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小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1 その8 -東京のお花見編-

2013-03-25 21:48:46 | 日記
ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1 その8 -東京のお花見編-


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

千鳥ヶ淵の向かい側は靖国神社です(向かって左が千鳥ヶ淵、右が靖国神社)。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

桜の標本木です。

この看板を拡大してみましょう。



拡大した方がはっきりと見えるのだからニコンD800Eのすごさです。

来週の土曜、4月6日には<靖国神社の桜の木の下で同期の桜を歌う会>というのが、靖国神社に集合して、同期の桜やその他軍歌をうたいまくるというイベントがあります(この時は桜は散ってしまっているに違いないが)。戦いに散った英霊が年に一度、靖国神社にあつまるのに合わせて、英霊を歓迎する会です。そうそうたるメンバーが運営しています。家内は毎年これに参加するのを、ものすごく楽しみにしています。 さて、靖国神社のお店で、おでんと甘酒を、屋台で揚げ餅と今川焼を食べてから、靖国神社を出て北の丸公園に向かいます。


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED

千鳥ヶ淵、田安門を入って、武道館の向かいから、千鳥ヶ淵の向かい側の土手に入ります。 ここは穴場で、向かい側のものすごい混雑とは違って、三脚を立てられる程度の人出です。三脚を立てて、200mmマクロと100mmマクロの撮影をしました。桜に水面を入れ込むことをトライしました。こうやって見ると、リコーGXRのcoolが光ります。


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


リコーGXR+マウントA12+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8

リコーGXRのcoolな描写も侮れません。桜の潔いcoolさが表現されているように思います。


リコーGXR+マウントA12+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8


リコーGXR+マウントA12+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8


リコーGXR+マウントA12+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8


リコーGXR+マウントA12+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8


リコーGXR+マウントA12+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8

さて、北の丸公園を後にして、新宿御苑に向かいます。
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ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1 その7 -東京のお花見編-

2013-03-24 21:09:42 | 日記
ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1 その7 -東京のお花見編-

3月23日(土曜日)
土曜日は晴れ、日曜日は曇りか雨という天気予報で、桜は満開となると、土曜の花見はすごいことになることは確実です。それでも見に行くのは当然です。今日は一番混むところを早めに訪ねて、一番いい所をその次に訪ねて、最後に夜桜という花見のハシゴを考えました。今日は一日中、腹をくくって桜とつきあいます。
  ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1に対して、最初から結論を書きましょう。今回はニコンD800Eの力がグイと表れて、ニコンD800Eの圧勝です。次第、次第にニコンD800Eが他を圧してきました。このままどこまで行くのでしょうか。 遠方の桜の花の小さなドットの集合をニコンD800Eの解像力が描ききる、これは今までにない画像です。ペンタックスのスターレンズ16-50mmがお蔵入りになった理由は、遠方の小さなドットを十分解像出来ないのに、その重さは割に合わないという印象がいつのまにか蓄積したからです。単焦点のペンタックス15mm limitedも解像力はそれほど高くはありません。雰囲気で勝負するレンズです。ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDは解像力、雰囲気共に軽々とこれらを越えてしまいます。但し、重さも十分、これらを越えています。
今回は、ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDで一定。富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-NIKKOR 200mm f/4D IF-EDで一定。さらにリコーGXR+マウントA12+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8の組み合わせを試してみました。桜の撮影は込み合っているところではほとんど三脚が使えません。105mmは三脚無しのケースが多くハンディですが、それよりもニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDの組み合わせがダントツだったので、富士フィルムX-E1もリコーGXR+マウントA12の組み合わせもすっ飛ばされてしまいました。後2者はレンズのハンディもあるでしょう。この場合は単焦点ツアイスでカバーしようというアガキが生じます。このままでは全然面白くありません。 ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDの場合は単焦点ツアイスレンズを必要としません(付けてみたらもっとすごくなるかもしれませんが、わかりません)。とにかく、写真を見てください。ものすごい混雑で、気をいれて撮るような環境ではありません。普通に撮って、後から見て十分楽しめる写真になっています。最初は千鳥ヶ淵から北の丸公園です。8時30分ころから撮影開始です。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

こういう遠方の桜の花のドットのリアリティーが魅力を生み出していると思います(ブログ画像はダメですよ、めちゃくちゃ解像度を落としています)。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

千鳥ヶ淵、田安門の前は朝9時頃でもこんな具合です。この後さらにものすごい混雑になります。
次は靖国神社に向かいます。

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ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1 その6

2013-03-22 23:16:50 | 日記
ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1 その6

東慶寺を出て、直ぐ近くの浄智寺に向かいます。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

北鎌倉の駅前にある、いなりずしで有名な光泉さんで、本日ほぼ最後のいなりずしを手に入れました。注文してから30分後に取にゆくのです。いついって売りきれで、本日はこのいなりずしにありついた2度目の幸運です。 ほんとに美味しいですよ。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED

浄智寺さんにも立派なミツマタがありました。 ここは三脚を立ててはいけないと書いてありません。ミツマタにも近づけます。こちらのミツマタの花はまだ咲き始めなのでしょうか、花がまとまっています。


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED

馬酔木(アセビ)も咲いていました。<馬酔木の名は、馬が葉を食べれば毒に当たり、酔うが如くにふらつくようになる木という所からついた名前であるとされる。>


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

北鎌倉から、鶴岡八幡宮まで歩いて、さらに材木座方面に向かいます。鎌倉はお寺ばかりでなく、一般の家の庭にも見事な花々がさいています。ところで、これは梅ですか桜ですか桃ですか?


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED <妙法寺、門の前の馬酔木>

目的の妙法寺に着いたのは3時頃。ここは以前4時15分に着いて、あと15分で閉まるのに300円の入園料を払えと言うので、それはないでしょと口論したことがあるお寺です。金沢の兼六公園では閉門30分前でただにしてくれたのに。ふと見ると、三脚をもった方は入園お断り、写真撮影のみを目的とする方は入園お断りとかいてあります。今日はデカい三脚を持っているので、隠しようがありません。三脚を預かってくれといったら、それもできませんと言います。また入口で口論です。うまくごまかして入れてもらうこともできたかもしれませんが、このお寺を目指し4Km以上歩いて、これはないだろう。おもわず、<カメラマンのマナーが低下していて、迷惑をかけていることはよくわかりますが、具合が悪いとなんでも禁止するのは、いかがなものか。お寺さんが、禁止、禁止というのはおかしいのではないか>と口論をふっかけてしまいました。入口の方は<私はお寺の者でないので、お寺に言われた通りしているだけです。そう言われても困ります。> とても嫌な気分で、このお寺を後にしました。どうしたものだろうか、落ち着いて考えてみれば、小さなお寺に、三脚をもったカメラマンがドサドサやってきて、やりたい放題のことをやったら、そりゃ禁止したくなるだろうと思うのです。このお寺にある小さな山に登ると、海が見えて、富士山も見えることがあるといいます。庭にもいろいろな花が咲いていて、ヒトも少なく、カメラマンにはたまらない所なのでしょう。しかし、どうやら三脚は鎌倉に似合わないと思いはじめました。円覚寺や建長寺のような大きなお寺はいざしらず、小さなお寺に、三脚の列が並んだらたまりません。 しかし、京都の庭では常時三脚お断りという札はあまり見ません。なにかうまい方法はないだろうか、そればかり考えながら、次なるお寺に向かいました。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

一般の方のお庭に大きなボケの木を見つけました。やっと目的のボケの花が撮れました。
材木座の海岸に向かって歩きます。大きなミモザがあるという来迎寺につきました。ところが大きなミモザでなく、ほんの小さなミモザがあるだけです。しかたなくさらに歩いて行くとあるお寺の門の前に大きなミモザが咲いていました。あった、あったと撮影していると、中から声がして、こちらにもっと大きなミモザがありますよ、どうぞお入りくださいといいます。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

たしかに、大きなミモザが綺麗に咲いています。このお寺の奥さんでしょうか、色々お話をしました。来迎寺さんのミモザは昨年の竜巻で倒れてしまったのだそうです。このお寺さんは奥さんが色々植物を植えて、だんだん素敵なお庭に変身中であるそうです。大きな花をつける椿だの、クリスマスローズだの、いろいろ見せていただきました。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

この松葉菊もよく撮影されますよと教えてくれました。近々、法要があります。案内をだしますから訪ねてきてくださいと言われました。 楽しいひと時でした。
妙法寺の後遺症で今日一日の楽しい気分がひっくりかったとおもった矢先に、これは、神さまのおぼしめしとしか考えられせん。 このお寺をただ通り過ぎていたら、今日一日の思い出はどうなっていたか。お寺さんと口論したというのはとても後味のわるい思い出でした。弘延山實相寺(こうえんざんじっそうじ)さんが救ってくれました。
<門には「日昭尊者濱土法華堂霊跡」とあります。 日昭は、日蓮の文永8年(1271)の佐渡流罪の後、法華堂を建てて法灯を守ったといいます。それが濱土の法華堂と呼ばれ信仰を集めたといいます。 日蓮が没した後、弘安7年(1284)、風間信昭が法華堂の傍らに一寺を建立し、日昭を開山とし妙法華寺と称しました。それが実相寺の前身となりました。 妙法華寺は、各地を移転した後の寛永2年(1625)、伊豆の玉沢(現 三島市)の地に移り、身延派本山の妙法華寺となりました。 現在の実相寺は、元和7年(1621)日潤が旧地に再興したものと云われています。>


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

お寺の奥さんはさらに、教えてくれました。お寺の右奥の階段を上ったところに、開山の日照上人のお墓があり、その上に巨大な椿がさいています。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

たしかに巨大な椿です。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

思わぬ展開でした。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

材木座の海岸に着きました。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

左手の逗子マリーナにはかつてずいぶんと訪れた思い出があります。この材木座で地場でとれた魚を買って、料理したことが何度もあります。この魚屋さんのおばさんが鯵をおろすのを見覚えて、当方の鯵のおろし方はこのおばさんのやり方です。
  ところが、4時になるのに、これまでお昼は一人分のいなりずしを2人で分けて食べ、あとはおせんべいを立ち食いしただけです。歩数計は20000歩をしめしています。食べるところも見つからず、バスで鎌倉にもどろうとするのに、いっこうにバスはきません。バスを待っていたおばさんと、話がはずんで、<そりゃ女の人はお腹がへるとつらいはな、これまで食べないと、今後もう一緒に歩かなくなりますよ>とか。ひょんなことから一緒にタクシーを相乗りすることになり、色々話が盛り上がりながら、鎌倉駅に着きました。鶴岡八幡宮に続く参道の御店でやっと、シラス丼にありつき、日本酒の熱燗を一杯で一息つきました。いつものように、小町通の入口のお菓子屋、長嶋家さんで栗蒸し羊羹をお土産に買って、お帰りです。 ここの御菓子はおいしいですよ。
とっても、いろいろあって印象的な一日でした。

さて、ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1です。 今日は、ゆっくり三脚を立てることがほとんど出来ませんでした。そのぶん、写真もスナップ写真的になってしまいます。写真は撮る場所の状況に左右されるものだなと思います。鎌倉はもっとゆっくり写真が撮れるところと思っていましたが、実際はそういかない、スナップ写真的場所であると認識しました。今日は、ニコンD800EはニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
オンリー、富士フィルムX-E1はニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED
オンリーでレンズ付け替えなしでした。なにか、一か所にずっぽりという雰囲気でないのです。やっぱり、お寺は撮影の場所ではないという雰囲気が満ちているのでしょう。よって、写真の方も、なにかインプレッシブでないような気がします。ブログもお話が中心になってしまいました。 ところで、APS-Cからフルサイズになってなにか変ったかということですが、いっぱいお金を投じたのに、正直よくわかりません。広角レンズの印象が違ったという気がします。近づいて撮る、立体感を強調した撮り方がより効果的になった気がするのです。あたりまえといえばあたりまえですが、フルサイズは広角を生かせるというのが今のところの印象です。ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDより広角側の大三元レンズの一角、ニコンAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDが絶賛されていますが、なるほどこれは魅力的かもしれないと思い始めました。 APS-C用シグマ8-16mm F4.5-5.6 DC HSMを使っていましたから、超広角の魅力は知っています。これはフルサイズで12-24mmにあたるわけです。最初は超広角を使いこなせませんでしたが、最近はうまく使っていると自分ではおもっています、とっても魅力的な絵をつくります。山用レンズの定番になっています。ですからニコンAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDは次なるねらい目です。きっと使ったときの満足感は大きいと予想できます。 けど、とっても高いし、重たい。中古でも15万円はくだらない。それでも、買って損はないに違いない。 一方、望遠側は富士フィルムX-E1のAPS-Cでいいのではと思っています。APS-Cは望遠側のレンズを安くて高性能に出来るということです。フルサイズで200mmレンズがAPS-Cで300mmになるわけですから、フルサイズで300mmレンズを買うよりずっと安上がりになるわけです。富士フィルムX-E1は単焦点レンズをつかっているかぎり、特に不満はありません。
しかし見方をかえると、富士フィルムX-E1の存在意義はなんなのだろうかということになります。ニコンD800E一台もって、大三元ズームをもっていれば、ほとんどすべての撮影がOKという気がしてきました。確かに大三元ズームを使っていると(いまのところ1本だけですが)、特に単焦点だのツアイスだのを使わねばならないという欲求がおきません(今のところですが)。ニコンD800Eにレンズ交換すればいいのですから、なにも、富士フィルムX-E1は無くてもいいじゃないかということになります。一方、富士フィルムX-E1は旅カメラとして、動体対応の壊滅で、問題を抱えています。旅カメラは再びペンタックスK5に戻そうかという考えもあるのです。とすると、富士フィルムX-E1はいらんじゃないの?ここまでミラーレスを追いかけてきたのに、振出しにもどりではないですか。今日はマップカメラで富士フィルムX-E1の動体対策をきいてきました。撮影した図の液晶表示時間を0にすると、次の撮影までのタイムラグがずいぶんと縮まるのです。AFレンズ、連写、液晶表示時間のカット、この組み合わせで、なんとか、台湾の天灯撮影も出来たに違いないと思えるのです。でもね、一眼レフにはかないません。ほんとミラーレスがピンチです。富士フィルムX-E1用フジノン18-55mmの中古を買いに行ったのですが、これが4万数千円で高いのですよ。安いのはレンズに傷があって断念。どうしても富士フィルムX-E1にさらに4万円なにがしかを投じる決心がつきません。またペンタックスK5に戻って何が悪いという声が聞こえるのです。結局、何も買わずにすごすごと帰路についたのですが、旅カメラの布陣がきまらず、これまで追いかけてきたミラーレスの行きづまりと、フルサイズの重さ(カメラ一台、大三元3本と三脚で最低6Kgですよ)とで、どこに向かっても問題だということで、とても憂鬱な気分です。







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ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1 その5

2013-03-21 19:41:38 | 日記
ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1 その5

3月16日(土曜日)
連日遊んでいるわけにもいかないと思いつつ、しかし、こんな天気のいい日に家で仕事をするのでは罰があたるという天の声に導かれて、鎌倉へ、第三ラウンドです。今日は家内も同行。 本日のねらいはミツマタの花とボケの花です。ミツマタはいつも時期が遅くて、その花をまともに見たことが無い。今日は見られるだろうと期待しています。ボケの花は、以前、祖父が住んでいた上総一の宮の家に大きなボケの木があって、なぜかその花がとても記憶に残っているのです。ボケの実は青くて大きく、それを一度砂糖漬けにして食べたことがあります。へんなことを鮮明に記憶しているものですね。そういえば、中学高校の校庭にあった花梨の木から黄色い大きな実を採って、これを砂糖漬けにして食べた記憶も鮮明に覚えています。この二つの砂糖漬けは、これっきり一回かぎりでした。なぜ、こんなことをよく覚えているのでしょう。いずれも、経験したことのない味だったからでしょうか。単においしかったというだけでなく、昔の大事な思い出なのです。
まずは北鎌倉駅近くの東慶寺へ。今日は人ごみを避けまくる旅です。ここはいいお寺ですよ。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

これこそ彼岸桜でしょう。おばさん達がそう言っていました。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

白モクレンと白梅の組み合わせです。


ニコンD800E+ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED

小さなボケの木がありました。ほんとかな?


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

ありましたよ、立派なミツマタが満開です。


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED

なるほど、これがミツマタの花ですか。


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED

たしかに、枝が三又になっています。


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED

こちらは色が違いますが、ミツマタの一種でしょう。アカバナミツマタというらしい。ミツマタにも色々種類があるのですね。


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED

もお梅はおしまいです。 梅が満開の時はとても見事だろうと思うお庭です。ところどころに満開の花があるのですが、梅の咲き残りなのか、違った種類の梅なのか、はてまた、めずらしい桜なのか、正直よくわかりません。 家内にもう梅がおしまいですねといったら、何の反応もありません。不思議に思って、なんで反応無いのだと聞いたら、この花が梅とは思っていなかった、まだ咲いていない桜かと思ったと言うではありませんか。これをきいた近くにいたおばさんが吹きだしていました。当方はおばさんに<とんでもないことで、すみません>とあやまりました。このあたりにいるおばさんの多くは<植物博士>ですから、うかつなことはいえません。とんでもなく植物を良く知っています。 家内にあきれましたが、花の終わりを迎えた梅にまじって、パラパラある今満開の花が梅なのか桜なのか実はよくわからないので、当方も大きなことは言えません。


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED

ここまで東慶寺では三脚禁止ですから、全部手持ち撮影です。手振れを避けるためにISOを高感度にして、シャッタースピードを上げています。ニコンD800Eも富士フィルムX-E1も高感度に強いですから、ためらわずにどんどんISOを上げるようにしています。なんとかブレが防げているでしょうか?


ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

東慶寺を出て、直ぐ近くの浄智寺に向かいます。





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ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1 その4

2013-03-20 16:02:40 | 日記
ニコンD800E VS 富士フィルムX-E1 その4

浜離宮恩賜庭園の続きです。
カンヒサクラを撮り終えて、一通り一巡したのですが、閉園までまだ少々時間があります。ニコンD800E のレンズをニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDに付け替えて、手持ちで、自由にどんどん撮ってみました。


ニコンD800E + ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

やっぱり白モクレンは魅力的です。


ニコンD800E + ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

夕日の白モクレンをもう一度撮影。


ニコンD800E + ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

再び菜の花にもどって、今度は群像的に撮影。


ニコンD800E + ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E + ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


ニコンD800E + ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

夕日の菜の花も魅力的でしょ。


ニコンD800E + ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

浜離宮恩賜庭園というのは、本当はこのようなビルの列に取り囲まれているのです。海に面したいい庭です。一度はお訪ねください。

<ニコンはニコンというメカを持つ喜びを味わえるカメラである>とどこかに書いてありました。これは最高級のメカを持つ所有欲が満たされるという意味かと思っていましたが、使ってみるとそうではありませんでした。ニコンはカメラを使う人の多様な思いを知り尽くして、ニコンというメカの中に、それに対応する仕掛けをどこまでも可能な限り潜ませている、この奥深きメカを持っており、それが駆使できるという喜びであることがだんだん解ってきました。キャノンは知りませんが、ペンタックスをはじめとする他のメーカーのカメラは、使う人の目的を絞って特化することにより、コストダウン、簡便性、軽量化などを計っている。その範囲の中で満足する機能を巧みに提供すると言う考えであるということがわかってきました。ニコンは充実のメカであるとともに、どんどん肥大化する。最高の物を使って撮るのだ、そのために重たいものを持つのは最高の物を使おうとする意欲である。ニコンはツアイスと同じ考えです(真似したのかな)。最高のものを作ることが最大の目的であり、そのために重くても、それに耐えよ。最高に対応する価格はしっかり主張するという考えです。どの方向がいいかは書きません。<ニコンはニコンというメカを持つ喜びを味わえるカメラである>ということは本当でした。
  今日は、ライブビューの使い方のマスターがテーマでした。マクロレンズの場合は特に、ライブビューの画像を拡大して、細かく焦点を合わせることが必須と思っています。富士フィルムのライブビューの使い方は、もうだいぶ慣れました。画面上の焦点を合わせる領域を移動させるのですが、富士フィルムはAFボタンを押して、領域を移動させて、またAFボタンを押してから拡大ボタンを押して、焦点を合わせて、シャッターを切るという操作になり、面倒です。焦点を合わせる領域の移動範囲が限られており、チェと舌うちすることもまれではありません。動きも雑です。ニコンは一眼レフですから、ライブビューボタンを押してミラーアップするという操作がはいりますが、その後は焦点を合わせる領域を動かす操作はスムースで、どこへでも動くし、ゆっくり動かすことも早く動かすこともできます。拡大率もどこまでも拡大してゆきます。全く思い通りに動いてくれます。ここでまずニコンのメカに惚れることになります。当然、三脚とレリーズを使いますが、富士フィルムのレリーズはこれをつけるとシャッターボタンは作動しなくなります。レリーズをつけたまま撮影を移動してゆくときに、突然シャッターチャンスがおとずれると、撮影できません。ニコンはレリーズをつけていてもシャッターボタンは作動して、いつでもシャッターを切ることが出来ます。ここでまたニコンに惚れ直すことになります。小さな違いなのですが、大事なことなのです。富士フィルムはレリーズをつかうのは<特別な時>と考えており、ニコンはライブビューを使う人は<常用する>と認識している、この違いです。池のさざ波を撮っている時に、NDフィルターを持ってきていないので、ISOダウンと絞りこみで徹底的にシャッターをスローにしようとおもいました。ニコンはISOをどこまで下げられるかとおもったら、100以下に2段階のISOダウングレード(80, 50まで)が付いていました。この時はNDフィルターの代わりまでは行きませんでしたが、ISOのコントロールだけでスローシャッターにもちこめる状況もあることを知っています。またニコンの驚くべき配慮に出くわしたわけです。今日一日でニコンの奥の深いメカにこれだけ出くわしました。まだまだ隠れた技があるのでしょう。こんな優れたメカがあるから、それに合わせて撮影すると言うメカ優先の考えではなくて、ニコンはこう撮りたいと思うと、そういうメカが用意されていて、撮りたいことが実現するという、撮り手の意志が優先されているカメラであることを感じます。これがニコンを使う人のニコンを使う所以であると理解しました。カメラに撮らされているのでなくて、私の意志がカメラを動かしているのです。あたりまえというかもしれませんが、結構あるのですよ、知らず知らずのうちにメカに躍らされることが。特化したカメラは自ずとその方向に引きずられるという見方も出来ます。懐が深くて広いカメラはそのなかで自分を自由に発揮することが出来るのです。ニコンD800Eを使っていると、このカメラの高解像度を生かそうというように、そこに引きずられるということは思ったよりずっと少ないことに気づきました。普通に使うカメラです。このカメラは高解像度やロウパスフィルターレスを強調する意図は無いようです。これらは、必要な時に引き出せる、奥深い仕掛けの一つにすぎないと主張しているに違いありません。
ニコンはライブビューで細かなAFの使い方が出来るのですが、これまでの習慣で今のところMFの方が楽です。今回のライブビューは全部MFです。ニコン200mmマクロは焦点合わせのストロークが大ざっぱで、MFで合わせるのはとてもやりにくい。ツアイスの100mmマクロはストロークが大きくとってあり、MFで細かい焦点合わせができます。ツアイスはMF専用であるから当然と言えば当然ですが、ニコン200mmマクロはMFにとって配慮が足りません。ニコンも全てに配慮することはできないようで、それでどんどん改良をしてゆくから、その都度、レンズにいろいろな名前がついて、とても面倒なことになっています。過去からのレンズの名前の付け方の説明文をネットからコピーしたら50ページくらいになってしまいました。あくなき最高への追及はニコンの良心といえば良心ですが、ついて行く方も大変です。今日はニコンを誉めて終わりとなりましたが、富士フィルムX-E1とニコン200mm マクロは定番の組み合わせとなりそうですよ。重さのバランスがいいのです。200mmマクロはレンズに三脚用ネジ穴が付いているので、カメラがきゃしゃでも問題ありません。ライブビュー撮影は得意技ですし、他社レンズとの組み合わせですが、十分な絵が撮れていると思います。


<ニコンD800E + ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED>


<富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED>


<富士フィルムX-E1 +ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED>
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