サーファー院長の骨休め

“ビッグマッサータハラ”のライフスタイル

結果

2018-07-10 | Weblog
今回のマーボロイヤルは、R1で敗退。

朝の練習の時、アキレス腱に痛みがピリッときた。
眠っていてほしかったのに、顔をのぞかせてきやがった。
今朝起きた時までは、平気だったのに、よりによってこんな試合直前に。
一本も乗らずに上がってきた。

この症状は、もう数年来の持病で、「アキレス腱石灰沈着」。
一度炎症が起きると周囲が腫れて、歩けなくなり、松葉杖を使うことになる。
今迄も自分で治療したり、専門家から助言を得ながらトレーニングを繰り返してきた。

30分後には、自分のヒートが始まる。

足に踏ん張りが効かない。
これで、無理をすれば、また松葉杖生活。またひと夏を棒に振ることになる。
頑張ることに恐怖心があった。

嫌いなゼッケン白を来て、沖でスタンダップしてみるとなぜか痛くない。


問題は、ここだ。
その時点で既に自分の中に「負けてもいい。」という理由を作ってしまっていた。
「お前の本業は、何だ。ここで無理をして仕事を疎かにしていいのか?」

帰り際、ホリコシさんに「今日は、どうだったんですか?」と聞かれて、「実は、これこれこうなって・・・。」と説明した。
「そうなんですよね。試合中は、興奮しているから痛み感じないんですよ。」と言われ、はたと思った。

彼もそういう経験があったのだろうか。
痛みがないならやってもよかったはず。
そこで、頑張れるか、頑張れないかは、勝負に掛ける思いが高いか低いかなのではないか。


選手として、自分で自分の専属トレーナーをやり、自分のスポンサーをする。
それで成功することが目的だったはず。


負けた収穫はそれだ。


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