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Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

「振袖姿のお嬢さんに喧嘩を売られているようなもの」

2007年04月22日 22時19分42秒 | Weblog
 安売りで買ったオールディーズのCDを聴いているうちに、毛並みの違う曲が採録されているのに気付く。「SKYHIGH」。知る人ぞ知る、覆面レスラー・ミル・マスカラスの入場曲である。
 意外なことに、故ジャイアント馬場はマスカラスと対戦したことがないらしい。それは、馬場がマスカラスを嫌っていたためである。馬場いわく、マスカラスと対戦することは、表題のような気分にさせるという。

転勤族の宿命(その2)

2007年04月22日 19時04分09秒 | Weblog
 バーディーが会社を辞めようと思った理由の一つは、単身赴任歴の長い上司を見て、「とても自分は真似できない」と思ったからである。
 自宅を持ってしまうと、転勤の際にはまず単身赴任となる。もちろん、会社側も余りに単身赴任生活が続くとまずかろうと思って、それなりの配慮をする。だが、その配慮の仕方はズレている。
 例えば、秋田に自宅のある社員の場合、2回に1回は東北地方に異動となる。だが、秋田に行くわけではなく、山形であったり、岩手であったりする。これだと、あまりありがたくない。結局、家族と一緒にいられるのは土日だけとなる。
 わが上司(単身赴任歴は10年を超える)は、土曜日の朝、高速道路で隣の県にある自宅に帰っていた。そして、家族団らんの1泊2日を過ごすと、日曜日の夕方に車で社宅に戻ってくる。
 ・・・バーディーは、こんな生活が10年以上続くのは耐えられない。
 東京地検特捜部に栄転しながら、忙しくて土日に休みがとれず、九州に住む家族と会えないからという理由で検察官を辞めた葉玉さんは、まっとうな感覚の持ち主だと思う。

転勤族の宿命

2007年04月21日 17時24分15秒 | Weblog
 バーディーの元勤務先は、全国展開している会社であり、総合職の社員はみな転勤族である。だから、全国各地に社宅が一応整備されている。だが、わが同期の中には、東京に家を建てた人がちらほら出ている。
 既に何度か指摘したように、「家を建てたら転勤させる」というのが日本の企業文化の一部であり、(かつての)裁判所もその例外ではなかったらしい。ましてや、わが社の場合、もっと露骨に地方に飛ばすのではないかと思いきや、やはり、マイホームが完成するや否や転勤となった同期が出てしまった。
 個人的には、30そこそこ、転勤稼業、しかも不安定な業界動向の中でマイホームを持つことは決して賢明ではないと思う。野口悠紀夫教授も指摘するとおり、
「不動産は原則として所有するものではない」
のである。

新人教育

2007年04月21日 08時50分16秒 | Weblog
 昨日の話の続き。
 吸収合併されることが決まっているわが社(元勤務先)では、ここ数年、
「若手が育たない」
ことが問題となっている。これには正直言って驚いた。
 何しろ、わが社は、かつて人事部長が、
「わが社の宝は“人”です。一人の落ちこぼれも出さないようしっかり教育していきます」
と公言していたほど、人材育成をしっかりやる会社だったからだ。
 だが、その後の事業環境の変化もあって、ノルマ至上主義が一段と厳しくなった。ノルマ達成の前には、時間とマンパワーをとられる新人教育は後退せざるを得ない。課長は新人に回す仕事を自分でやるようになり、中堅は自分のノルマ達成に汲々として新人育成どころではない。かくして、「放置」される新人たちが多数出現し、何年経っても一人前になれないようになってしまったのである。この話を聞いて、バーディーはかつての上司に対する感謝の念が改めて沸くと同時に、わが社に対する愛着の念も一段と薄れていくのを感じた。
 事務所のボス弁によると、イソ弁についても、最初の1~2年は、事務所の収益としては赤字なのだという。しかも、3年くらいして独立するケースが多いので、投下資本を回収する暇もないことは珍しくない。そうすると、必然的に新人採用には慎重になる。非常に気に入った人材(裏切らない人間、赤字を出しても確保しておきたい人間)しか採用しないということになっても不思議ではない。


サラリーマンと自由業

2007年04月20日 22時02分47秒 | Weblog
 今日出張先で元勤務先の同僚と会食し、仕事の話になった。
 元同僚は現在バーディーの最初の上司(部長)に仕えているが、部長の人徳のおかげで、部内の雰囲気はすこぶる良好とのこと。なお、給料も手取りで50万円ということで、東京のイソ弁とほぼ同水準で不満はないはず。
 だが、サラリーマンならではの悩みも多い。中でも、漠たる先行きの不安が最大のもの。定年までこの会社が存続しているのか、存続していたとしても、定年後も年金で暮らしていけるのか・・・。定年のない自由業がうらやましいというのだ。

気力と体力

2007年04月19日 22時57分42秒 | Weblog
 出張の電車の中でボスがしみじみというには、
「法律家なんてものは、知力ではなくて、むしろ、気力と体力で勝負する人種なんだ。」
 謙遜もあるに違いないが、ボスはかつて司法試験1番と5番で合格した弁護士と一緒の事務所にいたので、単なる「頭のよさ」だけでは弁護士としてやっていけないことをよくご存知である。
 サラリーマンほどではないものの、弁護士業は、一般に思われているよりも泥臭い仕事である。頭脳労働(メインの事務所もあるだろうけれど)の比重は決して高くない。フットワークの軽さ、心理の読み、勘の鋭さ、などなど、総合的な「人間力」が問われる。結局、どんな職業も同じということかもしれない。

トンデモ内定社員

2007年04月19日 19時16分04秒 | Weblog
 アエラ4月16日号に、「ゆとり教育世代のトンデモ内定社員」に関する特集記事が掲載されていた。要するに、学力の低下は当然として、競争社会を生き抜くバイタリティの欠如した「ゆとり社員」が続々と入社してくるというのである。
 バーディーは、いわゆるゆとり教育は、「勉強だけが全てではない」という真実を指摘した功績はあるものの、人間界のみならず自然界一般の原理である「生存競争」から目を逸らさせた点で、マイナスの方が大きかったと思う。アエラ誌も指摘するとおり、「ゆとり」の実態は、授業時間の削減と「鬼ごっこ」の時間の増大というお寒いものだった。
 それにしても、「24時間闘えますか?」「企業戦士」などという言葉が当然のように飛び交っていた時代に育った私にとっては、隔世の感がある。

忌憚ない意見

2007年04月19日 07時19分49秒 | Weblog
ボツネタ経由の記事:
壱岐の浦弁護士 自由と正義ではあれこれと注文を・・@自由と正義58巻4号6
 事務所運営がスタッフ弁護士に任されていないこと(不必要に立派なテレビが勝手に送られてくるなど),報告書など作成しなければならない書類が多すぎること(依頼者ごとに切手の使用枚数を子細に報告するなど),手取り月27万円弱の固定給であることなど・・。

 バーディーは、このように、忌憚なく(いい意味で歯に絹着せず)意見を言う人を好む。歳をとると、周囲を過剰に気遣う余り、慎重で角の立たないものいいをするようになるものだが、これは単なる臆病に過ぎないことも多いし、何より現状を改善する方向には決して働かない。
 私も、法テラスにはまだまだ改善すべき余地が大きい(そもそも採用の段階でも大きな問題がある)と思う。ともあれ、浦崎弁護士のような人間を大事にするべきだ。

飛び込みのお客さん

2007年04月18日 20時45分40秒 | Weblog
 バーディーがお世話になっている法律事務所には、飛び込みのお客さんはまず来ない。殆どがどこかの紹介である。因みに、都市型公設事務所でも、大抵のお客さんは、区役所はじめどこかからの紹介のはずである。
 そこで思ったのは、飛び込みのお客さんを常に受け入れていたかつての会社とのギャップである。「安心感」が全く違うのだ。
 「開かれた」金融機関の場合、飛び込みのお客さんの中には、いきなり怒鳴り散らす人もいないではない。だから、応接には常に監視カメラが設置されており、警察官立寄所に指定されている。私も、関西で営業していたころは、時々怖い思いをしたものだ。
 飛び込みのお客さんを受け入れても大丈夫なのは、それなりに規模の大きい法律事務所ということになるのだろう。

長崎市長狙撃事件-犯人の動機

2007年04月18日 07時35分58秒 | Weblog
市長銃撃の容疑者 市に恨みか(NHKオンライン)
 
 被疑者は、平成15年に起きた事故をきっかけに、たびたび市に対して抗議していたようである。
 だが、これもあくまで表向きの理由。「道路の工事現場の陥没した部分に落ちて車のバンパーが破損する事故があった」からといって、市長の命を狙うというのは理解できない。何か深い背景があるのかもしれない。
 いずれにせよ、今後の捜査で明らかになるだろう。