先日開催された研修「「憲法9条の適用問題 ー 改憲論に備えて」2021年11月10日第二東京弁護士会」において、木庭顕先生が面白いことをおっしゃっていた。
予定時間を超過した後の質疑応答の中でのお話(というか嘆き)なので、今後雑誌などに載ることもないだろう。
中身は、「知的信用」で先生が指摘していた、「中等教育のところに大きな問題があるために、豊かな家庭に育っても、知的な信用が入っていない、没知性的な学生」の具体的な説明である。
先生によれば、社会に出て問題を起こしてしまう法学部生の特徴は、
・歴史を知らない
・哲学を知らない
・文学を知らない
・講義に出ない
・だけど試験にだけは出る
というものである。
いわば「試験サイボーグ」である。
先生は、法曹や官僚などを真に「知的な」階層とするためには、大学側も「知の不足」を猛省し、教育の在り方を見直すことが求められるという。
だが、大学だけの問題ではなく、それ以前の中等教育の問題もあるはずで、こちらが手つかずのままで良いわけがないだろう。
不可能ではないけれど、どちらもかなり険しい道のりという気がする。
予定時間を超過した後の質疑応答の中でのお話(というか嘆き)なので、今後雑誌などに載ることもないだろう。
中身は、「知的信用」で先生が指摘していた、「中等教育のところに大きな問題があるために、豊かな家庭に育っても、知的な信用が入っていない、没知性的な学生」の具体的な説明である。
先生によれば、社会に出て問題を起こしてしまう法学部生の特徴は、
・歴史を知らない
・哲学を知らない
・文学を知らない
・講義に出ない
・だけど試験にだけは出る
というものである。
いわば「試験サイボーグ」である。
先生は、法曹や官僚などを真に「知的な」階層とするためには、大学側も「知の不足」を猛省し、教育の在り方を見直すことが求められるという。
だが、大学だけの問題ではなく、それ以前の中等教育の問題もあるはずで、こちらが手つかずのままで良いわけがないだろう。
不可能ではないけれど、どちらもかなり険しい道のりという気がする。