7月8日の観察会は「身近なカエルたち」。ガイドは理・動物の院生原村隆司さん。梅雨のど真ん中。カエルの話にふさわしい天候だが、カエルの声はしない。カエルは夜行性で夜に動くらしい。研究施設のすぐ北側に深い水槽が五区画位ある。かつては何かの研究に使用されたのだろうが、いまは水を湛えたまま放置されている。底の方にウシガエルのおたまじゃくしが沢山いる。早熟なのは二本の足が見える。生態植物園としての京大植物園、カエルに関しては駄目らしい。ウシガエルが他のカエルを食べてしまって、ウシガエルしかいないそうだ。「ヴォーヴォー」と低い鳴き声は聞いたことがある。アマガエルやトノサマガエルが見たければ近くの京大農場の田圃に出向くしかないだろう。ウシガエルは特定外来生物に指定されている。(ムカイノカッパ)