王様の「秘密の参謀本部」

田端到&ビンゴ本郷の実験創作プロジェクト

タイムループとか侍ジャパンの映画

2023-07-03 16:15:41 | エンタメ
●映画「リバー、流れないでよ」鑑賞。
 面白い。くすっとして、ほろっとする。劇団ヨーロッパ企画の映画作品。

 以下、ちょっとネタバレあり。
 冬の京都の貴船を舞台に、2分間が繰り返してしまうタイムループ映画。何度も時間が繰り返されることで、隠していた本音があらわになったり、人間関係の秘密が明らかになったり、時間が進まないことを喜ぶ人がいたり、自暴自棄になる人がいたり、人間の滑稽さと生々しさが見えてくる……。
 口コミで評判が広がっているようで「カメラを止めるな!」みたいなヒット作になるかも。自分は今、川が流れて欲しいのか、流れて欲しくないのか、考えさせられた。藤谷理子さん、かわいい。

●映画「憧れを越えた侍たち」アマゾンプライムで鑑賞。
 結果がわかっているのに、「ここで打たなくてどうする村上ムネ!」と檄を飛ばし、「頼むぞ大谷!」とまた決勝の9回はドキドキする。
 こっちはもうネタバレしてもいいと思うけど、

 メキシコ戦の佐々木朗希の試合後の涙や、チーム離脱の挨拶をつとめて明るく話す栗林のシーンも泣けた。吉田正尚の出場が本人の強い希望によるものだというのも初めて知った。
 先発ローテがあんなに早くから、吉井コーチ主導で決まっていたことにも驚き。確か日本のメディアでは「大谷やダルビッシュは契約上、アメリカラウンドで投げられない」とか何とか言ってたのに、だいぶ前からあのローテや準決勝の佐々木-山本由伸の順番も決まっていたとは。

●スワローズはまた最下位。今季は山田哲人の打撃不振がいろいろ言われるのはしょうがないけど、打率より大事なものがあると強く主張したい。
 誰も打てない阪神・村上頌樹のストレート(ストレート被打率1位)や、誰も打てないオリックス山下舜平大のカーブを、ものの見事にホームランした二振りだけで1億円くらいの価値はあるだろう。あとは盛岡の巨人戦の、腕をたたんでレフトスタンドへ叩き込んだ落合みたいなホームラン。

 得点圏打率がどうこう言ってる連中は、これらの一打の価値や芸術性がわかっているのか。今季のヤクルトは順位以外のところで楽しめばいいんだ。
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