王様の「秘密の参謀本部」

田端到&ビンゴ本郷の実験創作プロジェクト

最終聖火ランナー

2021-07-16 23:14:17 | エンタメ
 音楽や五輪の話題など。拡散しない場所に書こう。

●松本隆さんも細野晴臣さんも大リスペクトしているけど、はっぴいえんどを神格化する風潮というか、誉めないと音楽わかってない扱いされる空気はいかがなものか。ろくに音楽のことを知らなそうな雑誌の名盤特集で、はっぴいえんどが歴代1位に選ばれていたりすると腹が立ってしょうがない。
 じゃあ、例えば「風をあつめて」以外の名曲ってどれですか? 当時、本当に斬新な日本語ロックでしたか? 阿久悠が沢田研二でやった「ロックに日本語を乗せる試み」と比較して成功しましたか? なぜ、商業的に売れなかったの?

●上白石萌音さんの新作カバーアルバム。昭和歌謡をたくさん歌っていた2017年頃の印象が強すぎて、正直、物足りなかった。これは好みの問題です。
 以前はちょっと自信なさげに、はかなげに歌うその歌声やたたずまいが、70年代80年代の歌謡曲の世界観にぴったりだったのに、この4年間で仕事の大成功をおさめた今の彼女は、揺るぎない自信を身につけ、余裕を持って昭和の歌謡ポップスを歌うようになった。はかなげだった頃の上白石萌音はもういない。
 それはいいことなんだろう。ファンとしては応援します。でも、昭和のカバーアルバムを出すなら4年前が正解だった。まさに木綿のハンカチーフ。変わってく ぼくを許して。
 むしろ今はブルーハーツのような、覚悟を決めないと歌えない歌のほうが合っている。

●東京五輪の最終聖火ランナー、尾身先生説が出ていて笑った。「普通ならやりませんよ」と叫びながら走るのかな。

●いっそ東京五輪の開催派と中止派、代表を10人ずつくらい選んで綱引きの勝負で決めたらどうか。
 開催派は室伏広治、山下泰裕、吉田沙保里など。中止派はそのへんの文学者でも集めて。

●函館2歳Sはポメランチェ-ナムラリコリスで。メリトクラシーもこんなに付くなら足してもいい。
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