西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

小佐々町を訪ねて

2014-08-15 22:56:05 | 日記
夏季休暇を利用して、船橋市に住む姪がやって来た。

名目は「お墓参り」だけれど、遠くからせっかく来てくれた姪をもてなしたい。

しかし、雨マークで80%の降雨率の今日、いったいどこへ行こうか…。

あまり無理をせずに、夕方から始まる「精霊流し」に間に合いたい。

そう思って、小佐々町の「日本本土最西端の地」まで行くことにした。



小佐々町は2006年、平成の大合併で佐世保市に編入された町だ。

私はこれまで小佐々町に一度も足を踏み入れたことがなかった。

佐世保の北隣りの佐々町、その北の吉井町、江迎町も鹿町町も平戸市も何度となく出かけているのに、なぜか小佐々町だけは行った事がなかったのだ。

初めての町を訪ねるのは何だかわくわくする。

娘と姪と3人で、スマートフォンのナビを頼りにどうやら目的地にたどり着くことが出来た。



生憎の雨、それもかなりの降雨で、海も荒れ見えるはずの平戸島も見えなかったけれど、岩場に突き出て設置されている記念碑の写真を撮ったり、潮風に吹かれたりしていると日ごろの喧騒を忘れて、開放感に浸ることが出来た。




帰りには、元町役場だった小佐々行政センターに寄って、「日本本土最西端訪問証明書」と切手を戴いた。





市内に帰り着くと、ちょうど「精霊流し」が始まった時間で、何艘もの「精霊船」を見ることが出来た。








駆け足で回った佐世保名所の旅?だったが、姪は気に入ってくれただろうか。

次回はまた私も行った事がない佐世保の地や名所、旧跡を案内したい。

私自身も楽しみである。