水が濁らなくなるまで流水ですすぎます。その後、一時間ほどおいて水気を切ります」
と書いてあります。
・・・浸してください。
この前立ち読みしたSushiの作り方の本には、ちゃんとした手順が書いてあったので、その辺は作者によるようです。
次に、巻きずしを作ります。
きゅうりと、アボカドと、
ふんふん。
ニンジンを具にします。
・・・ニンジンですか。
↑でも結論から言うと結構うまかった
巻きずしって、比較的簡単なように思ってたけどむつかしいのね!
おにぎりと同じで、力いっぱい巻くとシャリがつぶれて餅っぽくなっちゃった。
でも、弱いと巻きが外れちゃうのね。
外はしっかり中はふわっとにするには、精進が必要です。巻き簾もらってきたので、練習しないと。
次に、握りを作ります。
酢飯を手のひらで親指サイズにまとめます。
上に魚を乗せます。
出来上がりです。
・・・おい。
それは寿司とはいわーーーーん!!!
素人相手だからうまくできんのは仕方ない。しかし、握れ!!!!!
もうね、こんなんが「Sushi」で、ちょっと料理上手なおばちゃんなんかに「私パーティーの時なんかは結構Sushi作るのよ」とか言われてるんだと思うと
周りのドイツ人は「Sushiって結構簡単なのね」とか言ってるし。
違うっちゅーねん。
生徒「日本人は、箸で食べるんですか?」
先生「それがマナーね!」
私「手でも食べますよ」
先生「日本では箸で食べるのがマナーよ!手では食べないわ。」
・・・ちょっと待て。
お前が寿司の何を知ってるというのだ。
生粋の、しかも寿司好きの日本人の私よりアンタのほうが寿司に詳しいとでも一瞬でも思ったのか?(――;
100円寿司から一人ん万円の寿司屋までだいぶ色々食ってるぞこっちは。
基本は箸だが、寿司に関してのみ、手で食べてもいい(というか、ツウは手で食べる)んだ!
まぁめんどくさかったので、あ、そう?と流しましたが。
こっちの人だったら主張するんでしょうが、、、エネルギーに溢れてるんだろうねぇ。昨日も屋台でお店の人と喧嘩するおばさんに遭遇しました。一山3ユーロなのか4ユーロなのかで全力で喧嘩してました^^;私は、喧嘩すると疲れるので、どうでもいいことは譲る派です。たまにほんとに怒るときがありますが、そのときは(喧嘩慣れしているこっちの人すら)若干怖いらしい。。。
シャリのサイズに突っ込んでくる先生。
先生「それじゃ大きすぎるわ!日本人はそんなに大きく口を開けないのよ」
・・・私日本人ですが。。。
まぁ、その時握ってたのは確かにデカすぎたんですけどね(爆
ミニサイズのおにぎりくらいあった^^;
ほんとねぇ、どこから来るんだろう、その自信。日本で30年生まれ育った私より、日本語でご挨拶もできない君のほうが日本に詳しいとでも思うのか?
ある意味興味深くもあります。
ただですね、わーきゃーいいながら共同作業をするのはとても楽しかったです^^
すごーい!おいしそー!!
上手だねー
いやー、失敗したわー。いやいや、大丈夫だって!!
これ入れちゃおっか!
みたいな。
先生も悪気があるわけじゃないしねー。大変ドイツ人らしく全力で独善的なだけで(笑)、いい人でした。
約1h半ほどで完成。
不格好ですorz
うもも。
が、お味のほうは予想に反し結構おいしかったw
食卓では、お箸を使えない人が続出し、プチお箸の使い方講座を開催してしまいました。
使いにくそうにしてるなと思ったら、下の一本を固定せずにトングのように使ってみたり、上の一本を親指と人差し指で動かしてみたり、色々いたので。
あと、外国人あるあるですが、醤油を皿に取りすぎて寿司が泳いでるーとかもちらほら見かけました。
まぁ、なんていうんですかね。
インド人が吉牛でカレー食べたような。
いや、なんか違うだろう感が半端ない感じになってしまいましたが。
総体的には行って良かったです。作るのは面白かったし、流れと求められそうなレベルは把握できたし。巻き簾と杓文字ももらったし(笑)
しかしなー。こちらのこだわりを完全にスルーされるのは、特に日本文化を紹介するときにそれをやられるのは若干不愉快だなぁ。
今回は、習いに行ったのこっちだったからまぁ、いいやと思っていた部分は大きいけども、今回だけではなく、前のWGでも似たようなことはあったので。たとえば、米炊いてる時に「沸騰してるから火を止めるわよ!」とか。これはジャパニーズスタイルだから、まだ止めちゃダメ!とよく静止していた。何回言ったらわかるんじゃー(と、たぶんお互いが思っている)。
まぁ、日本の「北欧インテリア」やら「洋食」やらもこちらから見たらそんな感じかもしれないし、そんなもんなのかなぁ。スパゲッティを箸で食うなよ、とか、ペペロンチーノにしょうゆ入れるなよ、とか、日本在住のイタリア人は思ってるかも。中華料理にしょうゆや味噌は要らないぞ!と中国人は思ってるかも。異文化交流ってむつかしいですよね。
ただ、日本だと「本場とは違うけどね」ってのが、必ずみんな意識の中にあると思う。こっちの人はもう自分が信じていることがすべて。なぜいけないの?とよく言われる。別にいいけど、それはすでに君のアレンジであって、日本のものじゃないよね。ってよく思う。
・・・って書いてて思った。今度言われたらそう言えばいいんだ。(爆)まぁ、そこから議論が発生するかもしれんが。
ヨーロッパ人の不思議さを感じる今日この頃です。。。←〆はこれでいいのか?