日盛りの道の上で

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草の名前

2011-01-11 17:53:38 | インポート
多分自分で絶対に買っては読まないだろうという本を図書館から借りてきた、確か去年の本屋大賞のランクに入っていた、有川浩の「植物図鑑」、素直な恋物語なのだが(後で知ったのだが作者はラブコメの大家らしい)、作中に出てくる野生植物を使った料理の描写が秀逸で、思わず自分でも作って食べたくなる。

で、よく考えたら私はこの年になるまで草や木の名前をほとんど知らなかったわけで、別に知らなくても生活に困ることはなかったので、木は"あそこのでかい木"、花や草は"あの公園の入って右側の赤い小さな花や草"の説明で済ませていたわけで、この本にも書いてあるが昭和天皇は「雑草という草はない」とおっしゃられたそうで。

まるまるこの本の影響を受けて、本屋から木の図鑑と花の図鑑を買ってきた、開いてみるとカラー写真が多く(図鑑だから当然!!)植生や特徴などをぼんやり読んでいても面白くちょっとはまりそうである。

これで少し知識がついてきたら、多分誰かに自慢したくて嫁さんあたりを散歩に連れ出すのだろうなあ、と思う。

50代の男が素直な恋愛小説に感動するのもいかがなものかと思うが、いい本です、ひそかに本屋で買うかもしれません。



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