西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

明日、申し入れに

2014-08-24 21:26:58 | 石木ダム
昨日の朝日新聞・長崎版は、県が石木ダムの「未保留地」に対して9月上旬までに「収用採決申請を行う方針を固めた」との記事を掲載した。



そして、長崎新聞と西日本新聞は「8月26日に佐世保市長、川棚町長と三者協議をやって、申請の是非を判断する」との記事を載せている。





「未保留地」は、地権者四世帯が所有している農地である。もちろん四世帯の誰も申請のための署名捺印は行っていない。しかし地権者が拒んでも、代理で川棚町長が署名捺印できるのだ。
それで、8月7日、地権者の皆さんと私たちで川棚町長に面会し代理署名の拒否を申し入れたが、「手続きに瑕疵がない限り拒否はしない」とのことだった。

昨年9月6日に国土交通省から事業認定の告示が出された「石木ダム」建設事業は、来月8日までに収用採決申請を長崎県収用委員会に申請しなければ、事業は失効するのだ。

これまで知事も佐世保市長も川棚町長も「強制収用は考えていない」と言い続けてきた。

佐世保市議会「石木ダム建設促進特別委員会」の委員のみなさんは口をそろえて、強制収用には反対だといってきた。「最悪の事態になったら断固反対する」といった議員先生もいたのだ。

最悪の事態になる可能性をもった「収用採決申請」には、どんなことがあっても同意しないでもらいたい。

明日、私たちは「石木ダム建設計画の強制収用採決申請に同意しないことを求める」申し入れを、行うことにしている。

ただ、アポはまだとっていないので市長と会えるかはわからないが、せめて副市長とは面会して申し入れをしたいと思う。