パリ五輪陸上100ｍまとめ

●毎日、Ｘにポストしてるもんだから、こっちの更新がおそろかになってしまった。Ｘのアカウントはこちら。

　こっちでは陸上の短距離を中心に書いてきたのに、愛しのシェリーアン・フレイザープライスは100ｍの準決勝を棄権。予選で軽く10秒台を出して好調そうだったのに、当日の練習中にハムストリングを痛めたらしい。これで偉大なスプリンターのオリンピックが終了してしまうのか……。オー、シェリーって歌っちゃうぞ。
　おまけに200ｍ１本に絞ったシェリカ・ジャクソンまで故障で棄権。ジャマイカ推しは呆然とするばかりだ。一応、女子100ｍと男子100ｍのツイートだけ、以下に再録しておきます。

●陸上女子100ｍ予選。シャケリ・リチャードソンは流して10秒94、シェリーアン・フレーザープライスは流して10秒92。ふたりは準決勝の同じ組で走る。予選トップはマリー・ジョゼタルー！

●シェリーアンが100ｍの準決勝を棄権してしもうた。ウォームアップ・エリアに入るルールが昨日と今日で違うと数時間前にもめていたのは知っていたが、それがＤＮＳの理由かどうかはわからない。

●女子100ｍはジュリアン・アルフレッドが10秒72で金メダル！　セントルシアがオリンピックでメダルを獲るのはこれが初めて。しかも金メダル！　シャケリ・リチャードソンはスタートいまいちで銀メダル。
　アルフレッドのことはジャマイカのレーサーズグランプリで10秒78を出したときにツイートしてる。セントルシア生まれ、ウサイン・ボルトに憧れて高校はジャマイカへ。大学は奨学金の出るアメリカのテキサスへ。

●セントルシアのお祭り騒ぎの映像が流れてきた。国の大きさは淡路島と同じくらい、人口18万人のカリブ海の小国。

●サニブラウン９秒96自己ベストも、決勝進出ならず！　惜しかった。決勝進出タイムは９秒93。

●男子100ｍ決勝。ノア・ライルズ金メダル9秒79！　インコースのトンプソンとカーリーの争いに目を奪われていたら、ゴール寸前で外からライルズが飛んできて差し切った！
　すごい。Ｇ１を勝てる選手はＧ１に強い。銀メダルのキシャーン・トンプソンも同タイムの9秒79。追い風1.0ｍで７位まで９秒８台。シンビネとテボゴがナショナルレコード。
　ブックメイカーのオッズはトンプソンとライルズの２強だったから、有力選手が力を出した本命決着ではある。