テロのリスクについて国際開発センター顧問の話を聴く

「中東に限らず海外では、日本人を対象にしたテロが起きる可能性が以前に増して多くなってきました。
海外で勤務している場合　会社に行く途中いつも同じ時間帯や経路だと襲う側からすれば襲いやすい、行動パターンをいつも同じようにしない注意が必要です。テロのリスクが高まる中東での安全対策は・・・決定的な対策はありません。

中東から身を引いた方が安全では・・・？
今ここで日本企業が中東から撤退をすると、テロのリスクは減るかもしれないが、今まで仕事をしていた中東の国から見ると「日本は脅せば身を引いてしまうか」と日本の企業に対する信頼感が大きく落ちます。
これから2030,40年になると、おそらく世界の3人に1人はイスラム諸国の人となる。
同時にイスラム諸国は、新興国で経済が発展している国も少なくない。ビジネスチャンスはたくさんある。
やはりイスラム国に踏みとどまって日本企業、日本人、製品の素晴らしさを引き続き中東・イスラム世界でセールスしていく姿勢が必要です。」

ボクは、個人にしても、海外に進出している企業にしても、より多くの情報を集め、分析して、自己責任で行動しなければならない。
更に政府は、各方面の・多数の情報を、外務省を始めとする省庁が中心となって収集分析するのが肝心で、それを提供し活用してもらうことに努めなければならないと考えます。