日盛りの道の上で

日々の日記と家族のこと、仕事と趣味、雑感少々

夏の終わりの台風

2022-08-31 13:28:19 | 日記
 朝6:30からやっているNHKのラジオ体操は、今日で今年の全国巡回放送を終わる
そうだ、そうかもしれないと思っていたがやっぱりなあ、いかにも日本の夏が去っ
ていく感じがする。
 はるか南の海上には猛烈な勢力になった台風が、獲物に狙いを付けた猛獣のよう
にとびかかる準備をしているというのに今朝の中途半端な青空と、のほほんとした
ラジオ体操の掛け声を聞きながら歩いていると、ウクライナの戦争も夢の中のこと
のように思えてくる。


 
ヨーロッパ東部の砲撃の音も、はるか南の海の上の風の咆哮も、いま自分がいる
場所からは窺い知ることのできないはるか遠くの出来事で、自分の目で見ることが
できないそれらは、本当に存在しているのだろうかとふと思った。


残暑お見舞い申し上げます

2022-08-09 15:21:12 | 日記
 立秋を過ぎたら残暑見舞いになるそうで、連日の猛暑続きのなか、とりあえず残暑お見舞い申し
上げます。
 考えてみれば、私の小さい頃はクーラーなどなかったわけで、長い夏休みの暑さをどう乗り切って
いたのか、朝10時までは夏休みの友をやって、昼飯はソーメンでそれから川に泳ぎに行って、昼の3時
には帰ってきて、また夕方までみんなで遊ぶ、という小学生の毎日でした。
 夏休み明けに川でおぼれて出てこない子などは私の記憶にある限りいなかったので、そのころの子供
たちはワイルドな夏休みをなんとか無事にすごしていたのでしょう、私も泳げない頃3回ほど溺れた
のですが、上級生や大人が助けてくれました、今、何気なく生きていますがあれは運命の分かれ道だった
かもしれません、暑い夏の午後に空を見上げているといろいろなことが思われます。



まだまだ暑い日が続きますが、どうかお体を大切に・・・

有象無象

2022-08-05 09:42:20 | 日記
 集団に向かって「有象無象」という場合、自分もその一人であることを忘れてはならない。
 灼熱の日盛りの道の上で、死にかけているミミズが最後に目にする青空のように、忘れない
景色が人生にはいくつもある、有象無象が心にとどめているその景色は幾重にも集積されて
「いんたーねっと」になるが、それは記憶のため体積はない、時がたたぬうちに忘れられ
また、記憶は集積される。



 

「タイパ」について

2022-08-02 14:41:53 | 日記
 「タイパ」という耳慣れない言葉を聞いたのでググってみたら「タイムパフォーマンス」のことらしい、
要するに”時間の過ごし方の価値”ということになるのだろうか、これがいいということは自分にとって
価値の高い時間の過ごし方であり、低ければ無駄な時間を過ごしたことになるということだろうか。
 確かに日常生活の中で”無駄な時間だった”と思えることはいままで多くあるが、私は「いい勉強になった」
と思うようにしてきた、次からは同じような無駄なことはしないから勉強の効果は積み上げられていく。
要するに自分の経験することになかに、無駄なことはあまり無いというのが基本的な考えだ、人間だれしも
失敗や、無駄なことはしたくないが、その経験の後にはいくらかの成長をしているものだ。
 あらゆる情報がインターネットで共有される現在では、情報の氾濫を止めることはできないが流入
する情報をコントロールすることはできると思う、もっと自分の直感を信じてもいいのではないだろうか。
たとえ「タイパ」がすこぶる悪くても・・・


今年は海に行けるかな、