西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

福島に来ないで下さい、福島のものを食べないで下さい

2013-04-03 23:32:31 | 原発事故
福島出身の方:福島に来ないで下さい、福島のものを食べないで下さい


福島を忘れないで下さい、でも、福島に来ないで下さい、福島を忘れないで下さい、でも、福島のものを食べないで下さい。皆さんが福島に観光にいらっしゃると、子供が逃げられなくなります。皆さんが福島のものを食べると、福島の子供達が放射性物質を食べることになります。


福島県外の人間が福島に来ると、それだけ福島は安全だということになってしまう。

子どもたちを避難させたいと思っても、観光客が来るほど安全な場所だということになって、避難させられなくなる。

われわれが福島のものを食べると、福島産の食品が安全だということになる。

そして、福島の子供達は給食で、福島産の食品を食べさせられてしまう。

だから、私たちは、福島に行くことも、福島産の食物を食べてもいけない。
この男性は、そう言っているのだ。

被災地のために何かしたい、役立ちたいと思う人は沢山いる。しかし、安易に観光してお金を落とす、福島県産品を買う、などということをやってはいけないのだ。



このブログにもコメントをしてくださる、福島県の女性からの情報によると、


福島市の学校給食に県産品を使用したら補助金を出すとのこと。

また、建築関係も県産材を使用するとポイント制で何かプレゼントを貰えるのだとか。


結局、国は福島県民を見捨てるということなのか!

いったい、この国はどうなっていくのだろう?



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2 コメント

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Unknown (たかたん)
2013-04-04 21:54:41
この男性の言うとおりだと思います。
すでに福島に住んでいる方の神経は壊れてしまったのかもしれません。
私も、最近は福島の野菜を食べます。
かろうじて、娘の分は頑張っていますが…^^;

福島の畑は荒れ果て、ふと気がつくと住宅地になっています。
もしくは、除洗のためのっぺらぼうになっています。
また、改めて畑を始めている人もいます。
人々の心のモザイクがそのまま畑になっています。

また、福島の花見山と言う観光地が今年は公開されます。
とても線量の高い地区で、この男性の言うとおり除洗はとても難しいです。
勿論その地域には子供も住んでいます。お年寄りも住んでいます。
逃げる人はもう逃げてしまいました。
残っている人はもう諦めるしか無いのかもしれません。
戦うでも無く、負けるでも無く、淡々と生きています。
自分に出来る事をひとつつずつです。
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お久しぶりでした (そぷん)
2013-04-06 08:49:12
たかたんさん コメントありがとうございます。

>人々の心のモザイクがそのまま畑になっています。

ここを読んだとき、比喩ではなくて本当に胸が痛かったです…。

戦うでも無く、負けるでも無く、淡々と生きている福島県の方々、ここ佐世保でそういう自体になったら、私も淡々と生きていくのだろうと思います。

安全地帯にいる県外の者が、「頑張れ!」というのはたやすいことです。だから、私は「頑張れ!」とは言いません。

県外に住む私たちが頑張らなくてはいけないことなのですから。
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