西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

沖縄連帯集会~辺野古現地からの報告

2015-12-06 14:33:07 | 反戦・平和
昨日は長崎で行なわれた「長崎・沖縄連帯集会~いま、辺野古現地からの報告~」集会に参加した。



前に2度ほど参加したことがあったが、今回で15回目になるそうで、もうそんなになるのかと驚いた。

今回は、辺野古の新基地建設の埋め立てに使われる「岩ズリ」(土砂)が五島椛島の採石場からも運ばれる予定だが、その搬出に反対している五島の歌野礼さんのお話がある。それと同時に、名護市市議会議員の川野純治さんが来られるということで、お話を聞いてみたいと思っていた。

川野純治さんのお名前は聞き覚えがあって、多分あの方だろうと想像は付いていた。

川野という苗字が示すように、ウチナンチュウーではなく熊本のご出身だと云うことだった。

最初に15分ほど、辺野古の今の闘いの様子がDVDで流された。
そこでは老若男女がキャンプシュワブのゲート前に座り込み、やって来た機動隊に「もう戦争は嫌だと座り込んでいるみなさんを排除しないで欲しい。どうか、あなたがたも一緒に座り込んで欲しい。」と切々と訴える場面があって、沖縄の闘いの深さが感じられた。





川野さんは、過去のことについては何も話されなかったので、私もここでは書かないが、とつとつとした話ぶりで、「これでアジテーションはできるの?」と思ったほどだ。



「日本には本当に地方自治が存在するのか? 国が沖縄県知事を訴えるということは沖縄の民意を訴えたことになる。沖縄の自己決定権を認めるべきだ。」と話された。

現在、現地闘争を各市町村で支える「島ぐるみ会議」があるが、これが発展して今月14日に「オール沖縄県民会議」として立ち上がり、これがバックボーンとして、運動を支えるとも話された。

五島の歌野礼さんのお話は「五島・椛島の土砂が町民が何も知らされないままに、辺野古新基地建設のために搬出されようとしている。沖縄の県民も欲しがってはいない。



そのような岩ズリを700キロも離れた沖縄に運ぶより、本土で、五島で基地を引き取ることのほうがいいのではないか。」というもので、私や夫の考えと共通するところが大きいと感じた。





私は高橋哲哉の「沖縄の米軍基地 「県外移設」を考える」を読んでやっと県外移設を考え始めた新参者なので、もっともっとお話を聞きたいと思ったことだった。

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