iPod-Nanoはわりといい

ずいぶん久しぶりの更新です、報告遅くなってすみません。

先日買ったIPod-Nanoを着けて走ってみた、小さくて軽く、クリップが付いてるのでシャツの襟でも、ジョグパンのポケットでも付けて存在を意識せずに走れるのはありがたい。

内部のセンサーで振動を感知するらしく、IPod-Touchの時のように靴に内蔵したセンサーと同期を取らなくてもよいようだ、これはせっかく買った靴内蔵用発信器が不要ということだろうか、ちょっともったいない気がする。

バッテリーの持ちはさすがに少ないが、連続３～４時間程度はOKのようなのでジョギングには十分使える、案外便利なのがFMラジオが入ること、この前の土曜日は調子に乗ってラジオを聞きながら２時間程度走ったら、右足のふくらはぎがつりました、まだまだ軟弱者です。

とりあえず、私が今年買ったもののなかではNanoは一番のお勧めになりそうです、ジョブズがいなくなった後でもAppleがこんな製品を出し続けてくれることを祈ります。

いいものは好きだ

奇しくもスティーブジョブズの死が発表される前日に注文したIpodナノが今日届いた。

Ipodタッチを腕に巻いて走るのに疲れて注文したものだが、小さいのはもちろんFMラジオも聞けるし意外なことに重力センサーで歩数をカウントするので靴側のセンサーはいらないらしい、今日は実際に走っていないのだが、センサーとの同期メニューが出ず、いきなりワークアウトに入れる、これはいいかも。

ランナーはよく知っていることだが、走るときはその走る運動を阻害するすべてのものを排除したくなる、長距離ともなればなおさら自分の体重以外のものを運びたくないし、できればウェアも脱ぎ去りたいくらいだ、縦×横45mmほどで重さも数十グラム程度のナノはそういった意味でランナーの邪魔をしない、明日からのジョギングはまた楽しくななると思う。

スティーブジョブズに特別な思い入れは無いが、iMacは2台買った、iPodも最初買ったやつから数えたら今度買ったナノは6台目になる、そのどれも買って後悔したことはなかった、ありがとうジョブズさん。

孤独なジョギングの友

昔、瀬古利彦さんという一時代を築いたマラソンランナーへのインタビューを読んだことがあって、「毎日の練習はつらくないですか？」という小学生のような質問に、瀬古さんが「つらいです、今日は走りたくないといつも思います。」というようなこれまた素直な答えを返されていたのを、今でも覚えている。

日本を代表するようなランナーでも練習はつらいのだから、私のようなランナーとも言えない市井の運動好きが、いつも練習をさぼろうとするのは当たり前だと、納得する。

ところが、ちょっと状況が良くなった、「Nike+Ipod」というシステムをご存じだろうか、私も名前は知っていたが使ってみるまでその楽しさが分からなかった、簡単に言えばIpodに日々のジョギングデータ（距離、ペース、タイム）を記録させ、さらにNikeが運用するWebのページでそのデータを見せ合い、励まし合い、競い合おうという趣旨のものである、走った距離の積算や、頻度によりトレーナーからアドバイスとか、励ましの言葉もいただける、まあ、バーチャルなゆるい長距離愛好サークルみたいなものである。

これが結構励みになる、もともと長距離は孤独でストイックで無言なスポーツだから、横のつながりは鬱陶しいと思う方も多いのだろうが、そこまで筋金入りの孤独愛好家ではない方にはお勧めです。

ちなみにWebトレーナーの言によると、先週私が走った距離は”友達に自慢していい”レベルだそうです、自慢できる友達がいないのでここで自慢しておきます。