Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

優等生の演技

2019年01月30日 08時12分44秒 | Weblog
小4死亡、「父親から恫喝」と親族が沖縄県糸満市に相談
 「糸満市によると、心愛さんの親族が2017年7月上旬、栗原容疑者が妻(31)に暴力をふるっていると相談。その際、「父親が(心愛さんを)恫喝している」と話したという。市は翌日、心愛さんが当時通っていた小学校と情報を共有。学校がけがの有無や表情の変化に注意したが、異常は確認できなかった。教員が心愛さんと栗原容疑者との三者面談もしたが、不審な点はなかったという。

 近年、こうした痛ましい事件が頻発しているように感じる。
 その原因の一つは、虐待に対する周囲の人たちの鈍感さにあると思う。
 例えば、この事件では、教員が容疑者と三者面談をして「不審な点はなかった」というが、この対応にはやや問題がある。
 DVであれ、児童・高齢者虐待であれ、一般に加害者は権力に弱い傾向にあり、行政の担当者や裁判官・調停委員の前では「優等生」を演じることが多い。
 これはいわば常識であって、だからこそ弁護士は、DV事案を受任すると直ちに司法手続に乗せようとするわけである。

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