2014.9.14 NHKスペシャルの「臨死体験 立花隆 思索ドキュメント死ぬとき心はどうなるのか」
を見ました。番組の内容は、NHKですから、まあ、こんな感じなのだろうなと思いましたが、最後に
立花隆さんが、レイモンド・ムーディ博士と再会する場面がありました。その中で、なんと、ムーディ
博士が自殺未遂をおこし、自ら臨死体験をしたという事をはじめて知りました。
そこで、レイモンド・ムーディ博士個人について、とても知りたくなり、書籍を調べてみると、下記の
著書が見つかりました。
2013.2に発刊された「生きる/死ぬ その境界はなかった・死後生命探究40年の結論」
著者:レイモンド・ムーディ、ポール・ペリー
そして、なんと、監修は、矢作直樹さん。
読んでみました。私の辿ってきたスピリチュアリズム関連の方々もたくさん登場して、実に興味深い
本でしたよ。
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・子ども時代のムーディ博士。
・ライフ・アフター・ライフ(かいまみた死後の世界)発表後の生々しい記述。
・病とのたたかい。
・エリザベス・キューブラロスとの出会いと、死後生命の存在についてのロスとの見解の相違。
・「懐疑」の本当の意味。
・その後の他者の臨死体験の研究。
・自らの自殺未遂による臨死体験。
・退行催眠を受け、9つの過去生を行き来する。
・自らの退行催眠研究。
・イアン・スティーブン博士について。
★「スクライング」・・・水晶、鏡における霊の呼び出し実験。
★死者と再会できる部屋「サイコマンテウム」を制作。
★臨死共有体験~死後生命の確証
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上記のような内容ですが、ムーディ博士の自伝的要素満載です。私的に興味のあったムーディ博士
自身の自殺未遂による臨死体験は、さらりと書かれておりましたが、それよりも後半の★の箇所が
非常に興味深かったです。
スクライングに関しては、水晶玉占いに対する検証実験のような感じで、むむ??と違和感を
持ちましたが、学生に参加してもらい、しっかりと実験を行った結果が記述されています。更に、
鏡を使った実験を経て、「サイコマンテウム」という部屋を作り、一日一人ずつの真面目で丁寧な
実験を行ったようです。
どちらも私的にとても興味をそそられるものでした。
最後の「臨死共有体験」に関しては、死にゆく人と、その死にゆく人を見守る近縁者や知人が、
同時に幽体離脱のような状態に陥り、死にゆく人はそのまま天へ召され、他の人々は、その
幽体離脱状態で、死にゆく人を見送るなどの体験という事で、あまり聞いたことがなかったのです
が、かなりの数の報告例がされているようです。過去生退行催眠も、臨死体験も、懐疑的な目で
見れば、いくらでも難癖つけられますが、この「臨死共有体験」は、複数人が同時に体験する
わけで、集団催眠等さえ否定できれば、幽体離脱に関しては、かなり立証されるように思えます。
ただし、死後存続に関しては、天へ召される向こう側へ行かなければ、どうしたって難癖つける
輩が出てくることでしょう。
調べたら、この著作の前に「臨死共有体験」の本も出ていましたので読んでみようと思います。
私は臨死体験はないんですが・・・
睡眠から覚める直前、半分眠っていて半分起きている状態に不思議な体験が色々あります。
幽体離脱の体験もこの状態の時でした。
その中で、死にゆく自分を傍らで見ているというのがありました。
意識は見ている自分の方にありました。
その時の事を思い出すと、生と死の境界線とはかなりあやふやなものだと感じました。
矢作先生の監修の本ですか
「人は死なない」は読みましたよ(^^
目新しい情報もありそうですし、探してみようと
思います('◇')ゞ
科学的アプローチ分野にどうしても惹かれる
んですよ。
それで、スピ系の中でも、分析的なものやら、
心理学的なものへ・・・・。
でも、不思議な体験もそこそこしています^^
たつこさんは、すでに生と死の境界線はあまり
ないような生活をされているようにおみうけ
します(笑
しかし、「死にゆく自分を見ている」というのは
強烈ですね。前世の経験的出来事だったので
しょうか?
スピリチュアリズムを紹介された梅原さん、近藤さん、
桑原さん・・・他界されてしまったので、矢作先生
には頑張ってもらいたいです^^
是非お読みくださいね^^