「独りでこの世に生まれてきて、そして、独りでこの世界を離れていきます。」
この宿命は、変えることはできません。
どう生きればよいのか?
誰もが悩み、答えを見出そうと、もがきます。
スピリチュアリズムには、そのヒントがたくさんあります。
親を選んで生まれてくる??
冗談じゃない、こんな親を選ぶなんてとんでもない。
ふざけるな!
なんでDVするような親をわざわざ選ぶんだ!ふざけるな!
と云われる方もいらっしゃるでしょう。
これらの問題だけでなく、様々な要因で、
どうしてこんなに苦しい人生を過ごさなければならないのか?
と思われている方もたくさん居られると思います。
神さまは背負えない荷物しかお与えになりません。
と言われても、
どうして自分だけが?
どうして私なのか?
どうして?どうして?
と思ってしまいます。
啓発系や心理学講座などでは、
「心が強くなる手法」や「思考をコントロールする方法」などが、あいこちにあります。
自分の思考回路をネガティブからポジティブに変えるとか・・・、ありますね。
それはそれで良いと思いますが、なかなか自分の性格を変えるのは難しい。
学べば、瞬間、目の前が明るくなりますが、長いスパン(10年、20年、30年~)では、
そのメッキが剥がれて、元の木阿弥になったりもします。
それは、学べてないんだよ、と云われればそれまでですが^^;
スピリチュアリズム、特にシルバーバーチは、これらの人生に対する考え方、思考方法として
「霊的真理」を説いています。
それは「自然の摂理」だと説きます。
簡単な法則だと教えています。
感情面でも思考面でも行動でも、左に大きく逸れるようになれば、その人生で修正ができなければ、
その後の転生で、右に戻すように埋め合わせが働くと教えています。
前世で悪いことをしたから、今生で、その報いを受けているとは限りません。
長い生まれ変わりの転生の中で、その埋め合わせは、どのタイミングで起きるのか?
それをいつ本心(大いなる自己)が選ぶのか?
それは、この世界に居るあいだ(私心・自我)は分からないでしょう。
目には目を…的な因果応報は、同じような事象では起きない事だってあるでしょう。
マイナスの行いをしていなくても、本心が、過酷な境遇に置かれることを決めたかもしれない。
少しずつ魂が成長して、神の領域に近づいていくのかもしれないが、
順風満帆に行くとは限らない。上がっては下がり、遠回りをしたり一足飛びに進歩していく
とは限らないようです。上がり過ぎれば下がる。振り子のように、螺旋のように・・・。
シルバーバーチは、それらの法則の全貌を、この世界で図り知ることはできない
とも言っている。
ならば、どう生きるのか?
起きた事に丁寧に一つ一つ対応していくしかないかもしれない。
風向きの悪いときもある。
いろんなことが起きる。
愛する人の死、病い・・・・
さまざまな難題が降りかかってくる。
誰もが、この世界に生きている間に、たくさんの良いことも悪いことも経験する。
民族のカルマ、国のカルマ、地球のカルマも背負うのかもしれない。
お天道様は知っている…。
自分に非がなくとも、こんなふうにコロナウイルスが攻めてくる。
これは人類のカルマなのかもしれないけど。
これから、ソーシャル ディスタンス、タッチレス社会に世の中は大きく舵を切るだろう。
手の温もりを感じなくとも、癒される手法が問われる時代になるかもしれない。
それは、個々の人たちが、自分の精神世界のイマジネーションを、より増幅させる方向へと
動かす方向へシフトするのかもしれない。
いずれにしても、私たちがこの世に居る期間は、限られている。
あの世から観れば、こちらの世界にいる時間など、あっという間だという。
我々は、はるか昔に生まれ、未だ見ぬ未来に向かって永久に歩き続けていくのです。