大相撲春場所14日目 4取り組みを観戦して

〇高安対●宝富士（押し出し）
高安は10連勝後腰高の相撲を取っていたので強さが見えませんでしたが、宝富士と両力士共々全力を投入する見事な相撲でした。


〇照ノ富士対●琴奨菊（はたき込み）
昨日日馬富士が稀勢の里を破ったのと稀勢の里のケガとで優勝が近づきました。一方琴奨菊は大関に返り咲くためには勝たねばならない戦いでした。残念ながら勝つ為に照ノ富士は変化をしてしまいました。会場は変化して琴奨菊が土俵に沈んだ瞬間悲鳴と怒号と人の心の叫びを悲しく聴きました。


〇玉鷲対●日馬富士（寄り倒し）
玉鷲の「強さ」が現れた相撲で、日馬富士は今後奇襲しか勝てないのでは・・・と思いました。


〇鶴竜対●稀勢の里（寄り切り）
稀勢の里は立ち合いで相撲を取る状態でないことが解りました。

普通大けがした力士は、休場を選びますが、新横綱の立場から負けは承知で出場し新横綱として役目を果たしました。徹底して春場所済み次第治療に専念してほしい。