サーファー院長の骨休め

“ビッグマッサータハラ”のライフスタイル

胸マクラ

2013-05-29 | Weblog
患者さんが腹臥位(うつぶせ)に寝た時、不快感を感じることがある。

背中が円いいわゆる猫背タイプの人は、平たいベッドに寝ると円背がより強調され、

逆に頚椎が下に沈み込み、僧帽筋の中に首が入り込み、揉むエリアが狭まって十分にマッサージができなくなる。

それに加えて、五十肩など肩関節に障害を抱えている人は、この体勢自体が苦痛で、

そのまま放置しておくと腕の位置を上げたり、下ろしたりどこに置いても痛いと訴え始める。

それを解消するために今までは、痛い方の肩とベッド面の間にクッションを入れてしのいでいた。

しかし、この胸マクラを使うことで、それらの悩みを解決してくれた。

リラックスして寝ていられるようになったのだ。

なぜなら高さが高く、前のめりに傾斜がついているので、首が外に浮き上がってきて、

しかも肩関節を屈曲位に保持できるので、これなら痛くならない。

マッサージ師側もこれだと頚から肩にかけて揉める範囲が広くなってやりやすくなる。

お互いに嬉しいマッサージグッズだ。
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