しばらくマラソンねたが続いたので、今回は家で飼っている猫「凪」(なぎ)について書いてみる。5年ほど前大学生だった長男が突然飼いたいと言い出し、近くのホームセンターのペット売り場で売れ残っていた生後2ヶ月ほどの猫を家に連れてきた、田舎なので野良猫はあっちこっちにいるのだが、一応血統のはっきりした(それでもチンチラとアメリカンショートヘアの混血ということだったが)猫を飼いたいと言ったのは長男だったっけ。
今では写真のようにでっかくなって態度もでかい、キャットフードも鰹節をかけないと食べない、そのくせ知らない人が家に来ると帰るまでどっかに隠れて出てこない、顔を半分だけ出してこちらを観察していることがある、あまり鳴かないが、鳴くときは何か用事があるときである、ドアを開けてくれとか、えさがないとか。
仕事から帰って玄関の引き戸を開けると、たいがい写真のように三つ指をついて出迎えてくれる、性格は悪いし、頭もよくないようだが、こういうときはおもわず頭をなでてやりたくなる。
すべてのマイナス要因をチャラにしてしまう絶対的な、圧倒的な魅力があるという点で、すべてのペットは悪女にも似ている。